はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

華麗なるオペラとフラメンコのコラボレーション

2007-06-02 19:27:26 | アカショウビンのつぶやき
 オペラの名曲と日本のうたのしらべを
    ~オペラ「カルメン」ハイライト~





当地では本格的なオペラを観る機会はなかなかありません。
今日はビゼー作曲のオペラ「カルメン」ハイライトを楽しんできました。
久し振りに勇壮な「闘牛士のうた」や、ホセを慕うミカエラのアリア、更に情熱的なダンス・フラメンコも初めてでした。
出演者は数々のオペラの舞台で活躍している、地元鹿児島の若手の歌手が揃い、素晴らしい舞台となりました。
アンコールは出演者全員の合唱で「千の風になって」を爽やかに歌ってお別れ。
まだ余韻に浸っている アカショウビンです。

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2 コメント

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本物を間近で見ることは驚嘆 (はっぴー)
2007-06-05 08:45:27
ビゼー作曲のオペラ「カルメン」のハイライトを楽しまれたとのこと。幅のあるバリトン歌手の豊かな声量の歌声と、凛としたソプラノの歌声にうっとりとされたことでしょう。
メリメの小説をもとにして作られたという全4幕のこの歌曲は、全体を見ると男女の愛憎劇ですが、いつの時代のいずこの人も、最終的に求めるものは「愛」なのだ、「自分を丸ごと受け入れてもらうことだ」という事実を再認識させられます。人は、自分の弱さ、足りなさ、過ちなどが明らかにされてもなお、自分を受け入れてくれる「愛」を、この世を去るまで求め続けるものなのだと思います。

実をいいますと33年ほど前、学生時代に私も一度だけですが、このオペラ「カルメン」の舞台に立って、衣装を付けドーランを塗って、オペラ歌手の方々の後ろで、その他大勢の一人として歌ったことがあります。舞台に立つための夜の合同練習のたびに、すぐそばで歌われるバリトン歌手の、私の体が共鳴するほどの迫力ある歌声には十分魅了されたことを思い出さしました。

本物を間近で見ることは驚嘆です。
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はっぴー様 (アカショウビン)
2007-06-05 18:10:43
カルメンの舞台に立たれたのですかぁ。
素晴らしい体験をなさいましたね。

練習のとき、隣で歌ってくださる方が素晴らしいアルトですが、時々自分の声のような錯覚に陥ることがあります。ソリストの近くで歌えるなんて感動ですね。

加齢と共に声も弱くなりますが、それでも仲間に加えて頂けることを感謝しつつ歌っています。

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