この春、息子に良いことがあった。10歳年下の可愛らしいお嫁さんを迎えたのだ。
幼いころの彼は、おしゃぶり大好き。眠る時は祖母の耳をつかんで眠る子だった。街灯の柱から落ちたのは4歳だっただろうか。車のサイドミラーを折ってしまったのも、このころ。墓下の竹林から竹の子を持って帰り、得意満面だったこと。林の木の皮をはぎ、基地を作って校長室で説教されたこと。
わんぱく坊主の気配すら見せず、羽織袴の彼はこの日、堂々としていた。しっかりもののお嫁さんと支え合い、幸せな家庭を築くことを願うばかりである。
肝付町 永瀬悦子 2011/5/20 毎日新聞鹿児島版掲載
幼いころの彼は、おしゃぶり大好き。眠る時は祖母の耳をつかんで眠る子だった。街灯の柱から落ちたのは4歳だっただろうか。車のサイドミラーを折ってしまったのも、このころ。墓下の竹林から竹の子を持って帰り、得意満面だったこと。林の木の皮をはぎ、基地を作って校長室で説教されたこと。
わんぱく坊主の気配すら見せず、羽織袴の彼はこの日、堂々としていた。しっかりもののお嫁さんと支え合い、幸せな家庭を築くことを願うばかりである。
肝付町 永瀬悦子 2011/5/20 毎日新聞鹿児島版掲載
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