白寿の母は骨粗しょう症で入退院を繰り返していたが、医者の薦めでグループホームに入り元気を取り戻した。
夫に先立たれ12年。「早く父さんがお迎えにこないかな。世話をかけるばかりで長生きも考えものだ」と涙ぐむ。「元気で長生きなら言うことないよ」と慰めると、手足の体操をして見せ、体を動かさないと駄目とパソコンにしがみつきがちな私をたしなめる。
帰りしなに「あめ玉か黒砂糖か持ってこようか」と聞くと「体には黒砂糖がいい」と即答。顔を見合わせ大笑い。
「これじゃ当分父ちゃんも迎えにはこられないよ」とまたまた大笑い。
肝付町 吉井三男(65) 2007/7/10 毎日新聞鹿児島版掲載
夫に先立たれ12年。「早く父さんがお迎えにこないかな。世話をかけるばかりで長生きも考えものだ」と涙ぐむ。「元気で長生きなら言うことないよ」と慰めると、手足の体操をして見せ、体を動かさないと駄目とパソコンにしがみつきがちな私をたしなめる。
帰りしなに「あめ玉か黒砂糖か持ってこようか」と聞くと「体には黒砂糖がいい」と即答。顔を見合わせ大笑い。
「これじゃ当分父ちゃんも迎えにはこられないよ」とまたまた大笑い。
肝付町 吉井三男(65) 2007/7/10 毎日新聞鹿児島版掲載
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