子いわく「君子矜して争わず」
過日、同好の集まりで若い者のあまりの無礼さに、つい声を荒げ席を蹴ってしまった。そのときは俺にもまだ元気が残っていたかとうれしい気もした。
ところが日ならずして手元の論語の以前付箋した箇所を何気なく開けたら冒頭の一節が出てきたのである。
参った、なんと愚かなことを、若い者を諭す立場にありながら年がいもなくと臍をかんだのだった。老いてはいるが、まだ先は長い。今一度孔子様の教えを座右の銘として生きていこうと己に誓うことだった。
鹿児島市 野崎正昭 2015/11/12 毎日新聞鹿児島版掲載
過日、同好の集まりで若い者のあまりの無礼さに、つい声を荒げ席を蹴ってしまった。そのときは俺にもまだ元気が残っていたかとうれしい気もした。
ところが日ならずして手元の論語の以前付箋した箇所を何気なく開けたら冒頭の一節が出てきたのである。
参った、なんと愚かなことを、若い者を諭す立場にありながら年がいもなくと臍をかんだのだった。老いてはいるが、まだ先は長い。今一度孔子様の教えを座右の銘として生きていこうと己に誓うことだった。
鹿児島市 野崎正昭 2015/11/12 毎日新聞鹿児島版掲載
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