おしゃれとは無縁の私に帰省の子らが、年を重ねるほど明るくきれいな服を着るようにとアドバイス。身だしなみに気をつけろということか。老いては子に従え! 起床と同時にパジャマからセーターに着替える。遠のいていた美容院へも足を運ぶ。白髪のままでも調髪をすると様になる不思議。以来毎朝鏡に向かうことにしている。
ある朝、ぬれ縁に毛繕いしている猫とふと目があった。「おう! お主も身だしなみに気を配っているのか」「そうなのニャー」
以来、猫に倣ってというより猫と張り合っている私がいる。
鹿屋市 門倉キヨ子 2017/2/21 毎日新聞鹿児島版掲載
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