鹿児島市立松原小学校の伝統行事<錦江湾横断遠泳>は、大正15年に始まり、戦争等の影響で一時中断したが、昭和41年に「心身共に強くたくましい子どもを育てたい」という願いから復活され、今年は、4年生以上91人の児童全員が、対岸の桜島小池海岸から鹿児島市磯海水浴場までの約4キロを2時間かけて泳ぎ切ったという。
万年カナヅチのアカショウビンには夢のような話。
古代泳法の師範を父に持つ夫は幼い時から徹底的に鍛えられたらしく、8人の子供たちは父からプールに投げ込まれた話をよくしていた。父親の指導はかなり厳しかったようで、義姉は70代後半までマスターズに参加したほどだった。
子供だけは「カナヅチ」にならぬよう、2人の子どもを小学校のスイミングクラブに入れたが、小5の娘が、寒中水泳に参加したいと言い出したときは驚いた。
小雪の舞う日、ブルブル震えながらプールに飛び込んだ娘の必死の形相を思い出す。「飛び込んだ瞬間死ぬかと思った…」と言っていたが風邪も引かなかった。
松原小の子供たちも貴重な体験を通して、一段と体も心も逞しく成長することだろう。心からの拍手を送りたい。
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