2年前、母の100歳の祝いにいとこたちが胡蝶蘭を届けてくれた。昨年は咲かなかったが、5月から花が開き始めた。夏風邪で伏した母も花の勢いに触発されたか元気になった。
母は毎月、病院で診察を受けている。先生が「いくつになりましたか」と尋ねると「先生とおんなじ」と答えて、先生も大笑いされた。外来患者の最高齢なのでスタッフに人気がある。
6年前に大腿骨を骨折し、デイサービスを利用している。介護施設ではゲームに興じ、話をよくするらしい。今朝も車椅子から胡蝶蘭の花にタッチして、施設の迎えの車に乗り込んだ。
鹿児島市 田中健一郎 2017/8/13 毎日新聞鹿児島版掲載
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