居間からガラス戸を通して見える所に沈丁花、ツツジ、紫陽花、サクランボの木を植えている。
特にサクランボは鳥たちを監視するためと思って植えた。
そのサクランボの実が赤く色付いた。今日は雨が降っているのに傘をさしてちぎった。
雨にぬれたサクランボは光っていた。1つ口に入れてみる。上あごと舌で押しつぶす。皮が破れて歯が種にあたる。甘い汁がのどを通る。
父が桃を食べた時「うーん神様の味付けはうまいねー」と言った。うちのサクランボの「神様の味付け」も最高だった。
宮崎県日向市 黒木節子(71)毎日新聞鹿児島版掲載
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます