志布志のペット霊園から、毎年行われているペットの彼岸供養をたのまれ出かけて行った。驚くのは、いつ行っても参加者が多いことである。今回の参加者も約100人とか。四、五十人は座れる霊園のホールには入りきれず、外にはテントが張ってある。参加しているすべての人が、飼っていた犬や猫たちを亡くして悲しんでいるだけでなく、愛するペットが彼岸の世界に生れてほしいと願っている同心の集いである。参加者の中には、志布志市以外からの人も多いという。こんなにも人の心を動かすペットの見えないちからに感動させられる。
鹿児島県志布志市 一木法明(83) 2019/5/14 毎日新聞鹿児島版掲載
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