あの恐怖の熊本地震から2年が過ぎた。心身ともにこんなよわいになっての疲労こんぱいでどうしようもなかった。
不安の中でいろいろな支援を受けて元の地に帰れた。まだまだ苦労しておられる方々を思うと感謝せねばと心から思う。
亡夫が植えたマキの木、ツバキ、梅などの緑が輝き、鮮やかな紫陽花が紫色の笑顔で迎えてくれた。この場所に住みたいという私の願望に応えた娘2人が懸命に協力してくれたことだった。「新しくなった我が家に無事帰りました」と主人に心の中で報告する。高齢の残りの日々を大切に生きよう。
熊本市 中央区 川口紋子(90歳) 2018/5/31 毎日新聞鹿児島版掲載
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