今年は寒気の強いせいか野鳥が多い。
特にヒヨドリ、メジロなどにぎやかである。
朝早くヒヨドリが来ると、スズメたちが庭に南角のシモクレンの枝に17.8羽集まり、さえずる。
そこにヒヨドリが近づくとパット逃げるが、必ず一定距離を保ち監視している。
ヒヨドリの目的は妻の用意したメジロ用のミカン。
用心深く左右を見て先客のメジロを追い、大きい顔をしてつついているが、
人影を見るとサッと逃げる。
その間スズメたちは周りを忙しく飛び回っている。
小さいスズメたちにも境界線があると、感心して冬の面白い風景を眺めている。
鹿屋市 小幡晋一郎 2013/3/8 毎日新聞鹿児島版掲載
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