先だった70過ぎの友人と歩くことがあった。彼と歩調を合わせるのに息切れがしそうだった。彼は何度も待っていてくれた。脚力の差は歴然、情けない。しかし年のせいばかりでもなさそう。幼い頃から膝が悪かった。中学時代教練強行軍があり、痛い足をひきずって難渋したのだった。定期的に卓球をしているが、仲間は私の足には接着剤が付いていると言う。
しかし同年配の人がおぼつかなく歩いているのを見ると、俺はまだいけるとかすかな優越を感じることもある。
ともあれ天国へは歩いて行きたいものである。
鹿児島市 野崎正昭 2018/4/17 毎日新聞鹿児島版掲載
しかし同年配の人がおぼつかなく歩いているのを見ると、俺はまだいけるとかすかな優越を感じることもある。
ともあれ天国へは歩いて行きたいものである。
鹿児島市 野崎正昭 2018/4/17 毎日新聞鹿児島版掲載
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