はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

孫、夏空に舞う

2008-08-13 15:12:22 | はがき随筆
 夏本番。あちこちで猛暑をふっしょくする威勢のよい祭りの掛け声が涼風に乗って心地よい。
 伝統ある、市の夏のイベント「ばか踊り」に2人の孫娘が通う保育園が初参加した。祭りの好きな私は、スタート地点から解散地点までの市街地を、可愛い踊り連にエールを送りながら密着。年長組の長女は脇目もふらず、きちんと、しっかり踊り、3歳半に満たない次女は、見物の人の波に戸惑いながらも、アスファルトの長いコースを踊りきった。
 そろいのハッピ姿がりんとして愛らしく、街灯に照らされて真っ赤な笑顔が輝いて見えた。
   鹿屋市 神田橋弘子(71) 2008/8/13 毎日新聞鹿児島版掲載

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