大阪にいた頃、故郷・垂水の母からよく贈り物が届いた。春には自分で作った大きいジャガイモ、バンビメロンの頃には甘くて大きいメロンを。暮れには餅や里芋。正月過ぎには大きいポンカン。他に、みそやかるかんなど。いつだったか、紬の着物まで。なんでも惜しげもなく次から次へ。母一人の生活もやっとだっただろうに。
宅配便はまだなくて、何日もかかって届いた。餅などはカビが生えていた。今、ありがたいことに関西には翌日には届く。亡母に感謝しつつ、今は私が娘たちにせっせと無農薬のミカンや野菜などを送っている。
霧島市 秋峯いくよ 2013/5/24 毎日新聞鹿児島版掲載
宅配便はまだなくて、何日もかかって届いた。餅などはカビが生えていた。今、ありがたいことに関西には翌日には届く。亡母に感謝しつつ、今は私が娘たちにせっせと無農薬のミカンや野菜などを送っている。
霧島市 秋峯いくよ 2013/5/24 毎日新聞鹿児島版掲載
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