今年も、赤からピンク、白へと流れるような淡いグラデーションのシャクナゲが咲いた。
へぼカメラマンの私は2軒隣のご近所さんの庭先に、デジカメを持って押っ取り刀で駆けつける。一回りも先輩のその家の主に向かって、花に寄り添ってとか、もっと笑って、などとあれこれ注文をつけながらバシャバシャ、シャッターを切る。
現役ゴルファーだけあって、背筋がビシッときまっている。何ごとにも前向きで、障害を物ともせず立ち向かっていく、彼女の凛とした生きざまにはいつも敬服している。飛び切りの良い写真が撮れたらいいな。
熊本県菊陽町 有村貴代子 2018/5/3 毎日新聞鹿児島版掲載
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