「少し風が暖かくなってきたね」
「日も長くなってきたよ」
「おや、土筆の坊やも顔を出し始めたね」
「たくさんの兄弟たち、そろそろ僕たちも花を咲かせようか」
「そうしよう、そうしう。春を知らせよう。喜んでくれる人がいるよ」
紅色の小さなつぼみが一つ、また一つと開き、白色の小さな手まりのような花を咲かせた庭の沈丁花。
「行ってきます」
朝、戸を開けると、沈丁花の何とも言えない春の香りが漂ってくる。じっと見つめ、思わずにっこり。心が和む。
出水市 山岡淳子(48) 2007/3/22 掲載
写真はバセさんからお借りしました。
「日も長くなってきたよ」
「おや、土筆の坊やも顔を出し始めたね」
「たくさんの兄弟たち、そろそろ僕たちも花を咲かせようか」
「そうしよう、そうしう。春を知らせよう。喜んでくれる人がいるよ」
紅色の小さなつぼみが一つ、また一つと開き、白色の小さな手まりのような花を咲かせた庭の沈丁花。
「行ってきます」
朝、戸を開けると、沈丁花の何とも言えない春の香りが漂ってくる。じっと見つめ、思わずにっこり。心が和む。
出水市 山岡淳子(48) 2007/3/22 掲載
写真はバセさんからお借りしました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます