(承前) これは別言するならば、何事も完成的には存在せず、一からの積み重ねの上に、の現在であるのだから、それを学ぶにあたっても一からの積み重ねが求められる、ということでもある。 「哲学の歴史を一身の上に繰り返す」(ディーツゲン)とはそういう学びである、と捉えている。 さて、話は飛んで、その「発生は系統発生をくり返す」ということを理論レベルで . . . 本文を読む
今回は「個体発生は系統発生をくり返す」ということについて説いていきたい。長くなるので(400字詰め原稿用紙4枚ほど)2回に分けてアップしていく。 「個体発生は系統発生をくり返す」。この論理ほどに、自身の人生にとって大切な、別の言い方をするならば、役に立ったものはないと思えている。 もっと早くに、このことに気づけていれば自身の人生ももっと実りのあるものになっただろうに . . . 本文を読む