東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

「骨盤後傾」の一般的な過程像(3/3)

2024-10-25 12:55:38 | 覚え書
40代以降は、個性的でありながらも一般的には衰えていく(筋力、骨力等の低下)、加えて、運動量の低下によって、「骨盤後傾」の良い姿勢を維持することが難しくなっていく。これ以降は、個人差が大きいので一概には言えないが、「骨盤後傾」の最終像、完成像としては、70代〜80代以降くらいの女性(おそらく、一般的に女性の方が筋力がそもそも弱いから、余力が無く衰えも早いが . . . 本文を読む
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「骨盤後傾」の一般的な過程像(2/3)

2024-10-25 08:44:47 | 覚え書
小学校に入って、「骨盤後傾」による良い姿勢を教えられ、出来れば褒められ、出来なければ「ほらもっとシャンと背筋を伸ばして!」と叱られる、場合によってはバレエ教室等で「お尻でコインを挟んでるつもりで、お尻をキュッと締めて!」と憧れの先生から教え込まれる。そうやって身についていった素晴らしい「骨盤後傾」の姿勢!胸を張って、背筋を伸ばして、お尻をキュッと締めた姿勢 . . . 本文を読む
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「骨盤後傾」の一般的な過程像(1/3)

2024-10-25 08:20:22 | 覚え書
「骨盤後傾」からの姿勢の崩れの一般的な過程像。何回かに分けて。ほとんどの人間は、幼少期は「骨盤前傾」の「股関節重心」で立っている。何故なら、ハイハイ(四足)から立ち上がっての当初(二足)は、そうとしか立ちようが無いから。(例えば、スケート初心者の滑ってこけまいと必死にバランスを取るる、少し前傾で腰を屈めた姿勢をイメージすれば良い . . . 本文を読む
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芍薬甘草湯〜の効果に、一般的治療の像が深まった〜

2024-10-25 01:31:39 | 覚え書
バドミントン後、窓を開けて眠って居たら脚がつって目覚め、「芍薬甘草湯」を飲んだら、ものの数秒で治った。「芍薬甘草湯」は、『鍼灸如何に学ぶべきか』でも紹介したかと思うが、筋肉のつり(痙攣)に、本当によく効く。 漢方薬というと長期間服用してはじめて効果がある、との先入観がある(自身では)のだが、「滋陰降火湯」(喘息に) . . . 本文を読む
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