脳卒中のリハビリテーションについて学んだ。そこに求められるものは、『武道空手學概論』で説かれ(解かれ)る技創出の過程的構造そのもの。と思う。
本日のリハビリテーション医学の授業で、「ブルンストロームのステージの概念」について教えていただき、合わせて現在の脳卒中のリハビリテーションについて教えていただいただいた。
端的には、正常な運動の形が出来ないうちに力を込めての運動を行わせると共同運動や痙性 . . . 本文を読む
所謂プチ断食を行なった。自身を実験体として学ぶということの大事性実感する。
プチ断食とは、長期の断食では無く1日の断食を行うことであるが、月に一度程度のプチ断食で、コレステロール、中性脂肪等の値が改善されたり、無理の無い減量効果が得られる。
二年程前には、半年くらい継続して行なったことがあるが、諸々の事情でこのところ行なっていなかった。が、ブログで取り上げたこともあって久し振りに行なった。
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来週の取穴実技の試験に備えて、知識としてでは無く実際に使えるものとして経穴を覚えるという観点から、取穴して灸を実際に行なった。
覚えておくべき経穴の取穴。(骨度法と同身寸法)
手の太陰肺経、手の陽明大腸経
孔最:尺沢〜太淵、12寸の1/2、一寸上。あるいは尺沢から5寸。
列欠:尺沢〜太淵、12寸の下から1/2の1/2の1/2=1/8。あるいは太淵から1.5寸。
偏歴:曲池〜陽渓、12寸 . . . 本文を読む
取穴法という観点から経穴を考えると三つある。正確には一つと二つ合わせて三つというべきか、と思う。
一つは解剖指標からすぐに決まる=取れるもの。もう一つは解剖指標からすぐに決められないもので、それには二つあり、解剖指標や経穴間を結んで予め決められている骨度法に従って、何分の一という形で決めてくるもの。と解剖指標から同身寸法を使って何寸という形で決めてくるもの。(正確には、骨度法プラス同身寸法という . . . 本文を読む
断食の意義について。その原点を問う必要性。
卒業研究で、耳鍼による減量効果(正確には体重変動)について検証する。ということが問題となった。詳細は本題では無いので省略するが、日本人の年間の体重変動について、自身で自然的要因、社会的要因によってどの様に体重変動があるのか。と調べ考えて見た。
その中で、ある動物園で自然の猿の食と体重変動のありかたに従って、飼育する猿の食のありかたを見直して食の量と質 . . . 本文を読む
頸部痛、頭痛を訴える患者に対しての手技(狭義の道具を使わない手技、、、以降、狭義の道具を使わない手技、指圧器は含む=手技、道具を使っての手技=鍼灸、吸玉等と表記する。)施術の事例。
数年前のオペ以来、頸部痛、頭痛が定期的に起こる。という訴えのある患者に対しての施術。痛みのある部位は「風池」、自身で痛む部位に指圧をすると軽減するが、治ってしまうことは無い。患側の「肩外愈」辺りに押さえると痛気持ちい . . . 本文を読む
本日の取穴実技、胃経と脾経の取穴。
「解剖指標」
膝蓋骨(底、尖、底内外側端)、上前腸骨棘、恥骨上縁、脛骨粗面、内果尖、外果尖、脛骨、腓骨頭、第一第二中足骨、中間楔状骨、舟状骨。
前脛骨筋・腱、長趾伸筋・腱、長母趾伸筋・腱、大腿筋膜張筋、縫工筋、大腿直筋。
鼠径靭帯、大腿(スカルパ)三角、大腿動脈・静脈・神経、足背動脈。
「骨度寸法」
1:犢鼻〜解渓(16寸)、2:膝蓋骨尖〜内果尖(15寸 . . . 本文を読む
宮川浩也先生お灸セミナーでの学び。コリの二重構造。
「コリと言えば、深層筋膜や筋肉の問題だと思っている人が多いと思うが、皮膚のすぐ下、脂肪組織の上にも浅層筋膜があって、それがコルこともある。それは皮膚を摘んでみれば分かる。」
「浅層筋膜がコッテいるのに一生懸命、深層にコリを求めて施術しても結局はコリは取れない。いくら施術しても取れない頑固なコリには浅層筋膜のコリの場合があって、浅層筋膜に対して . . . 本文を読む
肉無しの食生活のあり方を考える参考にと、ビーガン、ベジタリアン、マクロビ、玄米菜食等々について、あれこれ調べている。健康法としてと動物愛護的?の二つの流れがある。と思える。
ビーガン、ベジタリアンといった場合は、現在では健康法というより、動物愛護的?な流れになっていると思える。「牛を食べるのは可哀想、残酷」ということか?
それに対して、マクロビや玄米菜食といった場合は、身土不二が健康につながる . . . 本文を読む
実験とは、仮説を検証するための実践である。それゆえ仮説抜きの実験はあり得ない。また当然のこととして、仮説を検証する、出来る形での実験が求められる。
自身の事実で言えば、ある技による施術、治療を何日か何週あるいは何ヵ月、何年にもわたって行って、その結果としてその技とその技による施術に関わっての一般論を持てる様になって、つまり仮説が出来上がって、その仮説が本当だろうか?と確かめるための実践が実験であ . . . 本文を読む
「覚え書」カテゴリ記事について。
適宜、加筆訂正していき、出来上がった時点で時間ある時に再度カテゴリ分けしていくつもりです。逆から言うと、今後はカテゴリ分け出来ていない=覚え書に振り分けられている記事は、未完である、自身の判断として、と思っていただいて良いです。 . . . 本文を読む
セネファ主催の宮川浩也先生のお灸セミナーに参加。
ご自身の経験と学びの精華を惜しげも無く披露していただいた。
また、少数の名人では無く、多くの平凡(な鍼灸師)を育てたい。そうでなければ鍼灸は日本国民の健康に資することが出来ない。とご自身の思想性高き志を語っていただいた。
学ぶことの多いセミナーであった。お灸についての学びの場を設けてくれたセネファにも感謝。
詳細は改めて書きたい。と思う。
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腹診に大きく二つあり、教科書的には。
難経系と傷寒論系。難経系は、腹部を肝心脾肺腎の五つに分けて診る。
傷寒論系は、a.心下痞硬 (心下部が自覚的につかえる=心下痞、他覚的に硬く抵抗感あるものを心下硬、併せて心下痞硬:心)
b.胸脇苦満 (季肋下部に充満感、肋骨弓の下縁に指を入れようとして入らない、苦満感や圧痛あるもの:肝実)
c.小腹不仁 (臍下に力なくふわふわしているもの:腎)
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取穴実技の三限目。胸腹部の指標となる部位の触診。併せて、任脈、太陰肺経の一部(中府、雲門、天府、俠白)の取穴。
触診部位。鎖骨端、頚切痕、胸骨角、胸骨下端、第二肋骨、第一肋間、第二肋間、第三肋間、第四肋間(乳中)、第五肋間、第六肋間(第七肋骨までが胸骨に直接つく?第六まで?)、剣状突起、臍、恥骨結合(胸骨下端:中庭から臍:神闕が骨度法8寸、臍:神闕から恥骨結合:曲骨までが骨度法5寸)、モーレンハ . . . 本文を読む
「覚え書」のカテゴリの記事、の書きかたについて。
その時々に思いついたことを、タブレット端末で打ち込んでいく。思いが深まったらその都度加筆訂正していく。という形で書いて(打ち込んで)いきたい。
理由は二つ。一つは、そうすることで忙しいを言い訳にしてブログを休まなくても良い。それ以上に、思いついたことをその場で書いて(打ち込んで)おかないと、後で思い返しみても自身の像が変わったものとのなってしま . . . 本文を読む