一年を振り返ってみると、自身の筋道を持っての実践の大事性痛感される。
この一年間は、この一年間もというべきかもしれないが、次から次へと新しい出来事、問題の連続であった。
これには自ら望んでの変化もあったし、望まない問題もあったのであるが、そして上手く対応していけたこともあれば、失敗であったなあと思えることもあるのだが、新たな変化であるだけに試行錯誤的にしか対応できなかったので、取り返しのつ . . . 本文を読む
血の病理と病証、まずは血の生理の復習から。
血は、西洋医学でいう血液を指すが、血については、西洋医学に近いものとして捉えられている部分が多々有る。
血は、脾胃の働きで飲食物から得た「地の陰気」と肺が呼吸によって取り入れた「天の陽気」とが合して生成されたもの(他にも、宗気、衛気、営気、津液が同じ過程で生成される。)である。
また、血は営気と津液から造られる、ともある。
血は血脈中を心の . . . 本文を読む
東洋医学における頭脳の問題について考えている。時代性という観点の大事性痛感する。
「新・頭脳の科学」(瀬江千史 菅野幸子著 現代社)に学ぶことで、人間にとっての、それゆえ医学にとっての頭脳と認識の問題の大事性痛感され、東洋医学においても、そのことの大事性は同じこと。と思え、東洋医学ではそのことを如何に捉えてきたのか?また、現代においては如何に捉えるべきなのか?を求めて、先輩や先生に問うことを . . . 本文を読む
ブラウザブロッカーを使う事で、simカードの速度制限時も快適にネット接続が出来る。
ネット接続をntt光からbiglobeのsimカードへと変更して月々の出費が大きく削減出来たのだが、スマホを車でナビゲーションとして使ったり、休日に動画を連続して観たりすると、速度制限がかかってしまう事がある。
その時に、ブログ更新閲覧、メール送受信が快適に行え、動画、画像無しのほとんど文字のみとなるが、ホーム . . . 本文を読む
浅田真央選手の全日本選手権での演目。「どうして!?」と疑問に思う。
今季、浅田真央選手が一年の休養期間?を経て復帰したので、果たして一年のブランクを克服して見事に復活するのだろうか?と興味津々である。
テレビ番組では、浅田真央選手も25歳となり「真央ちゃん」から大人の女性へとなっているので、大人の女性のスケートをすべく、復帰直後から「蝶々夫人」という新たな演目に意欲的に取り組んでいる。と紹 . . . 本文を読む
「新・頭脳の科学(下巻)」では、病の二重構造について説(解)かれる。頭脳の問題を抜きにしての医学など、それが西洋医学とは違った体系を持つ東洋医学であっても、それが人間と人間の病を対象とするものである上、有り得べくも無いということ痛感される。
今回、「新・頭脳の科学」を読み返すことで、頭脳の問題の人間にとっての大事性が、次第次第に分かってくることで、東洋医学においても、頭脳の問題を無視してはな . . . 本文を読む
「新・頭脳の科学」(瀬江千史 菅野幸子著 現代社)、下巻へと読み進めている。数年前に読んだ時には分かり得なかった、この書の凄さが少し分かって来、この書にしっかりと学ぶことで、東洋医学の究明の方法が、それゆえ東洋医学のあらまほしき姿が分かっていけるのではと思えている。
第十編、第一章、第九節では、「このように、いかなる対象でも原基形態から完成形態へ、完成形態から原基形態へと、何回も辿り返すこと . . . 本文を読む
新たに始めた、漢文と点字の学びについて。
漢文の学びを始めた。案ずるより産むが易しとの思いする。
東洋医学の古典を理解していくためにはは漢文の素養が必須であるとの思いになってきて、これまで敬遠していた漢文の学びを、「基礎からの漢文」(江連隆著 前野直彬監修 数研出版)を使って始めた。
始めるまでは、古典を原文で学ぶということは難しいと聞かされていたので、ある意味、清水の舞台から跳 . . . 本文を読む
気血津液の病理と病証、まず、津液の病理と病証からまとめて行くこととする。
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「旧・東概」では、津液が病むということを大きく二つに分ける。一つは津液の不足であり、もう一つは津液の滞りである。
前者の津液の不足の原因にも二つあり、摂取・生成の不足と消耗・排泄の過多である。
病証としても二つ、身体の乾燥と尿量の減少、便秘(つまり排泄の減 . . . 本文を読む
「旧・東概」のまとめ。再開するとしながらも、再度の長い中断であったので、言訳を一言。
再度の中断の理由は端的には、「現在ある<東洋医学>の全体像を描こう」と始めた「旧・東概」のまとめであったのだけれども、自身の行っている作業が本当に、そのことになっているのだろうか?との疑問が次第に大きくなってきて、「何か違う!」との思いにまでなってしまったからの再度の中断であった。
しかしながら、それは . . . 本文を読む
本日の経絡経穴概論。前回の復習として胃経の頭部と頸部の経穴の解説、加えて、胃経の胸腹部の経穴の解説。
「胃経:頭頸部・胸腹部」
頭部(承泣、四白、巨髎、地倉、大迎、頬車、下関、頭維)頸部(人迎、水突、気舎、欠盆)胸部(気戸、庫房、屋翳、膺窓、乳中、乳根)腹部(不容、承満、梁門、関門、太乙、滑肉門、天枢、外陵、大巨、水道、帰来、気衝)
. . . 本文を読む
「経気」について学んだ。人間の実体と機能の頭脳による統括についての自身のイメージが広がった。
金曜日の東概の授業。「蔵象」の項が終わり「経絡」「病因病機」へと入っていった。その中で「経気」に関わってイメージできない部分があり質問した。
「経気」について教科書では、以下の記述がある。
(1)「経絡の機能を経気と呼び、これは生理物質や情報を伝導することを表すものであり、宗気、原気、衛気な . . . 本文を読む
本日の忘年会で、左合先生に東洋医学、鍼灸に関わっていろいろとお話いただき、質問もさせていただいた。中でも、東洋医学の未来についての質問をさせていただき、いろいろと示唆いただいたこと、ありがたく・・・・・・。
端的には、頭脳の科学と認識学の発展を東洋医学はどう受け継ぐのか?それとも無視するのか?無視するとして無視することができるのか?という質問に対してのお答えいただいた。お答えいただいたことを . . . 本文を読む
今、「経気」についての原稿(400字×4)を書き上げたのだが、アップする時間が取れない。本日は医古文の勉強会、その後忘年会なので、明日になる予定。
もし帰宅早ければ今夜にでも。と思っていますが・・・・・・。 . . . 本文を読む
「寒雀」について調べた。弁証法的に考えることの大事性痛感された。
先日、寒い日に駅のホームで雀を見かけて、昔々に恩師から見せていただいた「寒雀」の絵を思い出し、もう一度見ようとネットで調べたら、「美味」「滋味」等の表現が多く、驚かされた。
というのは、自身の「寒雀」のイメージは、「厳しい冬の寒さに必死に耐えている小さなかわいらしい雀の健気な姿」であり「生命力というものの偉大性の現れ」であ . . . 本文を読む