起床までの喉の痛みが、起床とともに嘘のように治ってしまった。人間の身体は本当にうまくつくられているということ実感する。
鍼灸学校が始まって1週間がたった。3年生の授業は新たな先生との出会いもあり、国試へ向けての緊張感もありで楽しいものなのであるが、席が一番前なので黒板を消すたびにチョークの粉が舞って、当初は喉が気持ち悪いくらいで済んでいたのであるが、それが毎日であるので昨日には咳が . . . 本文を読む
寝た状態と立った状態では、人間の脳の働きは違うのでは無いのか、違わなければならないのではないか、と思える。
体調不良で入院させた高齢の父親。昨日、病室へ行って見るとすっかりボケてしまっていた(入院以前は、日常生活をしっかりと自立して行っていたにも関わらず……)
これは、病院の特殊性ゆえに(端的には上げ膳据え膳である)、体調の不良と相まって自立心(自分のことはしっかりと自分でせねば!という意思) . . . 本文を読む
『看護の生理学』読み返している。その説きかたに感心させられる。
鍼灸国試へ向けての学び、東洋医学に関わる部分は、国試に合格するレベルという観点からは、ほぼ全体が理解出来てきて後は直前に過去問集で仕上げれば良いのではと思える。それ以外の部分で、「関係法規」「医療概論」「リハビリテーション医学」「はりきゅう理論」等は暇を見つけて教科書を一読しての過去問集で、と考えている。
となると、残るは「解剖学 . . . 本文を読む
鍼灸学校で何故に解剖学・生理学を学ぶのか?と改めて問い返すと、「人間の解剖は猿の解剖のための鍵である」(マルクス)との言の偉大性痛感する。
素直に考えれば鍼灸は東洋医学の一分野で、西洋医学とは別の理論体系を持っているのだから、東洋医学の学びと鍼灸の実技の学びをすれば十分であり、一般教養として西洋医学を学ぶことはあっても、それ以上の西洋医学の学びは不要である。とも思える。
しかし、である。現 . . . 本文を読む
夏季集中講義で筋について学んだ。人間の身体は合目的的である。との視点の大事性痛感する。
昨日の夏季集中講義、前腕の筋の起始停止、支配神経、作用について学んだ。その中で短掌筋の作用、小指球の皮膚の緊張。何のために?との問いに、「掌に凹みを作る為。」と解答もらった。
しかし、である。それはあくまで結果としての事実でしかないと思える。人間の身体は、最初から人間の身体として存在したものでは無く、単細胞 . . . 本文を読む
夏季集中講義での学び。ソクラテスのしようとした事が自分なりにイメージ出来てきた様に思う。
昨夜の夏季集中講義。循環(血液、血管、心臓等)について学んだ。その中で、循環=内部環境の調節機構についてが問題となった。
循環=内部環境の調節機構には、1:圧受容器反射(血圧調節。血圧の高いのを感知し交感神経抑制、副交感神経亢進。血圧を下げる。)、2:化学受容器反射(血中酸素濃度調節。酸素量減少、二酸化炭 . . . 本文を読む
細胞膜の選択的透過性について学んだ。全てに筋を通して考えることの大事さ痛感する。
昨日の夏季集中講義で、細胞膜には選択的透過性があり、物質は物理的に小さくなって行って、例えばカリウムが分解されて行ってカリウムイオンというところまで分解されてはじめて細胞膜を通過することができる。と説かれた。
説かれた細胞膜の選択的透過性について、大きく二つの疑問を持った。
一つは、消化の過程が物理的でなく化学 . . . 本文を読む
ロジャースについて学んだ。彼は、自己概念(主観的な自己)と経験(客観的な自己)との乖離が心を病ませる大元であると捉え、自己一致ということが、自己概念と経験とが近似的に重なる様になっていくことをカウンセリングの目的とした。
そして、自己一致が心の病を癒して行くのは、人間が本来持っている「成長力」によると考えた。
フロイトの精神分析療法の目標である「カタルシス」は、自己の精神世界での自己一致と言え . . . 本文を読む
「臨床心理学」の授業で映画「パッチ・アダムス」観、その後に、医療従事者と患者との関係性は如何にあるべきかを説いていただきました。
映画では、主人公パッチの「医者は患者とふれあうことが、心の交流が何よりも大事!」として、大学のルールを無視して実習病院に入り込み患者を笑わせようと関わって行く姿が描かれ、それと対比する形で、「医者は患者から権威ある存在として仰ぎ見られる様にならねばならない。そのた . . . 本文を読む
四月の学びで記事にしたもの以外について簡単にまとめて、今後の課題も上げておきます。
実技では、鍼灸のもう一つの柱である灸について学びました。灸は学校で学ぶ以前にも自身でも行なっていたのですが、授業で艾柱の理想的な形状、その作り方、線香の持ちかた、火の付け方と丁寧に教えていただくことで、僅か一ヶ月で格段の進歩ありました。詳しくは改めて論じる予定ですが、伝わっているものをしっかりと学ぶことの大事 . . . 本文を読む