通勤時にすれ違う看護学生達を見ると、今の看護学校では、彼女らに一体何を教えているのか?と暗澹たる気持ちにさせられる。
毎朝の通勤時に、おそらく看護実習のために市民病院へと通う看護学生と思える制服を着た女性達の幾つかのグループとすれ違うのだが、ほとんどどのグループも歩道一杯に(二三人が横に並べば一杯になる狭い歩道である)広がって、楽しそうにおしゃべりしながらの通学?であ . . . 本文を読む
「思索への示唆」(ナイチンゲール)と『形而上学』(アリストテレス)を読み比べると、「思索への示唆」でナイチンゲールの為したことはアリストテレスの為したことと共通性があり、その意義は。個体発生は系統発生をくり返すということなのではと思える。『形而上学』と「思索への示唆」の引用と共に……。 . . . 本文を読む
『医学原論(上巻)』(瀬江千史著 現代社)を読み終えた。難解というものにも二つがあるのだということ実感された。
昨日から仕事が年末年始の休みに入ったので、本日は読みかけになっていた『医学原論(上巻)』を一気に読み終えた。当初の、読み出す時点での自身の思いは、『医学原論(上巻)』という厳しい書名からも、難解な論理・理論が説かれるのであろうとの、相当以上に身構えての、であった。
しかしなが . . . 本文を読む
『医学原論(上巻)ー医学教育講義』(瀬江千史著 現代社)が届いた。期待どおりの、と思える。
本日、『医学原論(上巻)』が届き、早速に「まえがき」と「目次」を読んだ。
自身が『哲学・論理学原論{新世紀編〕』(南郷継正著 現代社)を理解する(そこへ登る)為の導きの書であり、『哲学・論理学原論〔新世紀編〕』から自身の専門を理論的に構築する(そこから降る)為の導きの書でもある、と思えた。
しっかりと . . . 本文を読む
『科学的看護論 第3版』(薄井坦子著 日本看護協会出版会)を読み返している。説かれることとともにその背後にあるものの大いさに圧倒される。
『科学的看護論』の最初の版は何度も読み返していたものの、『科学的看護論 第3版』は一度は目を通したものの、「難しくなったなあ」との思いを持っただけで、ゆえに、その後は読み返すことは無かった。
今回、読み返してみて「難しい」との思いは変わらないものの、説かれる . . . 本文を読む
ブログ『漢方相談 昌栄薬品』で「東洋医学では、「心独り病まず」と申します」として、降圧剤の功罪について説いていただいている。説かれること、論理的にはまったくそのとうりであると思える。しかしながら、現実にはなかなかその正しい筈のことが、である。(人間は、理屈で考えるべき時でさえ感情で判断し行動しがちであるだけに、と思える。)
そもそもが、高血圧ということを考えてみると、特にそのほとんどを占めると言 . . . 本文を読む