東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

コロナパニックについて〜観念論的見解批判〜

2024-10-23 18:33:44 | 覚え書
この数年間で日本中にコロナ恐怖症が蔓延してしまっていて、病原性が風邪レベルとなったと言われる現在に至るもコロナ怖い!の人は珍しく無い。のみならず、感染症一般に対しての恐怖症が日本人を蝕んでいる如くである。ここで、多くの日本人が誤解している(マスゴミの宣伝で誤解させられている)事がある。それは何かといえば、ウイルスや細菌は、人間を痛めつけたり、殺したりするた . . . 本文を読む
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日本の伝統食〜植物性雑食+魚介食の意義〜

2024-10-23 12:54:24 | 漢方薬、食
日本の伝統食は、植物性雑食+魚介食という構成になっている。これは、日本全国の伝統食をざっと眺めてみれば、誰もが納得する筈である。例えば、『日本の食生活全集 聞き書大阪の食事』(農山漁村文化協会刊)を見よ。問題は、何故それが健康に資するのか、である。端的には、それが系統発生の食の繰り返しであるから。より構造的にいえば、サルは植物性雑食でサルへとなって行き、そ . . . 本文を読む
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幼少期脊椎剥離骨折による側弯症の事例〜運動をしないことの弊害〜

2024-10-23 12:31:28 | 施術事例
幼少期の脊椎剥離骨折の後遺症で、半身のコリ、痛み、手足の痺れが出て来ている。脊椎脇の硬結を探っていくと、ひときわ硬い部位がある。指圧を加えると半身のコリが随分と解れていく。これは、人間特有の病というよりも、動物にも共通の怪我の後遺症。しかしながら、コロナ以降それまで続けていた運動(ダンス)を止めたら症状がひどくなって受診という経過を考えると、運動しなきゃあいけないのを、 . . . 本文を読む
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人間の病は自分で作り出す病〜病の二重性〜

2024-10-23 10:15:08 | 覚え書
やっちゃあいけない事をするからおかしくなって病んでいく、というのが人間特有の病その事例。骨盤後傾+膝重心による膝痛、腰痛、上背部から頚部の歪み(円背)による痛み。自分で病の原因を作っているだけに、作り続けているだけに、治り難い。解しても解しても、となる。 . . . 本文を読む
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コロナ後遺症、喘息への漢方薬〜滋陰降火湯、治打撲一方+附子〜

2024-10-23 08:21:09 | 漢方薬、食
 「滋陰降火湯」、喘息に、コロナ後遺症(のひつこい咳、痰)に コロナ後遺症で、一ヶ月近く咳と痰が続いていた時に、医者が出してくれる薬(漢方薬を含めて)に効果無く 自分で、漢方を勉強し直して(『腹証図解漢方常用処方解説 (三考塾叢刊)』によった)、選び使ってみたものの内一番効果のあったもの。 理合としては、東洋医学的 . . . 本文を読む
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本能に代わる認識の働き〜自損事故に思う(2)〜

2024-10-23 05:33:11 | 治療論
 端的には、人間はやっちゃいけないことをやるから病気になる。(認識の問題)それに対して動物は本能に導かれて、やっちゃいけないことはやらない。やらなきゃいけないことはやるから、人間で言えば怪我や衰えはあっても(そこからの人間の病気と同様の経過をたどることはあっても)人間のような病気にはならない、である。 これに対して、うちの猫は腎臓病や肝炎、癌 . . . 本文を読む
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古典研究について〜個体発生は系統発生を繰り返す〜

2024-10-23 04:07:17 | 覚え書
 現在の古典研究について。弁証法性の無さを感じる。これは、何故に古典=古代中国の時代のレベルを現代のレベルから、実際以上に高く見てはならないのか?との問題でもある。 現代においても、中国古代の古典と言われる『黄帝内経』等の書を研究している方はおられると思う。それらの方の思いは、「古代中国の神業のごとくの鍼灸を求めて」であると、以前に著名な古典研究の先生に伺ったことがある。 しかしなが . . . 本文を読む
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