先週に続けての2週連続のペンクリニック。さすが専門家(ペンドクター)は違うなあ、と感心させられた。
先週、梅田のNAGASAWA文具店で万年筆の調整をしていただいて、これまで少しの引っかかりが気になっていた万年筆が、別物のごとくに書き味なめらかになった。
それに味をしめて、他の万年筆もとなって本日、2週連続でペンクリニックのお世話になった。
本日、調整いただいた万年筆はそれほどに不満はなかったのであるが(これは修正用の赤インクを入れていたので使用頻度が低かった)ということもあったのだが、前回の調整の効果に、もしやこの万年筆も調整いただけば、より良いものになっていくのでは?との思いでお願いした。
結果として、これまでインクフローが少し良すぎて、原稿用紙を片付けるまでに乾かす手間、時間あったものが、多すぎず、少なすぎずの絶妙なところで調整していただけ、さすが!との思いとなった(これは前もって申告していたものでは無しに、ペンドクターが試し書きをしての、インクフロー良すぎないですか?との問いかけに、そういえば、とお願いしたものであったので、余計に感心させられた。
また、調整いただいた万年筆の時代のペン先は鍛造品であるから(現在では効率優先の圧延方式であるらしい)柔らかく撓るペン先で、貴重なものであるとも教えていただき、二重に、さすがペンドクターとの思いとなった。
自身の手技施術も、こうありたいもの(技と知識の二重性でのプロとしての)施術でありたいものとの思いになった。
長原ペンドクターありがとうございました。