平成22年3月27日(土)
昨日に続きとても明るい空、上天気でしたが、肌寒い日でした。
昨日26日は、北九州国際会議場で、
の北九州市私立幼稚園連盟主催の
『春期教師研修会』がありました。
約300名の出席でした。
私は、教育研究委員として会場の諸準備があり、
午前8時半に到着。
『家庭との連携をするために:保育の重要性の伝播をめざして』と題して講演
私は、記録係でしたから、
いつもにも増して、一言も聞き逃さないように
注意深くメモを採りながら聞かせていただきました。
北野先生は若くて、とても元気で 早口な先生なのです。
おまけに、内容が濃くて、参考文献や
資料類や図表もたくさんありました。
これは、テープ興しをして、研究紀要作成のため
今からわかりやすくまとめなくてはなりません。
若い先生たちは、参考になる事例がたくさんあったと思われます。
子どもを第一に考えてバラエティーに富んだ関わりで、自信を持って笑顔で!
明日からの保育に活かしていただきたいと願っています。
さて、『食育』は新たに法律が制定され、
保育所・幼稚園や小中学校でも
取り組まねばならない分野となりました。
ところが、最近は、子どもだけの孤食が増えて
お手伝いしない子などの人数も恐ろしく増えています。
核家族化がすすみ、
マナーや伝統の文化の伝播も出来ていない現状の中
如何にして偏食(野菜嫌い)をなくし、栄養のみならず箸の持ち方まで
家庭と連携して育てていくか…大問題です。
そこで、
午後1時半~2時半は
基調講演『味覚や咀嚼(そしゃく)機能の発達を大切にした食育の実践』
http://www.ezaki-glico.net/youji/cute/cute3.html
引き続き2時半~『食育セッション』
『天野貴子と上橋俊子のいきいき食育実践レシピ』
テレビでおなじみの野菜ソムリエ・フリーアナウンサーの 天野貴子さんと
栄養士・食育実践家の上橋俊子さんのパワーポイントを駆使したお話。
午後4時からは、小松啓子先生のまとめのお話。
みっちり一日中、研修漬けでしたが、
4人の先生方それぞれの専門分野からの示唆にとんだ話題に
全員熱心に聴き よい刺激を受けていました。
天野貴子さんのブログのアドレスは↓
http://amanotakako.yoka-yoka.jp/
珍しい野菜のおはなし、興味深くおききしました。
早速、天野ブログにその模様をアップしてくださっています。
家庭の機能が変わりつつある時代背景ですが、
子育ての主眼は、常に子どもの育ちのために
園の幼児教育のために
という視点が大事です。
家庭は、あくまでも、居心地の良い信頼感のある場所で
精神的な密度の高い接し方がなされているか、
そして、真剣に子どものことを思ってしつけているか
愛情・愛着心・やすらぎや生きがいが見つけられることが、
できるように、家庭との連携が必要です。
(サポートではなくinvolvement)
心を育てるのは、簡単ではありません。
が、この上なくやりがいがあります。