2014年3月2日（日）絵本ゆっくりコース・荒井良二先生の授業内容

今日は荒井良二先生の3回目授業です。「久しぶり！皆元気だった？」まずは現在制作中だという大分別府のお話を少し。
続いて3月8日に出る、荒井先生初めての新書本『荒井良二の絵本じゃぁにぃ』の紹介。
そして、京都在住のピアニスト野村誠さんの活動について教えて頂きました。野村さんは老人ホームで利用者さん達に作曲を教えておられるそう。これからどんどん高齢化社会になる日本。高齢者の方の置かれている状況はいずれ自分達の未来と重なるものです。そういう意味でも高齢者向けの絵本があっても良いのでは？と荒井先生。これはなかなか身につまされるお話でした。

後半はいつものようにテーマを決めて小冊子で絵本の練習をしました。

2014年3月2日（日）絵本研究科・高科正信先生の授業内容

高科正信先生の本日の授業テーマは「言葉のちから」です。「今日はお話したいことがいっぱいありすぎてどこから始めようかな」と高科先生。まずは先日お亡くなりになられたまどみちおさんのお話から。新聞に掲載されていた記事の紹介後、『まどみちお・全詩集』の中から「ぼくがここに」「カ」を朗読。人、もの、どんな存在にもあたたかい眼差しを向けておられたまどさんのお話。
続いて、力道山の手紙、円谷幸吉の遺書の言葉。様々な例を具体的に示して頂き、後半は前回の課題「好きな絵本の書評」について。参考例として穂村弘さんと寺村摩耶子さんの書評を読みました。
次回4月6日で高科正信先生は今期最後の授業となります。テーマは「神話的時間」のお話です。よろしくお願いします。