今日のイラストレベルアップクラスは、サタケシュンスケ先生2回目の授業です。
本日のテーマは「作品を世の中に発信する①」です。
営業、公募、展覧会など、手を動かし、足を運んでできることについてのお話です。
まずは自分の絵や存在を知ってもらうことが大切です。
そのためには、売り込み、人からの紹介、クラウドソーシング、展覧会や公募などの方法があります。
サタケ先生は、どこで見てもらえるか知らなかったので、路上販売から始めたのが第一歩だそうです。
「手軽に始められそう」という理由で始めたけれど、見てくれるのは街行く人です。「とにかく誰でも見て欲しい」では仕事に繋がらない。
イラストレーターになりたいなら、ちゃんと見てもらうべき人に見せなければならない、と気付かれたそうです。
そして個展をすることに。
見ていただきたい方に案内状を出して、実際に見に来ていただき仕事へ繋がったそうです。
売り込み先としては、出版社、グッズメーカー、デザイン事務所、イラストエージェンシー、ギャラリーなどです。
授業では具体的な出版社名や、関西のエージェンシー名や特徴など、「すぐに持ち込みに行こう!」と思える貴重な情報を教えてもらえました。
次に売り込み方法です。
売り込み先が決まれば、そこの制作実績、専門、得意分野など下調べをします。
自分の作品を、例えばどう使って欲しいか、どんなことで役に立てるかを具体的にアピールするなど、売り込み方法のポイントを聞きました。
後半ではお題が出て、その絵を覚えている範囲で描いてみました。
まずはパンダを描きました。
パンダの黒と白がどのラインで分かれているのか、分かっているようで正確のは知らない方が多いです。
次にレッサーパンダ・アライグマ・たぬきを描き分けてみました。
アライグマやタヌキは、マンガのイラストになっていることも多いので、そのイラストの印象が強いです。
でもそのイラスト自体が間違っていることもあるので、きちんと調べて描きましょう。
自分の思い込みのイメージを疑ってみてください。
次回のサタケ先生の授業は、「作品を世の中に発信する②」で、webを使っての営業方法についてです。