絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2023年4月1日(土)イラストレベルアップコース・ デザイナーの駒井和彬先生の授業内容

2023-04-05 16:23:58 | イラストレベルアップコース

本日は「企業カレンダー制作」の課題発表です。

企業のノベルティアイテムとしても、需要のあるカレンダー。
実在の企業を想定して制作する、という課題なので
①想定した企業名
②エンドユーザーの年齢層や性別など
③どういうイメージで制作したかのコンセプト
④アイデア~完成までの制作過程
⑤苦労した点や気に入っている点
などを含めて発表していきます。

「それぞれの発表の後、100点満点の作品でも120点になるように、その作品についてコメントを伝えてあげて下さい」

さて、いよいよ発表です。



●印刷会社を想定し、新色の特色である色見本2色をセレクトして制作した。一緒に封入するメッセージカードやパッケージにもこだわった。
●北欧家具メーカーの購入者特典カレンダーとして制作した。使い終わったあともポストカードとして利用できるような工夫をした。
●百貨店のフェムテックゾーンに入っている企業のプロダクトを月ごとにイラストに取り入れて、休息やオフを意識したカレンダーづくりにしてみた。
●暮らしに寄り添う、というコンセプトの企業なので、量より質を意識し、女性に向けたカレンダーにした。

カレンダーの講評
・ストーリーや想像する余地が感じられるイラストなので見ていて楽しい。
・企業とイラストの結びつきがもう少しあればもっと良くなりそう。
・活版印刷や、羊皮紙などに印刷されていたら更に雰囲気が出そう。
・1冊の写真集でも、引きと寄りの構図があるように、構図に緩急があればより魅力的。
など、どんどんアドバイスやコメントが飛び交います。


手のひらサイズや、自分で切って変形サイズにされた方、カレンダーを入れる封筒やシールまで作られた方など、工夫を凝らしたカレンダーが沢山並びました。

また、実際にその企業にアプローチして、現在店頭で飾ってもらい、グッズ展開のお話になっている方もいらっしゃいましたよ!

さて、次回の駒井先生(5月27日)の課題は「ZINEを作る」です。
皆さんの作品を冊子の形にしてきてください。見てもらいたい人や用途を設定し、新作を2点以上入れてください。
授業までに1度、先生にラフを提出し、チェックを受けて下さいね。
皆さんの作品が楽しみです。
アディオス!

 

●ガイダンス(説明会)のお知らせです。

秋から始まる絵話塾の生徒を募集しています。

絵話塾にご興味のある方は、ぜひご参加ください。

お待ちしています。

 

4月9日(日)18:00~

4月15日(土)14:00~

4月22日(土)17:00~

4月23日(日)18:00~

4月29日(土)14:00~

4月30日(日)14:00~ 16:00~

 

詳しくはメールkaiwajuku@galleryvie.jp
またはtel.078-332-5808までご連絡ください。

よろしくお願いいたします。


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2023年4月2日(日)絵本ゆっくりコース・木村真さんの授業内容

2023-04-05 14:07:06 | 絵本ゆっくり塾

本日の授業は、絵本編集者の木村真さんです。

木村さんは学研で絵本の編集をされています。

tupera tuperaの『やさいさん』『くだものさん』も木村さんの編集です。

木村さんの授業は、年に一度ですので、スポット受講の方も多いです。

 

ダミー本の講評をしました。

ほとんどの方がダミー本を持ってきていましたので、自分のダミー本を隣の方に渡して、回し読みをしていきます。

皆さんのダミー本を読んで、良かったところと良くないと思ったところをメモしておきます。

全員のダミー本を読み終えるまで1時間かかりました。

集中したので疲れましたね。少し休憩をとってから講評をしていきましょう。

 

一人ずつ講評していきます。

 

・子ども向けの絵本だとすると、子どもが興味を持つことに絞ったほうがいい。

・なんで?こうなるの?と思う部分が描かれていないと、疑問が解消されないまま、モヤモヤして終わってしまう。

・イラストに奥行き(影)あるといい。

・表紙はネタバレしないように、なおかつストーリーのイメージは大事。

・内容によっては、流れが途中で変わるより、最後まで同じ流れで押し切ってみるのもいい。

・見返しで使えそうなページは、見返しに使って本文を増やしてみる。

・主人公がいない抽象的な話の場合、誰に感情移入したらいいか分からない。

 シンプルなイラストでも、色で印象を与えるといい。

全ての講評が終わると3時間の授業が過ぎてしまったので、

少し時間を延長して、ボローニャブックフェアのお話を、パソコンで画像を見せていただきながらお聞きしました。

ボローニャブックフェアは商談の場で、版権を買うために学研からボローニャに参加されたそうですが、

日本の会社は9社、韓国は約30社、中国は約20社が参加されていて、

韓国が力を付けていて印象的だったそうです。

戦争反対や移民の絵本など、一冊の絵本にいろんな肌の色の人を描いている絵本が多いそうです。

実際にボローニャブックフェアに行って、たくさんのアイデアを見ることができるし、

いろんなタイプの作家が世界で絵本を作っていることを実感できた。とおっしゃっていました。

 

 

●ガイダンス(説明会)のお知らせです。

秋から始まる絵話塾の生徒を募集しています。

絵話塾にご興味のある方は、ぜひご参加ください。

お待ちしています。

 

4月9日(日)18:00~

4月15日(土)14:00~

4月22日(土)17:00~

4月23日(日)18:00~

4月29日(土)14:00~

4月30日(日)14:00~ 16:00~

 

詳しくはメールkaiwajuku@galleryvie.jp
またはtel.078-332-5808までご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

 

 

 


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