一月最後の絵本ゆっくりコース・絵本わくわくコースは、はやしますみ先生の授業でした。
今回まとめてアップさせていただきますね。
本日は、初めてダミーを発表する日です。
皆さん、少し緊張していますね。
1人ずつ前に出て発表していきます。
他の方は感想を書き、最後に本人に渡します。
感想を書くルールがあります。
・リスペクトを持って感想を言う
・その作品の良いところを見つけよう
・「自分ならこうする」は、作品作りの邪魔になるかもしれないので注意
・ネガティブなことは、できるかぎり具体的にコンパクトに
・ネガティブなことを書いたら、それを上回るポジティブなことも書く
感想を書く勉強にもなります。
では発表していきましょう。
実際にあった出来事を絵本にされていたり、旅日記のような絵本を作られている方もいました。
決まり文句が語尾に続くなど、読んでいてリズムがいいのはいいですね。
絵だけで伝わるシーンは、文章はなくてもいいので、文章の多い絵本は、絵で語れるように文章を調整してください。
奇想天外な話は、読者が「えっ?どうなったの?」って、ならないよう安心して見られるように。
いろいろな角度からのアドバイスがあり、今後の絵本作りに大切なことを教わりました。
皆さんが書いた感想も作者に渡しますので、これからの制作への励みになりますね。
皆さんからいただいた感想を読んでみて、自分が伝えたいことについて何も書かれていなかったら、伝えきれていないということです。
その場合は、もう一度 練り直した方がいいですね。
絵本を完成させるのが目標ですが、「直す力」を付けていってください。
直し方のコツとして、キャッチコピーを付けてみる。
例えば 「この絵本は、小さな幸せを見つける物語」 という感じです。
ぜひ、やってみてくださいね。
絵本ゆっくりコースは、ダミー発表発表の後、
先生が使用している画材の紹介をしながらデモンストレーションしてくださいました。
はやし先生が実際に使っている画材を持って来てくださいました。
紙はアルシュという水彩紙でA3サイズだと700円ほどするのだそうです。
今回は本格的に水張りをしないで簡単に出来る方法を教えていただきました。
ベニヤ板に水張りテープで四方を固定します。
描きたいサイズの大きさに切り取ったマットを作って、サイズの印をしておきます。
はやし先生は、鉛筆などで下書きをしないで、薄い色でアタリをとる作業をされます。
実際に生徒のみなさんにも画材の質感や描き心地を体感させていただけました。
絵本わくわくコースでは、ページネーションのワークショップをしました。
ページネーションとは、ページの割り振りのことを言います。
その前に「絵本の面白さって、何?」という問いに答えていきました。
・めくる楽しさ ・声に出して読む楽しさ ・何度でも自分のペースで読める
・絵本の世界に入り込める ・小さい子どもから大人まで楽しめる
絵本は、小学1、2年生までの子どもが、読み聞かせで楽しめるものが多いです。
本日は、はやし先生が考えた再話『うらしまたろう』と『おいしいおかゆ』のテキストを、8場面でページ割りをしてみましょう。
今回のワークショップの目的は、文章の割り振りと場面構成を考えることです。
場面構成は流れを意識して考えてくださいね。
次回の授業は、ダミーを直して発表していただきます。
ブラッシュアップして発表出来るように、頑張ってくださいね。
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【絵話塾のガイダンス】
入塾を考えている方は絵話塾までご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
興味のある方・受講を考えている方でしたら誰でも参加できます。
ガイダンスの参加者は、各回5名まで。
受講に関して不安なことや迷っていることなど、どんな些細なこともお気軽にご相談ください。
2月 4日(日) 11:00〜
10日(土) 11:00〜
12日(月祝)11:00〜 14:00〜
17日(土) 14:00〜 18:00〜
18日(日) 14:00〜 18:00〜
24日(土) 14:00〜
25日(日) 14:00〜 18:00~
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