本日は、荒井良二さんの3回目(今期では最後)の授業です。
荒井良二さんの授業では、ミニ絵本のワークショップをしますが、
授業の前半は荒井さんが、最近の出来事や思っていることなどをお話されます。
平和というと鳩を思い浮かべますが、なんでだろう? という話。
旅の話では、取材で訪れたスイスのチロル地方での生活のあれこれ。
「旅は目的地へ行くことが目的の一つだが、それまでの課程が重要だよね」と、荒井さんはおっしゃっていました。
そして、今日のワークショップは、「山へ行く」をテーマに考えてみましょう。
考え方のアドバイスでは、お話の山場を2カ所作ります。
全部が32ページだとしたら、12、13ページ と 25、26ページに、話の山場を作ります。
『はっぴぃさん』も、こんなふうに考えて書かれたそうです。
絵本は、リズムと骨組みがあって、構成していく。
始まり→山場→終わり
始めは、平坦な山で骨組みを作って、山場を差し込んでいく感じだそうです。
生徒さんの作品
絵本についてのお話もありました。
絵本は、自分が子どもだった頃に経験していなかったことも、あたかも経験したかのように、物語の中で感じることができる。
絵本を作る前に、子どもと相対するとき、どんな言葉使いで距離感かを考えてみる。
子どものことを考える → 大人が見えて、大人のことを考えると → 世界が見えて、世界のことを考えると → 仕方ない世界が見える、仕方ない世界を考えると → 自分の背中(仕方ない自分)が見える → 子ども → 大人・・・・・・
「仕方ない世界」の中に自分がいて、何に仕方ないのかを考えてみと、結局、ループしてしまう。
自分のことを考えて、今何がしたいのか?
何をしてきたかより、今は何がしたいのか?が大事だと思う。
荒井さんが思う絵本について、深い部分の話をお聞きできました。
このブログでは、ほんの一部です。
こんな貴重な話をお聞きできるのは、ほんとに嬉しい時間です。
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