絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2017年1月25日(水)イラストベーシックコース・授業内容

2017-01-26 18:14:01 | イラストベーシックコース
前回の授業では、構図を考えてラフを描いていきました。
今回は、黒と白の二色を使って着色をしていきます。

イヌイ先生の見本です。



白い鳥と船に目がいきますね。
黒いベースの上に白を持ってくると、白の部分が目立ちます。
全体的にグレーの場合、どこかに黒を入れると、黒の部分がしまってバランスが良くなります。
どの部分に黒と白をもってくるか考えながら、着色していきました。



大・中・小 のバランスも大事ですね。

イヌイ先生も一人ずつにアドバイスしながら回っています。



三時間内で完成された方もおられました。

 




時間内に完成出来なかった方は、次回の授業2月8日(水)に完成させて、持ってきてください。
次回の授業でも、同じ黒と白で絵を描いていきます。

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2017年2月1日(水)絵本わくわくコース・tupera tupera 亀山達矢先生の授業持ち物

2017-01-26 17:55:25 | 絵本わくわく塾
2月1日(水)tupera tupera 亀山達矢先生の授業は、ワークショップをします。
内容は当日のお楽しみに。

持ち物は
・20cm×20cmの正方形の色画用紙を5枚ほど(色は各自自由)
・ペンやパステルや貼り絵など、自分の必要な画材を持って来てください。

よろしくお願いいたします。

※スポット受講(在校生、卒業生対象)、ご見学(体験受講)の方、
随時受付しております!
興味のある方はギャラリーvie絵話塾までお問い合わせ下さい。


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2017年1月25日(水)絵本わくわくコース・高科正信先生の授業内容

2017-01-26 16:31:11 | 絵本わくわく塾
高科正信先生の4回目授業は、「ナンセンスの手法」がテーマでした。
今までの授業で「ファンタジーの手法」「リアリズムの手法」のテーマでお話をしました。
絵本の中には「ナンセンス絵本」とうい分野があります。
ナンセンス絵本の作家の中では、長新太さんが有名ですね。
本日は長新太さんの絵本を中心に紹介していただきました。



「ナンセンス」は、センスがないのではなく、常識の殻をやぶることです。

・『ぞうのボタン』うえののりこ  冨山房  1973年
 文字のない絵本。当時の日本では、このユーモアが理解出来なくて、出版されなかったそうです。
 『ぞうのボタン』はアメリカで出版され、日本に逆輸入された絵本だったそうです。
上野紀子さんは、この後『ねずみくんのチョッキ』が講談社から出版され、大ヒットとなります。

・『そら、にげろ』        赤羽末吉    偕成社  1978年
・『おじさんのかさ』        さのようこ   銀河社  1974年
・『がんばれ さるの さらんくん』  中川正文・作 長新太・絵 福音館書店 1958年
・『こいしがどしーん』      内田麟太郎・作 長新太・絵 童心社 1992年
・『タコのバス』         長新太     福音館書店 1990年
・『ムニャムニャゆきのバス』   長新太     ほるぷ出版 1991年
・『イカタコつるつる』      長新太     講談社   2004年




長新太さんの絵本評論のなかで、オススメの本です。
・『長新太の絵本の不思議な世界』  村瀬学   晃洋書房  2010年

ナンセンスの絵本には、起承転結がなくて起承転転だったりします。
バカバカしくマンガのような絵本がナンセンス絵本です。


後半は文章の書き方の話しをしました。

文章を上手に書く練習をするのなら、
自分がいいなと思う文章を書き写すことです。
どこで 、を打つかなど、気持ちのよいリズムが分かります。
絵本のテキストを書く時は、「のだ」「のである」という言い回しは、出来るだけ使わない方がいいです。
断定・強調したい時に使います。

高科先生のオススメの本です。
・『日本語練習帳』  大野晋  岩波新書  1999年 

高科先生からのアドバイスでは
・意味の分かりにくい文章は書かない
・紋切り型(決まりきった)の文章は書かない
・佐野洋子さんや向田邦子さんのエッセイを読むと書き方の参考になります

【次回の課題】※2月15日(水)提出
「絵本のテキストを書く」
・おにのうつわ
・かげぼうし
・ぜんざい
 この三つのことばを入れて、絵本のテキストを書いてください。
・15場面で書く(1〜15の番号を打ってください)
 場面を変える時は、2行程空ける。
・原稿用紙タテ書き
・題名も考える
・自分が書いて面白いと思うものを書いてください。

次回のテーマは「幸福の時間」です。



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2017年1月22日(日)絵本ゆっくりコース・荒井良二さんの授業内容

2017-01-25 19:27:27 | 絵本ゆっくり塾
絵本ゆっくりコースは、荒井良二さんの初回授業です。
「初めての方もそうでない方もこんにちは、荒井良二です!」

荒井さんの授業はいつもお話から始まります。
今日はどんなところから始まるのでしょうか。

まずは、中嶋朋子さんのラジオにゲスト出演されたお話。
尾崎翠(おさきみどり)さんという明治生まれの小説家のこと。

そして、第4回宮本三郎記念デッサン大賞展の審査員に今回加わられたそうで、そのお話。
デッサンという言葉にはどんな意味が含まれているのか。
荒井さんは、デッサンは積み重ねではないだろうかと。
5秒で描いても良くて、例えば一年やってみてたくさん溜まってそこから溜まったホコリの分くらいの何か…
「私はもしかしたらこれをやりたかったのかもしれない」とぼんやりでも掴むことができたら良いのでは?



また、荒井さんがまだ絵本を作ったことがない頃のこと。
「絵」と「文」が入っていたら絵本になる、という考えから「絵日記」だと思い感情を入れずに食べたもの、買ったものなどを10分で描く。
10分もだんだん長い気がしてきて5分で描くように。
それから…と思考錯誤しながら、絵本を作るために手を動かし続けたそうです。

いつも「こんな絵本を作りたい」と思い作ったことはないそうです。
自分の中の日々思うことや気になっていること、自分の無意識から探していき、「あ、こんな絵本が作りたかったんだ」へつながるように
ご自分を誘導していっているかのようです。


後半はワークショップです。
絵本のようなものを作りました。
コピー紙を束ねた冊子を使い、1ページから24ページまでノンブルをふります。
奇数ページに絵を、偶数ページに文を描きます。
荒井さんの指示される通りに「○○」を何個か描き、そうして図形のようなものにします。
すると…




どれも正解はないです。
今日やったことは全部忘れて良いよ、と荒井さん。
これは絵本作りのトレーニングなのでこれをやってまた次の段階にステップアップさせていく。
繰り返せば絵本になる!
トレーニングはやって忘れること。
そして繰り返すのが大切。

今回、図形のようなものを描いてもらったのは、皆によりイメージをふくらませてもらうため。
自分の無意識・クセ・何を作りたかったのかが、段々わかってくるのだそうです。
どんなに小さなことでも、始めたら終わらせること。そうして一歩一歩進んでいくことが大切だと
お話しして下さいました。


※絵本ゆっくりコースは毎年5、6月の春頃から来年の4月頃までの約一年間(夏休み・冬休みもあります)のサイクルで学んでいます。
来期の受講生を現在募集中です。ガイダンスも今後行いますので案内ご希望の方はご連絡下さい。
ご興味のある方はギャラリーvie絵話塾までお問い合わせ下さい。

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2017年1月29日(日)絵本ゆっくりコース・太田朋先生の授業持ち物

2017-01-25 17:03:21 | 絵本ゆっくり塾
絵本ゆっくりコース
◎1/29(日)…太田朋 先生
「自分のエピソード絵本」のダミーを発表してもらいます。
*持ち物…ダミー、筆記具
※完成品の発表は、A…4/2、B…3/26です。
※Aクラスはしりとり絵本も返却致します。
よろしくお願いします。

※絵本ゆっくりコースは毎年5、6月の春頃から来年の4月頃までの約一年間(夏休み・冬休みもあります)のサイクルで学んでいます。
来期の受講生を現在募集中です。入塾ガイダンスも今後行います。
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