絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2023年4月1日(土)ドローイングクラス・イヌイマサノリ先生の授業内容

2023-04-20 15:41:09 | ドローイングクラス

今日の授業は、雨予報も何処へやら、雲ひとつない快晴の神戸須磨離宮公園でドローイングです。
毎回良い天気に恵まれるドローイングコースも、春のポカポカ陽気を通り越して、初夏のような気候には驚きです!バラの時期にはまだ少し早いですが、美しい新緑が広がり、桜やチューリップなど春の花がたくさん咲いていました。清々しい空気と、心地よい木陰のある、ドローイング日和です。
今回の神戸須磨離宮公園はとても敷地が広くて、樹木やお花の他にも、噴水や庭園、遊具、像やトンネルなど
生徒さん一人ひとり、それぞれ気に入った自分だけの場所を見つけて描かれていました。


描く前にイヌイ先生からのアドバイスは。
花などの特徴を捉えつつ、春は色が楽しいので、色をどんどん使って楽しみましょう。
今まで試したことのない画材を試すのも良いですね。
お天気の良い時の、気持ちの良いテンションが絵に表れると良いなと思います。

15時から皆さんの絵を講評します。
●ちゃんと全部描こうとして、ごちゃごちゃしてしまう方は、景色の中にあるレンガのようなものを、ひとつひとつ描こうとせずに、パッと見たときに目につくところ、面白いなと思ったところだけを描くようにしましょう。まずは、自分の心が動いたものを描いて。その時に細かく描きすぎてしまっても、要らない線は、自分で描いていきながらわかってくるはずですから、次から直していけますね。
他の講評はここでは割愛しますね。



絵のスタイルが定まらない方は
一枚の絵に、いろんな手法が入ると見にくくなりますから、面だけで描く場合は、線はなしにしましょう。
また、線を入れる場合は線の色を変えて、どんなふうに変わるかを試してみるのも良いでしょう。
色々な画材もたくさん試してくださいね。
その人の持ち味がパッと見たときにわかるのが、良い絵の条件のひとつです。

イヌイ先生のドローイング

生徒の皆さんのリクエストで、今日イヌイ先生が描かれた絵と、使われていた画材も見せてもらいました。
絵の切り取り方や色使いは、お話の通りで納得です。やっぱり素敵、こんなふうに描けたら……。
色鉛筆は何色入り、ではなくて、使いたい「ええやん」の色を持ち歩かれているみたいです。
金や銀の色鉛筆も、使われていましたよ。
次回5月は布引ハーブ園です。お楽しみに!ではまた!

 

●ガイダンス(説明会)のお知らせです。

秋から始まる絵話塾の生徒を募集しています。

絵話塾にご興味のある方は、ぜひご参加ください。

お待ちしています。

4月22日(土)17:00~

4月23日(日)18:00~

4月29日(土)14:00~

4月30日(日)14:00~ 16:00~

 

詳しくはメールkaiwajuku@galleryvie.jp
またはtel.078-332-5808までご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年4月8日(土)イラストレベルアップコース・山内庸資先生の授業内容

2023-04-13 17:59:00 | イラストレベルアップコース

2023年4月8日(土)イラストレベルアップ 
今日はイラストレベルアップコース、山内庸資先生の授業です。

今回は「デザイナー・編集者の方を知る」と「顔を描く」の2本立てです。

授業の前半は「デザイナー・編集者の方を知る」です。

イラストレーターは、代理店やデザイン会社、編集者さんから依頼が来ることが多いです。待っているだけではなく、自分でも「どういうデザイナーさん・編集者さんが好きか」「どういう会社が好きか」ということを知って、営業する、自分の好みを知ることが大切です。

東京にたくさんいらっしゃるのですが、京阪神にもデザイナー・編集者の方が大勢いらっしゃいます。京阪神だと、出会いやすい・認識してもらいやすいので、そこから仕事を貰える確率も上がります。

調べる方法としては本の奥付を見たり、MdNデザイナーズファイルを見たりなど、様々な方法があります。
山内先生からも、京阪神のデザイナーや編集者の方を沢山ご紹介して頂きました。

「デザイナー・編集者の方を調べて、もしその方がギャラリーをされていたり、イベントなどを開催されていたら、出来る限り参加して、お話を伺い、コミットしていくことが大事です」

休憩を挟んで、授業の後半は「顔を描く」です。
以前の授業でもお話がありましたが、お仕事の6~7割は人物のイラストです。
人物イラストの魅力は、顔の部分が大きく関係してきます。

山内先生は、顔のズームのお仕事が多く、「良い顔が描けたなぁ」と思う時は、次のお仕事の時も、それが活かされてくる感覚があるそうです。
頭身を描き分けられて、なおかつ人の顔をズームしても描けると、よりお仕事を頂けます。

「顔だけを描くので、サラサラ描けてしまうかもしれませんが、丁寧に、目・鼻・口のバランス、描き込み量を意識して描いてみましょう。」

15分ほど描く時間をとって、皆さんの顔のイラストの発表です。



「眉毛の毛や、鼻の穴まで描きたかった」
「顔に強度を持たせた」
「目の描き方が何パターン描けるかにチャレンジした」

先生からは、線の開け方や止め方、縮小・拡大させた時にどう見えるか、道具の研究、絵を描く時の手の使い方などについて、1人ずつにアドバイスやコメントが伝えられます。

「どうしたら良いか分からないというところが、仕事の面白味だと思うので、考えて、何度も練習して、実験をしていってください」

先生からのコメントを受け、授業終わりに「こういう練習方法が良いのではないか」「こうやって自分のイラストを整理してみるのはどうか?」と皆さんで白熱した議論が交わされていました。


次の授業は5月13日、朝野ペコ先生です。
では次の授業でお会いしましょう!
アディオス!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

●ガイダンス(説明会)のお知らせです。

秋から始まる絵話塾の生徒を募集しています。

絵話塾にご興味のある方は、ぜひご参加ください。

お待ちしています。

 4月15日(土)14:00~

4月22日(土)17:00~

4月23日(日)18:00~

4月29日(土)14:00~

4月30日(日)14:00~ 16:00~

 

詳しくはメールkaiwajuku@galleryvie.jp
またはtel.078-332-5808までご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年4月12日(水)絵本わくわくコース・tupera tupera・亀山達矢さんの授業内容

2023-04-13 16:53:11 | 絵本わくわく塾

本日は、tupera tupera 亀山達矢さんの今期最後の授業です。

 

昨年の瀬戸内国際芸術祭2022のイベントとして、丸亀市の猪熊弦一郎現代美術館の近くにある通町商店街で、

MIMOCA×tupera tupera 「スゴ!すごろくプロジェクト」巨大すごろくが行われました。

本日の授業は、絵話塾では毎年恒例になっている「すごろく」のワークショップです。

毎年、この授業を楽しみに、スポット受講されている生徒さんもいます。

 

 

まず、20センチ×20センチの色画用紙に、それぞれ考えたマスを作っていきます。

今回は「神戸」をテーマにして、マスを考えます。

六甲山やパンなどの神戸ならではのアイテムを選ばれていますね。

 

あと大事な自分のコマも作ります。

完成したら発表。

 

机いっぱいにマスを並べて、コマはスタートに集合。

なかなかの見応えですね。

 

準備はいいかな? では始めましょう!

「六甲山でお宝発見!!みんなでバンザーイと言う」のマスにとまって、みんなでバンザーイ!

 

亀山さんも3枚のマスを制作、1位から3位の方には、亀山さんが制作したマスをいただけます。

出来立てホヤホヤの原画をいただけるなんて、皆さん真剣勝負です!

 

このマスに止まると、フェリーが沖に出てしまい、サイコロの1が出るまで、マスに戻れないというハラハラドキドキなマスもあります。

またゴール手前で、最下位の人と順位を入れ替えるという、どんでん返しのマスもあるので、最後まで順位は分かりません。

今回はブービー賞もあるというので、3位までに入れなかった方は、ブービー賞のチャンスもあります。

最後の授業ですごろくをしたのは、ワイワイ楽しみながらコマを作って、みんなで楽しさを分かち合う、みんなが繋がって前に進む。

絵本作りは遊びみたいなもので、どうなっていくか分からないことを、手を動かしながら楽しく物作りをしていく。

一人では出来なくて、いろんな方の協力があって完成していく。

今回のすごろくも絵本作りに通じるものがある。と、亀山先生はおっしゃっていました。

 

亀山さんからお知らせです。

彫刻の森美術館で「tupera tupera +遠藤幹子 しつもんパーク」が、

2023年4月28日(金)~2024年3月31日(日)まで、開催されています。

『しつもんブック100』『きゅうきゅうブーブー』『めがねがね』の絵本原画を展示されます。

会期中にはイベントも予定されているので、展覧会ウェブサイトからご確認くださいね。

 

亀山さん、いつも楽しい授業をありがとうございました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

●ガイダンス(説明会)のお知らせです。

秋から始まる絵話塾の生徒を募集しています。

絵話塾にご興味のある方は、ぜひご参加ください。

お待ちしています。

 4月15日(土)14:00~

4月22日(土)17:00~

4月23日(日)18:00~

4月29日(土)14:00~

4月30日(日)14:00~ 16:00~

 

詳しくはメールkaiwajuku@galleryvie.jp
またはtel.078-332-5808までご連絡ください。

よろしくお願いいたします。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年4月8日(土)イラストじっくりコース・寺田順三先生の授業内容

2023-04-08 17:41:21 | イラストじっくり塾

本日のイラストじっくりコースは、寺田順三先生の3回目の授業でした。

 

「人物」「動物」「風景」「音楽」のテーマで、4つのパターンを自分らしく描いてくるという課題が出ていました。

さぁ、課題の作品を机の上に出して、プレゼンテーションしてみましょう。

 

一人ずつどんなイラストなのか説明していきました。

一つのキャラクターを作ってストーリー性のあるイラストや、自分自身を登場させている方もいました。

 

好きな映画や身近な風景。

 

春をテーマで4つのパターンを描いた作品。

 

本の表紙の仕事がしたい方は、表紙のイメージで余白も考えて描いている。

 

音楽をテーマにしたイラストでは、トランジスタラジオをスマホサイズに描いた作品。

ラジオをスマホから聞くときに、スマホに重ねてみるとラジオから聞こえるようなイメージの出来る、考えられたアイデアで面白い。

 

 

寺田先生から一人ずつのアドバイスをいただきました。

「似たタイプのイラストが何点かありましたが、個性を出して自分の世界観を表現できるように。

また仕事の依頼があった場合、個性を出すためにもA案・B案を考えて、一つは思いっきりふざけてみるのもいい」

「頭を空っぽにして、落書きを描くように自然に描いてみたら、いい絵が描ける場合があるので、考え過ぎず素直に描いてみよう」

 

次回で寺田先生の授業は最後です。

最後の課題は展覧会用のイラストを5点描いてくる。

テーマ・サイズは自由です。架空の展覧会を考えて描いてください。

作品5点と案内状も考えて発表します。

 

 

 

●ガイダンス(説明会)のお知らせです。

秋から始まる絵話塾の生徒を募集しています。

絵話塾にご興味のある方は、ぜひご参加ください。

お待ちしています。

 

4月9日(日)18:00~

4月15日(土)14:00~

4月22日(土)17:00~

4月23日(日)18:00~

4月29日(土)14:00~

4月30日(日)14:00~ 16:00~

 

詳しくはメールkaiwajuku@galleryvie.jp
またはtel.078-332-5808までご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年4月1日(土)イラストレベルアップコース・ デザイナーの駒井和彬先生の授業内容

2023-04-05 16:23:58 | イラストレベルアップコース

本日は「企業カレンダー制作」の課題発表です。

企業のノベルティアイテムとしても、需要のあるカレンダー。
実在の企業を想定して制作する、という課題なので
①想定した企業名
②エンドユーザーの年齢層や性別など
③どういうイメージで制作したかのコンセプト
④アイデア~完成までの制作過程
⑤苦労した点や気に入っている点
などを含めて発表していきます。

「それぞれの発表の後、100点満点の作品でも120点になるように、その作品についてコメントを伝えてあげて下さい」

さて、いよいよ発表です。



●印刷会社を想定し、新色の特色である色見本2色をセレクトして制作した。一緒に封入するメッセージカードやパッケージにもこだわった。
●北欧家具メーカーの購入者特典カレンダーとして制作した。使い終わったあともポストカードとして利用できるような工夫をした。
●百貨店のフェムテックゾーンに入っている企業のプロダクトを月ごとにイラストに取り入れて、休息やオフを意識したカレンダーづくりにしてみた。
●暮らしに寄り添う、というコンセプトの企業なので、量より質を意識し、女性に向けたカレンダーにした。

カレンダーの講評
・ストーリーや想像する余地が感じられるイラストなので見ていて楽しい。
・企業とイラストの結びつきがもう少しあればもっと良くなりそう。
・活版印刷や、羊皮紙などに印刷されていたら更に雰囲気が出そう。
・1冊の写真集でも、引きと寄りの構図があるように、構図に緩急があればより魅力的。
など、どんどんアドバイスやコメントが飛び交います。


手のひらサイズや、自分で切って変形サイズにされた方、カレンダーを入れる封筒やシールまで作られた方など、工夫を凝らしたカレンダーが沢山並びました。

また、実際にその企業にアプローチして、現在店頭で飾ってもらい、グッズ展開のお話になっている方もいらっしゃいましたよ!

さて、次回の駒井先生(5月27日)の課題は「ZINEを作る」です。
皆さんの作品を冊子の形にしてきてください。見てもらいたい人や用途を設定し、新作を2点以上入れてください。
授業までに1度、先生にラフを提出し、チェックを受けて下さいね。
皆さんの作品が楽しみです。
アディオス!

 

●ガイダンス(説明会)のお知らせです。

秋から始まる絵話塾の生徒を募集しています。

絵話塾にご興味のある方は、ぜひご参加ください。

お待ちしています。

 

4月9日(日)18:00~

4月15日(土)14:00~

4月22日(土)17:00~

4月23日(日)18:00~

4月29日(土)14:00~

4月30日(日)14:00~ 16:00~

 

詳しくはメールkaiwajuku@galleryvie.jp
またはtel.078-332-5808までご連絡ください。

よろしくお願いいたします。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする