絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2025年2月8日イラストレベルアップコース・yamyam先生の授業内容

2025-02-20 18:45:30 | イラストレベルアップコース

今日はイラストレベルアップコース、イラストレーターyamyam先生の授業です。

今回の授業は、「好きな色・配色で着彩」を行います。

授業までに、生徒の皆さんには好きな配色の写真やデザインなど参考資料を集めておいて頂きました。その中で、特に自分が好きな配色の資料を基に、過去作でも良いので着彩していきます。出来上がったら、1.出来上がった作品、2.参考資料、3.過去作(もし過去作を着彩したのであれば)、の最大3つを見比べてみましょう。

参考資料をどれにするか、参考資料の中のどの色を抽出するか?など、皆さんが着彩している間、yamyam先生が見回りに来て相談に乗って下さいます。

yamyam先生「デジタルで着彩している人は、スポイトツール(塗りや線を簡単に選択できるツール)で色を抽出するのではなく、厳密には色が違っても、勉強になるので自分で選んだ色で着彩してください。この色の隣にこの色があるから好きなのかな?というのが分かってきます」

着彩が済んだ方から順番に発表です。参考資料や過去作と出来上がった作品を比較しながらの発表なので、見比べる度に「おー!」「全然違う~」など他の生徒さんから歓声が上がります。1人ずつの発表のあと、yamyam先生からそれぞれにアドバイスやコメントが伝えられます。

yamyam先生「この色とこの色の組み合わせにキュンとするな、という写真や資料を日々生活していく中でも集めておいて、普段から色の組み合わせの『筋トレ』をしていきましょう」

全員の発表が終わってから、yamyam先生がいつも使っている配色の裏技も教えていただきましたよ。

 

授業の後半は、生徒さんからのリクエストでyamyam先生がイラストレーターになるまでのお話です。

最初のお仕事はどのようにしてやってきたのか、初期の頃の夢だったお仕事を掴んだ時のこと、自身の名前が出なかったお仕事が、年月を経てだんだん名前が出るようになった時のことなど、その時の気持ちを交えつつ教えて下さいました。

また、実際に携わられた商業施設の壁画や、台湾で販売されている食器などのお仕事の写真も見せてもらいました。

現役で活躍されているイラストレーターの先生から、直接「イラストレーター」というお仕事を聞けるのも授業の醍醐味です。時間の許す限りたっぷりお話して下さって本日の授業はおしまいです。


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2025年2月15日(土)イラストじっくりコース・福田利之先生の授業内容

2025-02-20 16:02:30 | イラストじっくり塾

本日は福田利之先生の2回目の授業です。

肖像画を描いてくる課題が出ていました。

イラストレーターは、バストアップのイラストを描くことが多いです。

需要があるので、肖像画が描けるようになってるといいですね。

 

では、皆さんが描いた肖像画を発表していきましょう。

そのままの肖像画を描くよりも、動物だったり、デフォルメをしてみたり、別の角度から表現するなど、一枚のイラストの中にストーリー性があり、ちょっとしたユーモアがあって、なんだろう?と想像したくなるイラストがいいですね。

顔を描くのが苦手という方もいましたが、苦手なものやマイナスなこともやり方を変えてチャレンジしてみてください。

マイナスなことは、その人にしかない特徴(個性)です。

福田先生は真っ直ぐ線を描くのが苦手だったのを、わざと手を震わせてギザギザに描いてみたそうです。

手法を変えて描いてみたら、良い発見があると思います。

 

皆さんの作品

   

上手く描けなかった、失敗しました。という方もいますが、失敗っていいことですよ。

失敗していろいろ試してみて、これだという手法に辿り着けると思います。

トライアンドエラーを繰り返して、自分の絵を見つけてください。

 

先生はどう思うか?みんなの反応は?と、気にして描くのは良くないです。

自分はどうか。楽しく描けているのかの方が大事です。

福田先生は、一人ずつに講評とアドバイスを伝えてくださりました。

 

後半は、手を動かしてみましょう。

二人一組で、顔のデッサンをします。

 

・5分間で、顔をじっくり見て描いてみます

・2分間で、顔を見ながら手元は見ないで描きます

 

・3分間で、利き手ではない手で描いてみます

・30秒で、素早く描く

 

・5分間で、時間を掛けて目だけを描く

・30秒で、先ほど描いた目に、顔全体を描きます

・5分間で、ピカソになった気持ちで、ピカソ風に描く

 

・最後は5分間で、福田先生を描きます。

 

 自分が凄いアーティストになった気分で描いてみましょう。

さた、皆さんどんな風に描けたのでしょう。

楽しかったですね。

 

同じようなイラストをずっと描くのではなく、自分のモチベーションを上げるために、少し違うことをしてみましょう。

今までのイラストを、一度壊して新たに描いてみると良いですよ。

その中で、楽しかったことに気付くでしょう。例えば、コラージュをやってみて楽しかったなら、これからの技法に取り入れようと思うこともあるでしょう。

モチベーションが上がると技術も上がりますよ!

 

気持ちを緩めて描いていくと、楽しいと思う気持ちが次に繋がります。

福田先生から、たくさんの素敵な言葉をいただきました。

ありがとうございました。

 

次回の授業は「ミクストメディア」です。

 


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