イラストレベルアップコース、今年最初の授業です。
担当は、デザイナーの駒井和彬先生です。
今回は「年賀状を2種類(以上)つくろう」の課題の発表です。
発表の際は
- 想定した送り相手(仕事関係者、友人など)
- 苦労した点や気に入っている点
などを含めて発表していきましょう。
駒井先生の授業では1人の発表に対して、発表者以外の2人から講評を行います。それぞれの発表の後、気に入った点を伝えたり、100点満点の作品でも120点になるように、気になった点や、こうすればさらにもっと良いのでは?という点を伝えます。
さて、いよいよ発表です。
発表側
・お正月らしい季節感を表すため「だるま落とし」と、来年の干支である「馬」をサーカス風に描いた。セットにした時のまとまり感が難しかった。
・お正月を過ぎたが、SNSにも投稿出来るよう「春節」をモチーフに描いた。メッセージを書けるエリアを作ったが、デザインのバランスが気になっている。
・「一富士二鷹三茄子」をアナログで制作して、背景をデジタルで制作した。文字の入れ方にアドバイスが欲しい。
・カメラマンの視点で制作し、ときめく色で塗ることを意識して、影も紫やブルーで塗った。
・ビルの合間の光を見た時に「ヘビだ」と感じて、アイデア勝負で制作した。色味もお正月っぽくないので、逆に目を引くかなと思っている。
講評側
・絵はもちろん、文字部分でも目を引くデザインになっていて、年賀状をコルクに挿して飾れるという発想もかっこいい。
・伸び伸び弾んでいるような線が素敵。構図が右に寄っているので、中央に寄せるとバランスが良くなりそう。
・イラストが寂しい印象になっているのは、画面に対してモチーフを大きくすれば解決しそう。
・地味になっていると懸念されていたが、背景に色を入れるだけで印象が変わりそう。主役は画面いっぱいに描いても良さそう。
皆さんそれぞれの発表後、他の生徒さんからの意見やアドバイスを真剣に聞き合っていました。今回の年賀状をSNSに投稿された方、コンペに応募された方、また実際に年賀状として送った方もいらっしゃいましたよ。
さて、次回の課題は「展示プランを考えよう」です。
近隣の自治体が市政100周年を迎えるにあたり、100周年を盛り上げる活動の一環としてカフェチェーンで作品を展示する企画が立ち上がっています。次回の授業では、企画者の方がゲストとして来られるので、自分ならどんな展示にするか、プランを発表してください。もし、プランが通れば実際に展示出来る可能性があるので、皆さんアイデアを練ってきてくださいね!
次の授業は2月8日 yamyam先生です。