絵本わくわくコースと絵本ゆっくりコースの授業内容が同じですので、まとめてアップさせていただきます。
本日は、初めてダミーを発表する日です。皆さん、少し緊張していますね。
1人ずつ前に出て発表していきます。
他の方は感想を書き、最後に本人に渡します。
ホメホメのポジティブな感想にしましょう!
感想を書くルールがあります。
・その作品の良いところを見つけよう
・作者が込めた意図を考える
・作者が気づかない良いところを見つけよう
・ネガティブは感想は、極力さける
・「自分ならこうする」は、作品作りの邪魔になるかもしれないので注意
・ネガティブなことは、できるかぎり具体的にコンパクトに
・ネガティブなことを書いたら、それを上回るポジティブなことも書く
感想を書く勉強にもなります。
では発表していきましょう。
感想を発表するときは、自分と他の人の感想との違い、視点の違いを意識してみましょう。
皆さんが書いた感想も作者に渡しますので、これからの制作への励みになりますね。
皆さんからいただいた感想を読んでみて、自分が伝えたいことについて何も書かれていなかったら、伝えきれていないということです。
その場合は、もう一度 練り直した方がいいですね。
絵本を完成させるのが目標ですが、「直す力」を付けていってください。
ダミー発表発表の後は、先生が使用している画材の紹介をしながらデモンストレーションしてくださいました。
はやし先生が実際に使っている画材を持って来てくださいました。
今回は本格的に水張りをしないで簡単に出来る方法を教えていただきました。
描きたいサイズの大きさに切り取ったマットを作って、サイズの印をしておきます。
ベニヤ板に水張りテープもしくはマスキングテープで四方を固定します。
はやし先生は、鉛筆などで下書きをしないで、薄い色(黄色)でアタリをとる作業をされます。
アクリル絵の具・水彩・パステル・色鉛筆などいろんな画材を使って描かれています。
どんな種類の画材を使っているか教えたいただきました。
絵本の制作で使われているアルシュという高級水彩紙も用意していただいています。
こんな機会でもないと使えないかもしれないので、ぜひ試し描きしましょう。
実際に生徒のみなさんにも画材の質感や描き心地を体感させていただけました。
絵の具だけではなく、紙や筆も良い物を使うと、描き心地が良いですね。
次回は、2回目のダミー発表です。
どうブラッシュアップされたか楽しみですね!