やまめの庭つくり

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プチ紅葉

2009-12-02 | ガーデニング
今日の6時頃,月がまばゆく光り輝いていましたね

駅から家まで空を仰ぎながら歩きましたsymbol4

クリスマスデコレーションで輝きまくりのLEDより,ずっと美しいと思ってしまいました.

昔はLEDデコレーション,やってみたくて仕方なかったのに.




前回,三溪園での素晴らしい紅葉の話を書きましたが,今回はささやかな紅葉のお話.

庭先に鉢で育てているフジザクラ,挿し木から育てたものをいただいて4年生の苗.

今,地味目に紅葉しています.



今までの年は日当たりが悪かったり,乾燥が激しいところに置いていたのですが,そのせいか,春の花は3個くらいしか咲かないことが続きました.

夏は良いのですが,秋になると日当たりが悪くなるところでは,9月下旬には早々と葉を落とし,枯死してしまったのかと心配したくらいです.

葉が出ては枯れ,出ては枯れ・・・・という状態でした.

今年はよりよい日当たり,適度な湿度に配慮して置き場所を変えてみました.

我が家の狭い庭の中でも車と扉に挟まれるような窮屈な場所ではありますが・・・

この時期に立派に葉がつき,紅葉しています.

この分だと来春は花が沢山咲くのでは(期待)kirakira2


去年ひどかったといえば,このセンリョウもスス病が発生して葉が真っ黒になり,危うく枯れるところでした.



黒ずむたびにマメにその部分の葉をはさみで切り取り続けたら何と今年は完全回復.

実も沢山なりました.

これは昨年近所のMさんから分けていただいたものです.

今年元気になったので,実がたくさんなったら報告しよう・・・と思っていた矢先,夏にお亡くなりになってしまいました.

Mさんの形見です.大事にしなきゃ.



地植えのミニバラたち.

相変わらず一年中絶好調~です.








造園家の系譜

2009-12-02 | 造園
久々に更新,ということになってしまいました~yellow7


昨晩はシステムエラーでガックリ・・・alien

ブログ更新できずに寝てしまいました・・・

一昨日の晩はソファの手すりに乗っかって棚の上の捜し物をしていたら足をすべらせ,真後ろに転落.

一瞬,死ぬかと思いましたが,落下中に頭だけは頭だけは~何とか守らなければ!!と,必死に考え,何故か両肘で着地した後,背中と頭をソフトに打っただけですみました.

ドーーーーンと,すごい落下音だったのに,誰も来ず・・

両肘,青タンできたと騒いでいたのですが,昨日改めてyadoroku氏に見てもらったら,「何もなってないし,色さえ変わってないよ」と.

何と悪運が強いことkirakira

よかったよかった.



何て,前置きが長くなってしまいましたが,本題です.

11月29日,三溪園の三溪記念館にて「庭園技術連続講座」という,数日間に分かれた講演&庭園見学勉強会のなかで,師匠が「中島健の作風」について講演を行いました.

中島健氏は,師匠の師匠です.

中島学校と称する設計事務所での数々のエピソード,日本を代表する造園家のプロフィールや作風の解説など,とても盛りだくさんな内容で,大変好評でした.

その中で,中島健氏を中心として師匠につながる造園家達のリスペクトするココロの系譜のようなつながりについて部分的ながら表された資料がありました.

作風というのは,デザインする人がいいなぁ~と思って創り出すものから生まれるものなので,その作家をリスペクトする人は,自然とそのエキスのようなものも吸収・発酵して,醸し出されてくるものを表現するようになるのでは・・・

それが,面々と系譜として表されていくものなのかも知れないなぁ~などと感じたのでした.

目に見えないものが受け継がれていく,そんな感じですね.

もちろん,全く違う系譜の造園家もたくさんいるのですが,やまめはこの系譜のエッセンスを吸収したいなぁと思いますyellow18symbol6


講演後は,2度目の来園だったというねこまたさんanimal2と紅葉ピークの園内を満喫して帰ってきました.

公園の紅葉とは趣が異なり,山まで行かなくとも山の雰囲気が味わえる三溪園の紅葉は,このときピークでした.

紅葉狩りの人たちでごった返す景色を見ていると,日本人もまだまだ捨てたモンじゃないな,とちょっとうれしくなったりしました.

down臨春閣の後方は真っ赤です.

もみじ谷に向かう景色が続いています.



モミジは,裏から透かしてみる景色が好きです.

黒々とした枝のラインがいいなぁと思います.



三溪園の紅葉は,植物だけでなく,古建築とのコラボが素敵kirakira2





京都でなく,横浜でこの景色が楽しめることが,何より良いですね.