先週金曜日に,2年生の庭園見学についていきました.
場所は大磯.
ここは,明治から昭和にかけて,政財界の大物達が愛した別荘地でした.
色々な別荘地がそうであるように,高台に建物を建てて,遠くに見える富士山やきらめく海を見晴らして,おいしい魚介類などにも舌鼓を打ったりしたことでしょう.
城山公園展望台からの景色.
まず,大磯駅からバスで県立城山(じょうやま)公園へ.
バス停を降りると,旧吉田茂邸がすぐそばに.
残念ながら一般公開されていなかったので,入り口の大きな門だけ見て我慢・・・
公園は,旧三井財閥の別荘跡地を整備したもので,20年近く前に師匠の事務所で茶室「城山庵」の茶庭を施工したものです.
茶室は国宝の「如庵」のレプリカということで,織田有楽斎にちなんで有楽椿が入り口の門から出迎えてくれます.
本物の如庵は,犬山市に移設されています.
京都では有楽椿,江戸では太郎冠者と呼ばれるそうです.
安土桃山~江戸時代にかけて,茶花として重宝されてきました.
ワビスケの系統の中でも,特にかわいらしいピンクで,品が良い素敵な花です.
上を四つ目でさらりと仕上げたムベの門.
茶庭に向かう風情を演出しています.
外露地の待合いには有楽窓がついています.(全体を撮った写真がなくてすみません・・)
待合いから見た飛び石と延べ壇.
深草たたきのような雰囲気の仕上げに,一二三石のような飛び石.
行の延べ壇も小さめの石でうまく収まっています.
土決めなんですが,こんな感じの延べ壇っていいな~と思います.
石の表面の表情も,ひなびた感じが出ているような気がします.
茶庭には用いられないと思うのですが,色石だったり,表面が滑らかな飛び石だったらかなり雰囲気が変わりますね・・・
城山庵と内露地.
残念ながら近寄れなかったので,これ以上の感想はナシ.
四阿.座ると,腰掛けの奥行きがあり,ゆったりと出来ます.
二方向が解放されているので,自然に景色を眺めることが出来,開放感に浸れます.
階段のフリと,樹木のさし枝の効果など,設計に関わった師匠ならではの説明が聞けて,とても勉強になりました
場所は大磯.
ここは,明治から昭和にかけて,政財界の大物達が愛した別荘地でした.
色々な別荘地がそうであるように,高台に建物を建てて,遠くに見える富士山やきらめく海を見晴らして,おいしい魚介類などにも舌鼓を打ったりしたことでしょう.
城山公園展望台からの景色.
まず,大磯駅からバスで県立城山(じょうやま)公園へ.
バス停を降りると,旧吉田茂邸がすぐそばに.
残念ながら一般公開されていなかったので,入り口の大きな門だけ見て我慢・・・
公園は,旧三井財閥の別荘跡地を整備したもので,20年近く前に師匠の事務所で茶室「城山庵」の茶庭を施工したものです.
茶室は国宝の「如庵」のレプリカということで,織田有楽斎にちなんで有楽椿が入り口の門から出迎えてくれます.
本物の如庵は,犬山市に移設されています.
京都では有楽椿,江戸では太郎冠者と呼ばれるそうです.
安土桃山~江戸時代にかけて,茶花として重宝されてきました.
ワビスケの系統の中でも,特にかわいらしいピンクで,品が良い素敵な花です.
上を四つ目でさらりと仕上げたムベの門.
茶庭に向かう風情を演出しています.
外露地の待合いには有楽窓がついています.(全体を撮った写真がなくてすみません・・)
待合いから見た飛び石と延べ壇.
深草たたきのような雰囲気の仕上げに,一二三石のような飛び石.
行の延べ壇も小さめの石でうまく収まっています.
土決めなんですが,こんな感じの延べ壇っていいな~と思います.
石の表面の表情も,ひなびた感じが出ているような気がします.
茶庭には用いられないと思うのですが,色石だったり,表面が滑らかな飛び石だったらかなり雰囲気が変わりますね・・・
城山庵と内露地.
残念ながら近寄れなかったので,これ以上の感想はナシ.
四阿.座ると,腰掛けの奥行きがあり,ゆったりと出来ます.
二方向が解放されているので,自然に景色を眺めることが出来,開放感に浸れます.
階段のフリと,樹木のさし枝の効果など,設計に関わった師匠ならではの説明が聞けて,とても勉強になりました