やまめの庭つくり

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園芸の常識って

2010-07-22 | ガーデニング
日中は異常な暑さが続いていますねyellow22symbol6

今日はまたまた体調を崩し,何となく家でゴロゴロしていました.



日差しがきついと庭の水やりが気になります.朝晩の水やりは日差しと蚊との戦いです.

考えてみれば毎年この時期は何とか枯らさないように水をやるだけでそそくさと家に引きこもりがちです.

庭のバラを筆頭に夏はイマイチな状態.

立派に育っているというより,何とか生きながらえている・・・というものが多くて,何かしなければと思いつつ毎年何の工夫もなく過ごしてしまっているのが現状です.

ものぐさなガーデナーです.

さて・・・
自分が「植物を元気に育てるためにはこうするべき」と信じている知識が果たして本当に植物のためなのかどうか考えてしまう機会が最近ありました.

コンテナガーデニングに関する講習会で先生が話されたことですが,

・乾いたら水をたっぷり・・・は,あまりよくない.常に乾く前に水やりをする.

・たくさんの植物を植えることで根腐れしなくなる.
 (植物が一斉に水を吸うので.むしろ単独で夕方までに吸いきれない量の水が土に残っていると根腐れする)

・ウォータースペースは必要ない.むしろ,中央を盛る.

・鉢に穴は必要ない.どんぶりでも寄せ植えは出来る.

・植物に一番良くないものは雨.そして日中・夜間の温度差がないこと.

・バラは殺虫剤は良くないが,殺菌剤はどんどん使うべき.
 それをせずに秋にきれいな花を咲かせられない人はバラに対して失礼なことをしている.

・肥料に頼ってはいけない.有機物がたっぷり土に混ざっていれば肥料はいらない.

・根は空気に触れると伸びなくなり成長を止めてしまうので鉢底にビニールをしいておくとよい.ビニールに穴はあけなくてよい.

バラ好きなやまめとしては農薬を使わず,梅雨後に葉を落としてしまうバラに対して確かに申し訳ないとは思っていますが,やはり躊躇してしまいます.

殺菌剤は全く健康に害がないということでしたが,そうなのかなぁ・・・


水やりやウォータースペースについても目からウロコ,というか,常識かと思っていたことをことごとく否定されていたのでビックリしました.

ハイドロカルチャーの土版,といった感じです.

実際,その先生の寄せ植えはその理論に基づいて育てているし,元気に長持ちするそうです.

今度,寄せ植えを作るときに講演会で学んだことを活かして作ってみようかと思っています.