やまめの庭つくり

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今年の国バラ

2014-05-22 | イベント
先週終了した,第16回国際バラとガーデニングショウ.

印象としては,やや人出が少なかったような気がしますが,出展者の人たちは,相変わらず熱い気持ちで頑張っていました.

今日はテーマガーデンとショウガーデン部門大賞作品を紹介します.

といっても,実は忙しすぎて,きちんとプログラムを読み込んだわけではないので,やや曖昧な点があるのはお許しを・・・

まず,一番いいなぁkirakira2と思ったのはローラン・ボーニッシュ先生のテーマガーデン.

コンセプトイメージはプロバンスの片田舎にある小さな別荘で花に囲まれた幸せな日々を送る・・・といった感じだったような.

ローラン先生がイメージを伝え,森の庭師,加藤さんがそれを具現化し,そこにローラン先生のフラワーアレンジメントが華やぎを表現する,素敵な空間です.









あぁ,こんな別荘で暮らしたい・・・yellow3symbol4

そして3つ並んでいたテーマガーデン.

モナコのグレース王妃の庭.吉谷桂子先生.











吉谷先生らしい色彩のこだわり,とっても華やかでゴージャスな植栽!

王妃の庭って見たことないけど,こんな感じかも,と思わず感動.

このお庭を過ぎて左側に進むと,ケイ山田さんの不思議の国のアリスの世界が広がっていました.

三月兎と帽子屋たちのお茶会,遠くの木の上にはチェシャネコ,茂みの陰にはこれから不思議の世界に飛び込むアリスの姿・・・



この色遣いはなかなか出来ません.



でも,アリスの世界だと,現実にありそうでなさそうな組み合わせがむしろぴったりに思えてきます.

アリスがリアルに見えてきませんか?


もう一つのテーマガーデンは赤毛のアンの庭.

アンの物語,残念ながら覚えていないのですが,赤毛の元気な女の子がこの明るいお庭のあるコテージで暮らしている・・・そんな光景が目に浮かびます.











全体が,優しいグリーンと白,ナチュラルな木肌色,そして鮮やかな黄色.

黄色の使い方,いいなと思いました.

そして,今回のショウガーデン部門の大賞作品.



これまでの大賞作品とはかなり印象の異なる作品です.

中央にどーんと大きなウッドデッキ,薪のような壁,デッキの上にはテント?とアンティークなストーブ.

植栽はひかえめで,本当にどこか森の中の避暑地にいるような感じです.

森の中の湿度を表現した作品,な気がしました.



この作品の植栽担当をしたYさんに教えてもらった,お初の植物,フロックス‘クリームブリュレ’.

一年草で,白っぽい色や紫っぽい色,筋がはいっているもの等,色々な花色になっているところが魅力です.咲き姿も自然風でやさしい印象.

まだあまり生産されていないそうなので,是非ナーセリーさんにたくさん栽培してもらって,園芸店で売られて欲しいものです.