やまめの庭つくり

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やっと・・・

2008-05-28 | ガーデニング
我が家の薔薇のお話,第2弾です.

今年は去年さんざん悩まされたゾウムシの仲間が発生せず,お天気も良かったためか,薔薇のつぼみが食害されず,みんないい感じに咲いてくれました.

なかでも,このバロン ジロード ランitem2symbol4



周囲の薔薇たちよりいつも開花が遅く,生長も出遅れがちのため,せっかくつぼみがついても,いつも食害されてまともに花開いたことがありませんでした.

今回は第一陣が咲き終わって,第二陣がいつのまにかつぼみを形成していました.
こんなに傷一つなく,我が家の庭で咲いてくれたのは初めてです.

毎年,小さな喜びが味わえるから,庭いじりは飽きないんだなぁと,一人にんまりした朝でしたmeromero2

気持ちのいい空間

2008-05-27 | 造園
「造園」は,「気持ちのいい,癒される空間」を作ることだとよく色々なものに書いてあります.やまめの師匠も,風が通り抜けるような心地よい空間を作ることに重点を置いているようです.
やまめも,今は色々なものを見て,自分が気持ちいいなぁと思う空間を大切に感じ取っていきたいと思っています.
そして,造園は建築とも深いつながりがある,ということをごく最近学んだのですが,高崎の旧井上房一郎氏邸で確かに建築と庭がコラボで気持ちのいい空間を具現化しているなぁと感じました.
ここはアントニン・レーモンド氏(1888-1976)の自邸のレプリカです.アントニン・レーモンド氏は,チェコ生まれの近代建築家で,レーモンド・スタイルという,周りの自然や四季を感じられる開放的で気持ちのいい木造建築の様式を確立したそうです.(まだまだうまく説明できません・・・yellow22)
でも!気持ちいいなぁ~と感じることは出来ましたmeromero
この感覚が造園にもいつか反映されるかも・・・?meromero2
私が好きな空間はこんなところでした.

up中庭のようなところ.上にガラス張りの天井がある.いいなと思った点は,外は雨だけど,敷石は乾いた感じで明るい光がふんわりと入ってきている.ここにいすを置いて座って庭を眺めたいkirakira2

up深い軒の線がすぅーっと続いていて,やはり軒下の石が乾いている感じがいいなぁと思いました.乾いた石が好きなのか!?yellow12

up家の中は障子の色紙がいまいちですが,光がたくさん入って明るくシンプルです.質素な家具が部屋を広く,開放的に見せるのに一役買っている気がしました.こんなところで本を読んだり,仕事をしたり,お茶をしたい~item5


虫こぶ???

2008-05-26 | ガーデニング
今日バラの葉に変なものがくっついているのを発見yellow7

病気?虫????yellow25スグリの実のようなこぶ状のものには,よく見るとトゲのようなものまであります...
葉っぱの裏に多くついているけれど,表にもいる~ase2ase2ase2

まぁるいこぶ状の物体は全部葉脈の部分についているようなので,何か栄養をとっているのかもしれません

こうなったら中身を確認しなければyellow17
と思ってはさみscissorsで切ってみたら,サクッと未熟な果物を切った感触できれいに切れました.

ちょうど真ん中の種でもありそうなところには空洞が!!やっぱり虫のお部屋に思えるのですが・・・でも何も見あたりませんでした.残念!続けて2~3個切ってみたけれど,どれも中身はくぼみがあれど,虫はおらず・・・hiaseこれは病気ではなく虫こぶのような気がするんだけどなぁ~今度樹木医の先生に聞いてみたいと思いますyellow24

その後,偶然ネットで情報ゲットしました.

球状物体の正体は・・・「バラハタマフシ」という「バラハタマバチ」の虫えいだそうです.


ヤマメが割ってみたら何もいない感じでしたが,熟す?までおいておくと,芋虫のようなものがハッキリ確認できるらしいです.

成虫の姿も図鑑を見たらわかるのかなぁ・・・

フラワーガーデン

2008-05-24 | ガーデニング
やまめが専門学校2年の時,つまり昨年の今頃,授業で約2×3mの小さな花壇を作りました.
4人のグループで1つの花壇,常になにがしかの花が咲いている,植え替えは年2回という条件で,イメージテーマを決めて宿根草,一年草,低木を入れるということでした.
やまめのグループのテーマは,「ゴージャス」kirakira2
春4から5月が一番の見頃を迎えました.さてさてイメージどおりかなぁ・・・meromero2
これは4月の下旬頃,チューリップがゴージャス!!





そして一ヶ月後の5月下旬,チューリップは終わり,今度はジギタリス,バーバスカム,ラムズイヤー,アカンサス・モリスが主張してきます.



すべてが巨大化してきています・・・alien
特に,このバーバスカム!別名「ビロードモウズイカ」.昔海外からの輸入貨物に種が付いていて,線路沿いに繁殖していたことから「線路の花」とも言われていたことがあったようです・・・やまめは去年までこの植物のことを知らず,春には小さな苗だったため,ちょっと変わったラムズイヤーの仲間かなぁ,なんて思ってしまいましたyellow22



もうすぐ,6月の上旬あたりに花が咲く予定.とっても楽しみです.
バーバスカムには,このビロード葉とは全く感じが違う種類もたくさんあるらしいですが,園芸店で売っているのをまだ見たことがありませんyellow13
縁があれば,是非他のバーバスカムも育ててみたいなぁ~meromero







食虫植物

2008-05-24 | ノンジャンル
やまめの卒業した学校に,食虫植物博士が今年入学しました.

で,その人が育てている食虫植物の花を持ってきてくれたので・・・・
解剖してもらっちゃいましたgood

だって,食虫植物の花なんて初めて見たんです.

どんな構造か知りたいという欲求には勝てません.

授業でも花について教えてくれた先生は,「かわいそうだと思わずによく知るために分解してみましょう~」とおっしゃっていたことですしham

解剖前の花はこんな感じ.
何となくクリスマスローズやランの雰囲気を漂わせるシックな雰囲気.

名前は,サラセニア・プルプレア Sarracenia purpurea L.(ムラサキヘイシソウ) サラセニア属で,北米原産,花期は5~6月だそうです.





めしべは真ん中の緑がかった丸いもので,かすかに良い香りがします.このめしべを少しとってみると・・・



おしべが見えてきます.横から見ると・・・
虫がめしべとおしべの間に入ってくるのは大変そうなことがわかります.





おしべはdown



そして一番びっくりしたのはめしべの柱頭ですbikkuri

丸いディスクのように見えるめしべの先に小さな突起がついていて入り込んだ虫にくっついた花粉を受け取りやすいように内側を向いて付いていましたlight



赤い点線の中です.

本当に,うまく進化しているんだなぁ・・・と感心したのでした.