バラの花束

今月から新学期？のアレンジメント教室．

継続ももちろん，新しい生徒さんたちが増えました．

日本に来て９年目のローラン先生，今月から通訳なしで日本語だけで授業することになったそうで，ちょっと新鮮です．

今日は新種のバラをたくさん使ったスパイラルブーケとラッピング．

先生が名付けたバラも２種類使いました．

いつもはギュウギュウにコンパクトに作るのですが，今日の課題はふんわり．

そして，手の基本所作を何度も教えてくれて，花の高さやグリーンによるボリュームの付け方なども丁寧にやってみせてくれるのですが・・・・

何故か出来上がりは思うようにならないし，手はどう動いているのか自分でもよくわかりません・・・


まぁ，とりあえずフンワリ感だけは達成

ラッピングしたところ．

光の具合で感じが違う画像２つ．

今日，花束を飾った玄関は，何種類もの甘い薔薇の香りでむせかえりそうです

刈り込み実習

刈り込み実習・・・といっても後輩たちの授業ですが，差し入れ持ってちょっと応援に行ってきました．

１年生の実習姿を初めて見ましたが，中には一人前の植木職人っぽい格好の人も

自分が刈り込みの実習をしていたときには先生に注意されてもピンと来なくて，出来上がりもいいのか悪いのかもよくわかっていなかったな・・・

みんなも必死に刈り込みしているのですが，生け垣にくっついているから天端がやや波打って先生が指摘してもわからないようで．

あぁ同じなのかなぁと懐かしく思いながら見ました．

結構美しいですね～

微妙な波打ち，これって仕方ないですよね・・・

横浜高島屋でフランス展なるものが開催されていて，ナタリー・レテさんというデザイナーのコーナーで，ネコのぬいぐるみを衝動買い．

このデザイナーはよく知りませんが，色遣いが独特で，動植物のタッチがキモカワイイ感じでした．

ぬいぐるみ，ピンぼけですが，にゃあごと名付けました．

家族には「怖い顔だ」とすこぶる評判悪いです

オオスカシバ

庭のブットレアに毎年一匹(一頭？)のオオスカシバが現れます．

羽音がハチのように大きくてビクッとしますが，黄緑のボディに，黒，赤，黒のラインがなかなかモダン．

目はフクロウのように大きく鋭い光を放っています

オオスカシバ(チョウ目スカシバガ科：大透翅)

蛾の一種なのに，羽は透明で，昼間に飛んできてホバリングしながら蝶のように花の蜜を吸います．

羽化したときは羽に鱗粉があるらしいですが，羽ばたいたときに取れてしまい，透明になるそうです．

透明といっても，蝶や蛾の羽から鱗粉を取り除いたよりも透明に見えるんですと・・・・

それは，羽の表面に微細な顆粒がびっしり並ぶことでおこる光学的な効果によるらしいです．

光は不思議な視覚効果を生み出すんですねー

ちなみに幼虫はクチナシを食べるらしいです．

三角イチョウ

とうとう確認しました

川崎駅近くの市役所通りにある街路樹．

三角です．

車の中からパッと見でイチョウだと思ったのですが，あまりの直線的な三角形に，後でメタセコイヤかと思ったりして・・・

通りの両側にズラ～ッときれいに三角が並んでいます．

この直線的な樹冠．人工的ですね．

近づいて見ると，間違いなくイチョウでした

枝を整理していくことでこんなに整った樹形になるんですね．

でも，ここまで幾何学的な形，ということは，樹冠の剪定もやっぱりやっているのかな．

川崎の緑化担当の人に聞いてみたいものです．

たわわに実ったギンナン．

樹の下の自転車の周りはギンナンがつぶれていて臭かった・・・

キンモクセイ

今朝は俳優の緒方拳の急逝でテレビでは大変な話題になっていました．

あさってから始まる「風のガーデン」では主人公の父親役でしたね．

北海道の富良野を舞台に上野砂由紀さんが作ったイングリッシュガーデンを見るつもりで楽しみにしていたのですが，一瞬ドラマ中止？とびっくり．

でも花に合わせて撮影していたので，もうクランクアップしていたということでホッとしました．

花畑が見られる・・・
最後の緒方拳も見られる・・・

緒方拳というと，昔見た必殺仕掛け人の梅安役のイメージが強くて，ぎとぎとネチネチな強面で，絶対好きになれないだろうな・・・・と思っていました．

でも亡くなる５日前まで仕事をして，臨終の間際には友達に明るい冗談まで言って静かに亡くなった・・・ということで，今日は自分の人生の終わりはどうなるのだろうかと考えてしまいました．

うーーーーん．．．

まだ具体的な想像は出来ませんが，今このときも，そこにつながっているのは間違いないと思います．

最後に冗談云えるように，もっと，真剣に生きていかないといけないなぁと・・・





さて，話は変わって．

昨日の朝，雨戸を開けたら，急にキンモクセイが香ってきました．

キンモクセイ・・・香りは印象的ですが，この時期以外，どこに植えられていたっけっていう感じ．

今年は９月が開花の時期だったような気がしていたので咲いているところも見ないで終わってしまったのかと思っていたら，突然，満開になりましたね．

早速，普段なら通らない道をにおいとオレンジ色を頼りに探してみたら，すぐ見つかりました．

キンモクセイ(モクセイ科モクセイ属)

学名：Osmanthus　fragrans　var.　aurantiacus

雌雄異株で，日本には雄株しか植えられておらず，結実しません．

雄株の方が花付きが良く，挿し木で増やせるから雌株は導入されなかったらしいです．

実はヒイラギなどに似て，地味なようです．

実が美しかったら絶対日本にもたくさん植えられたんでしょうね．

花は突然自己主張を始め，すぐ落ちますね．

・・・儚いけれど，印象的．

美しいけれど，トイレの香りの印象が強力だし，常緑なのでちょっと暗い感じもあり・・・

好き嫌いが分かれる樹ですが，公園とかにはいて欲しい樹です．