やまめの庭つくり

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日当たり良好なお庭

2010-02-15 | 造園
今日は冷たい雨がポツポツと降る中,M市まで測量に行ってきました.

今計画中のお庭の平板測量と排水などの確認で.

基本的なデザインは出来たので,今度は見積を出すための正確な測量をしました.

A先生と,雨で紙がぼろぼろになるのを気にしながら,寒さに震えつつ・・・

帰りにファミレスで食べた期間限定メニューの「トマトtomato鍋リゾット」は,熱々でおいしかったですsymbol4

さぁ,これから図面見直して数量拾ってみます.

このお庭は日当たり最高なんですが,色々と考えなければならないことがあって,二転三転・・・






・・・まぁ,これも勉強です.

お施主様に気に入ってもらえるように頑張ろうと思います



ネコ大集合アート三昧

2010-02-13 | ノンジャンル
今日は夕方から,長後にあるスペースkujiraで開催されている「今日は猫の日 平成22年2月2日~2月22日」展を見に行きました.

日付が「2」の連続.猫好きな人にはにゃんにゃんにゃん・・・animal2catcat3としか見えないようですね.

お友達が金属を加工したアクセサリーのデザイナーとして作品を出展しています.

出品しているアーティストは10人.

日本画,木彫,彫刻,パステル画,油絵,カード,バッチ,銅版画,ジュエリーと,色々な表現方法で猫というテーマに挑戦しています.

気になった作品,紹介します.タイトルはメモっていなかったので適当に紹介することになってしまいました.すみませんalien

down猫と魚のモビール.

照明によって壁に魚を追いかけるような猫のシルエットが浮かんで見えるときがあります.




ちょっとネコが硬直しているように見えるのはやまめだけでしょうか?

downタイガーになりたかった猫.
なるほど,顔の一部がトラっぽい・・・・



と思ったら,後ろ姿はタイガーマスク!!

ユーモアにあふれた楽しい作品です.
作者はエサシ トモコさん.



down金太郎ネコ.首にぶら下がっている魚のペンダントが欲しい~hamheart



これらはみんなテラコッタで出来ているそうです.

他にもひな祭りや端午の節句を意識した作品もありました.

こまやかで色鮮やかな絵付けでネコの繊細な表情を表しています.



up竹島 由衣子さん作のジュエリー.

いくつかある中で一番のお気に入りです.(もう,売約済みでしたけどyellow12)



upこちらは以前作られた作品.

自然をよく観察しているんですね.
少しずつ少しずつ金属を加工して繊細な表情が出るようにしているそうです.

細かい作業の積み重ねですね・・・すごいなぁ~kirakira2


down東北のアーティスト,鎌田 紀子さん.

2009に作品展を実施.その時使った残りの小道具的な作品.

1本150円だったので,2本購入.

図面を描くペンと一緒に飾ってみました.

家族の評判は・・・・目立つところに飾らないでyellow6ase2,でした・・・



頭から頭が生えている・・・どうしたらいいんだろうって悩むところが面白くないですか?




会場の入り口に飾られていた犬の作品.

結構マッチョな感じ.



まぶたを閉じることが出来るんですyellow25symbol5

バナナマンの日村に似ていませんか?

目はガシャポンのケースで出来ているらしいです・・・



歯はひとつひとつ樹脂を加工して手作りされているとのことで,会場の方がイチオシの鑑賞ポイントらしいです.

迫力ありますよね.



強烈な個性の作品ですが,おどろおどろしいとか暗いとかえぐいという気持ち悪さはなく,ぎりぎりのところでユーモアに転じていると思いました.



大磯 庭園めぐり3

2010-02-12 | 造園
先日の大磯庭園めぐりでは,明治時代からある小径のコースを歩いたりしました.

down師匠が絶賛した門前の景色.

斜めに強い直線の幹が特徴的な左のマツと,門右手の軽くやわらかな樹形のモミジ.

片方が強いときは,もう片方はやさしく軽やかなものを持ってくると,バランスがとれていいそうです.




門の入り口の石敷きもとても良い感じです.

縁石のような長方形の石の手前に崩れた感じのやわらかい調子で石敷きが左右に広がって続いているところがいいなと思いました.



塀に沿って作られた植え込みのスペースと縁石の感じがやさしい表情を演出しています.

きっと,中のお庭も素敵なんだろうなぁsymbol1



こちらは,別のお宅の裏庭(たぶん茶庭などに続いていたのかも)の前庭.

小さなスペースですが,とても上手に石の園路が作られています.




海の近くには新しい高級住宅地も立ち並んでいます.

ただ残念ながら,庭はあまり力を入れているところがないようでしたyellow13



down旧島崎藤村邸の近くの梅.

幹をぐいっとよじらせながら空に向かって枝を広げていました.

大磯は空襲に遭わなかったということだったので,こんなふうに立派に育っている樹がたくさんあるんじゃないでしょうか?







クリエイティブな一日

2010-02-12 | ノンジャンル
今日は新宿の文化女子大学に行ってきました.

新宿駅南口から徒歩10分くらいでしょうか.

20階建てくらいの大きなビルが,文化女子大です.

都会の大学ってビルなんですね....

やまめは高校も短大も低層建築だったので,高層ビルになかなかなじめず,圧倒され気味ですyellow22



訪問の目的は,造形学部住環境学科と生活造形学科の卒業研究展を見るためです.

師匠が来賓としてご招待されたので,弟子はくっついて行っただけですが・・・nose5

あさっての土曜日まで開催されています.



会場は20階のフロア.
建築デザインコースに行ってみると,展示の前で発表会をしていました.

模型やパネルでデザインの意図や特徴などを説明した後,みんなでざっくばらんなディスカッションが行われていました.

研究内容は,建物と,周りの環境・自然を意識したランドスケープデザインや,人と建物の関わりを追求した空間デザイン等です.

大学の卒業研究発表ってこんな感じなのか~と,興味津々で作品を見て回りました.

色々なことを考えている人がいて,想いを表現している作品があって,中には学生でありながらプロとして活躍しているんじゃないですか?と聞きたくなるような作品もありました.

テキスタイルやジュエリー,家具,商業デザイン,本や雑誌の制作など,コースによって作品もさまざま,とても面白かったです.

こういう勉強をした人たちがプロになっていつかこんな感じのものを世に送り出すのかなぁ~なんて考えながら.

才能を感じる,って確かにありますね.


建築デザインでは,ゼミの指導教授によって研究方向が違うのでしょうが,都市型農業をテーマにしたものも多かったです.

模型を作ると,デザインの世界観とかが具体的な空間として表現されるのでよくわかるなぁ・・・そんな当たり前のことを実感しました.






downこれはテキスタイルワークコースの方の作品.

染めて,着物に仕上げたということですが,着物にネコcat3って斬新だと思いませんか?





大磯 庭園めぐり2

2010-02-11 | 庭園見学
旧島崎藤村邸に行きました.

大磯駅から近いです.

島崎藤村といえば,高校時代に本を手にした覚えがあります.
が,内容を覚えていません・・・yellow12

島崎藤村邸は,大磯駅から徒歩5分,
145坪の敷地に24坪の家と,13坪の書庫(だった建物で,現在はご親戚の方の住まい)が建っています.

お金持ちの大きな別荘と違ってこの程度の規模は「町屋園」と,地元の人に親しみを込めて呼ばれていたそうです.

これら貸別荘は地元の裕福な商家などが建てていたそうで,藤村邸はお菓子屋さんが3棟建てたものを貸し出していたとのこと.

このお菓子屋さんは,政財界の人たちのお茶会にお菓子を届けていたそうなので,かなりの数寄者だったようです.

別荘の一角,京間の四畳半は,天井を低くし,下地窓や,利休が愛用したハギの窓,雨戸の戸袋のひょうたん模様の切り込み,垂木はなぐり仕上げ材と丸太を交互に使用し,軒裏の化粧天井にしの竹の吹寄せで軽やかな感じにするなど,随所に凝った作りがなされています.



このあたりの別荘は,縁側が広いのが特徴で,藤村はそこに薄縁を敷いてお客さんが過ごしやすいようにしていたとか.



大家のお菓子屋さんは藤村の大ファンだったそうで,夏になると台所でお手製のくずきりなどを作ってあげたとか.

いいですね~symbol4




庭の植物も当時のまま,ほとんど変化していないとのことでした.

大磯は空襲にやられなかったことと,樹の手入れがきちんと行われていることで,庭の雰囲気は往時のままだそうです.

最後に入り口のシダが生えた屋根付きの門についてのお話.

少しだけ低く作られていて,ややかがんで出入りする姿勢になります.



これには意味があって,訪れたお客さんが充分にもてなしてくれてありがとう,と軽く会釈しながら出て行かれる,そんな姿勢をお客さんに自然に取ってもらえるくらい満足していただきます,そのくらい素晴らしいおもてなしをしますよ,という意味があるそうです.



門の高さにそんな意味があったことを初めて知りました.