晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※文章や写真の無断転載は禁止!

【京都・風俗博物館 出張展示】 2005年9月撮影 養老の衣服令による文官礼服・命婦礼服

2015年06月09日 | 京都・風俗博物館
 京都文化博物館別館で行われた風俗博物館出張展示のこと。

六條院行幸 船楽 に引き続き、
2005年9月に京都文化博物館別館で撮影した
風俗博物館の出張展示での様子です。

4分1サイズの寝殿造模型の背後には
奈良時代から江戸時代までの服飾の変遷がわかる
実物大人形での展示が行われていました。



展示 前列の様子。

右側から順にご紹介いたします。



 奈良時代 養老の衣服令による文官礼服










 奈良時代 養老の衣服令による命婦礼服













平安初期文官朝服・女官朝服へ続きます。



日本服飾史 男性編 (趣)



日本服飾史 女性編 (趣)




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【情報】 京都アスニ―平安京創生館 企画展「闇からのぞいた平安京~辻々を妖怪たちが闊歩する~」開催中!

2015年06月09日 | 情報
 平安時代に関する展示のご紹介です。

京都市中京区、
京都アスニ― 京都市平安京創生館では、現在、
企画展「闇からのぞいた平安京~辻々を妖怪たちが闊歩する~」を開催中

会期は、~11月30日(月)まで。

 ※平安京創生館
 ⇒ http://web.kyoto-inet.or.jp/org/asny1/souseikan/index.html
 ⇒ http://web.kyoto-inet.or.jp/org/asny1/souseikan/kikaku.html


平安時代、この世は闇に満ちていました。
 人々は得体のしれぬものを妖怪や怪異として恐れ、
 その様子はさまざまな記述に残っています。
 この展示では、平安京に関わりが深い、妖怪や怪異に
 ついて取り上げ、紹介します。



闇と対峙した人々の装束として
武官束帯姿や僧侶鈍(純)色五條袈裟(どんじきごじょうけさ)姿の
展示もあるそうです。



お近くにお住まいの方もそうでない方もどうぞ。







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【京都・風俗博物館 出張展示】 2005年9月撮影 六條院行幸 船楽 龍頭と鷁首

2015年06月09日 | 京都・風俗博物館
 京都文化博物館別館で行われた風俗博物館出張展示のこと。

童舞「賀皇恩」 に引き続き、
2005年9月に京都文化博物館別館で撮影した
風俗博物館の出張展示での様子です。

寝殿の東南に広がる庭の池では
『源氏物語』<藤裏葉>より
船楽の様子が展示されていました。




(模型の池には実際に水が張ってありました。)

六條院春の町、庭の池には
龍頭(りゅうとう)と鷁首(げきす)の船が浮かべられています。


 龍頭に乗船している童たち。




唐楽(左舞)である「迦陵頻(かりょうびん)」を舞うために控えています。

4人で舞い、彩色された鳥の羽を背負い、
童髪で天冠(てんかん)を頭に付けます。
天冠には菊の花が挿してあります。

両手に持っているのは、銅拍子。
天竺の祇園精舎の供養の日に飛来した
迦陵頻迦(かりょうびんが)の鳴き声を表現しているといいます。



 鷁首に乗船している童たち。




高麗楽(右舞)である「胡蝶」を舞うために控えています。

4人で舞い、童髪に天冠を着け
山吹の挿頭花(かざし)を付け、
右手にも山吹を持っています。

背中には蝶の羽を背負っています。




以上、六條院行幸の展示の様子でした。

会場内では服飾の変遷がわかる実物大人形による展示も行われていました。
次回以降、その展示の様子をupしていきたいと思います。



 実物大人形の展示へ続きます。








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