京都市下京区にある風俗博物館のこと。
女三の宮と紫の上の対面 に引き続き、
2006年4月に風俗博物館で撮影した展示の様子です。
女房の局(つぼね)では
「女房の日常~夏の装いと伏籠(ふせご)~」が展示されていました。
博物館レジュメより
“夏の盛りの日にあまづらのシロップの中に
貴重な氷室の氷をうかべて食する女房達。
装束は夏の装いとして単かさねである。
この氷は「あてなるもの」として枕草子に
記されている。”
清少納言の『枕草子』 あてなるもの(=高貴なもの)に
削り氷(けずりひ)に甘葛(あまづら)入れて、あたらしき鋺(かなまり)に入れたる。
とあります。
<「新編日本古典文学全集18 枕草子」/校注・訳:松尾聰 永井和子/小学館発行>より
この女房は文を書いているのでしょうか。
それとも物語を書き写しているのでしょうか。
伏籠(ふせご)を用意する女房。
“伏籠とは、衣服に香りをうつすための器具である。
竹または金属製でできた籠で火取り(火取香炉のことで
薫物をくゆらすための道具)の上に籠を伏せ、その上に
装束をかけた。”
女楽 へ続きます。
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女三の宮と紫の上の対面 に引き続き、
2006年4月に風俗博物館で撮影した展示の様子です。
女房の局(つぼね)では
「女房の日常~夏の装いと伏籠(ふせご)~」が展示されていました。
博物館レジュメより
“夏の盛りの日にあまづらのシロップの中に
貴重な氷室の氷をうかべて食する女房達。
装束は夏の装いとして単かさねである。
この氷は「あてなるもの」として枕草子に
記されている。”
清少納言の『枕草子』 あてなるもの(=高貴なもの)に
削り氷(けずりひ)に甘葛(あまづら)入れて、あたらしき鋺(かなまり)に入れたる。
とあります。
<「新編日本古典文学全集18 枕草子」/校注・訳:松尾聰 永井和子/小学館発行>より
この女房は文を書いているのでしょうか。
それとも物語を書き写しているのでしょうか。
伏籠(ふせご)を用意する女房。
“伏籠とは、衣服に香りをうつすための器具である。
竹または金属製でできた籠で火取り(火取香炉のことで
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