リドリー・スコット監督で好きなのは、「ブラックホーク・ダウン」「グラディエーター」「エイリアン」
そして先週テレ東でやっていた「ブラックレイン」
89年のだというのに今も面白さは変わらない
・DVD 「ブラック・レイン デジタルリマスター版 ジャパン・スペシャル・コレクターズ・エディション」
フランク・ルーカス、リッチー・ロバーツは実在の人物。
禁酒法のあったシカゴ、カポネを追い詰めるネス、「アンタッチャブル」を思い出しました。
事実を元にしたストーリーって見応えがあります。
マフィアが100年かかっても出来なかったことを成し遂げた黒いカリスマ:フランク、
警察組織が100年がかりで築いた悪しき慣習をぶち壊した変革者:リッチー、
その真逆なキャラクターの対決、デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウが演じるのだから面白くないわけがない。
自分のポリシーは貫くという姿勢は二人に共通するというのも面白い。
二人の話が交互に描かれ、その距離が縮まってゆき、
飛行機上での捜索、アパートでの家宅捜索と緊迫したシーンが続き、そして
教会で対面するシーンはとても素晴らしかった!!!
悪徳刑事の親玉としてフランクともリッチーとも敵対するトルーポを演じたジョシュ・ブローリンさんも良かった。
そしてエンディングロールが流れると席を立つ方もいるけれど、
最後の1カットがまたカッコ良かったんです~~~見逃した方、残念。
<原題> 「AMERICAN GANGSTER」
<公開時コピー> 「汚れた手でつかんだ、美しき人生。
人生を駆けてつかんだ、美しき正義。」
<あらすじ> 1968年、ニューヨーク。
黒人ギャングのボス、バンピーの右腕として仕えてきたフランク・ルーカス。
彼はバンピー亡き後、ボスの座を引き継ぎ、自らの帝国を築き上げようと決意。
そして、ベトナム戦争の軍用機を利用して、東南アジアから純度100パーセントのヘロインを直接仕入れる独自ルートを開拓。
生産者から直接大量に仕入れ、安価で幅広く大衆に販売するという当時最先端のやり方を応用。
フランクは瞬く間に麻薬王として君臨していく。
一方、ニュージャージーの警察に所属する刑事リッチー・ロバーツ。
彼は、警官の汚職がまかり通っていたこの時代に潔癖な仕事を貫いていたため、周囲から疎まれ孤立していた。
また私生活では元妻と養育権で係争する傍ら、司法の道を目指している。
そんな彼はある時、検察官から特別麻薬捜査班のチーフに抜擢。
ヘロインの供給ルートを粘り強く操作、顔の見えない敵であったフランクを、ジリジリと追い詰めていく。。。
デンゼル・ワシントン ・・・・・・フランク・ルーカス
ラッセル・クロウ ・・・・・・・・・・リッチー・ロバーツ
キウェテル・イジョフォー ・・・・ヒューイ・ルーカス(ルーカス弟)
キューバ・グッディング・Jr ・・ニッキー・バーンズ(ハーレムのギャング)
ジョシュ・ブローリン ・・・・・・・トルーポ刑事(悪徳刑事の親玉)
テッド・レヴィン ・・・・・・・・・・ルー・トバック地方検事
アーマンド・アサンテ ・・・・・・ドミニク・カッターノ(マフィアのドン)
ジョン・オーティス ・・・・・・・・ジェイ・リヴェラ(リッチーのパートナー刑事)
ジョン・ホークス ・・・・・・・・・・フレディ・スピアマン(リッチーの部下)
カーラ・グギーノ ・・・・・・・・・・ローリー・ロバーツ
RZA ・・・・・・・・・・・・・・・・・・モーゼス・ジョーンズ(スピアマンの推薦で捜査班に加わる)
ルビー・ディー ・・・・・・・・・・・ママ・ルーカス(フランクの母)
コモン ・・・・・・・・・・・・・・・・・ターナー・ルーカス(フランクの弟)
ライマリ・ナダル ・・・・・・・・・エヴァ(フランクの妻)
ロジャー・グーンヴァー・スミス ・・・ネイト(フランクの従兄弟)
マルコム・グッドウィン ・・・・・ジミー・ジー(フランクの運転手)
ユル・ヴァスケス ・・・・・・・・アルフォンゾ・アブルッゾ(リッチーの捜査班チーム)
リッチー・コスター ・・・・・・・・ジョーイ・サダーノ(リッチーの幼馴染)
ワーナー・ミラー ・・・・・・・・・メルヴィン・ルーカス(フランクの弟)
アルバート・ジョーンズ ・・・・テレンス・ルーカス(フランクの弟)
J・カイル・マンゼイ ・・・・・・・デクスター・ルーカス(フランクの弟)
ティップ・ハリス ・・・・・・・・・スティービー・ルーカス(フランクの甥)
・HP 「http://americangangster.jp/」
☆☆☆☆☆
リッチーの妻も、夫が賄賂をとらない正義の仕事振りうんぬんもあるだろうけど、
複数との女性関係は許せなかったのでは。
で、親権って、都合良過ぎですもん。
フランクの商売の仕方は当時斬新だったけれど、家族で固めるっていつしかマフィアと同じ道を歩んでしまいましたよね。。。
子供時代からの悪で染まった警察ぐるみの世界に生まれていなければ、頭の良さを遣ってまた別の人生があったことでしょう。
成功し家族を守るフランクを見て尊敬し、野球選手の華々しい世界が待っていたのに悪に手を染めていった甥をフランクはどう感じていたのかな。
それが違法でなければ、フランクも家族を愛する敏腕ビジネスマンで悪人には見えないし。
ニューヨーク麻薬捜査官の3/4が有罪というのにも驚き。
逮捕されたフランクが司法取引を持ちかけた効果だけどさ~。そのやり取りのシーンも面白かったです。
ダイジェストっぽくなってしまったのは惜しいけど、あれ以上上映時間が長くなるのもつらいし。。。
その時代に生きていたら、自分ならどうする? 犯罪率の低い州へ引っ越すかな?
弁護士となったリッチーの顧客第1号がフランクというのも、アメリカっぽくて面白かったです。
フランクの師:バンピーも映画化されていました。
「黒いジャガー」(71)、「コットンクラブ」(84)、「奴らに深き眠りを」(97)
・ 「アメリカン・ギャングスター」
・OST 「アメリカン・ギャングスター」
・期間限定 「アメリカン・ギャングスター」 ←Jay-Zが映画を見てインスパイアしたとか
2008年2月2日(土)ワーナーマイカルシネマズ浦和美園
そして先週テレ東でやっていた「ブラックレイン」
89年のだというのに今も面白さは変わらない
・DVD 「ブラック・レイン デジタルリマスター版 ジャパン・スペシャル・コレクターズ・エディション」
フランク・ルーカス、リッチー・ロバーツは実在の人物。
禁酒法のあったシカゴ、カポネを追い詰めるネス、「アンタッチャブル」を思い出しました。
事実を元にしたストーリーって見応えがあります。
マフィアが100年かかっても出来なかったことを成し遂げた黒いカリスマ:フランク、
警察組織が100年がかりで築いた悪しき慣習をぶち壊した変革者:リッチー、
その真逆なキャラクターの対決、デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウが演じるのだから面白くないわけがない。
自分のポリシーは貫くという姿勢は二人に共通するというのも面白い。
二人の話が交互に描かれ、その距離が縮まってゆき、
飛行機上での捜索、アパートでの家宅捜索と緊迫したシーンが続き、そして
教会で対面するシーンはとても素晴らしかった!!!
悪徳刑事の親玉としてフランクともリッチーとも敵対するトルーポを演じたジョシュ・ブローリンさんも良かった。
そしてエンディングロールが流れると席を立つ方もいるけれど、
最後の1カットがまたカッコ良かったんです~~~見逃した方、残念。
<原題> 「AMERICAN GANGSTER」
<公開時コピー> 「汚れた手でつかんだ、美しき人生。
人生を駆けてつかんだ、美しき正義。」
<あらすじ> 1968年、ニューヨーク。
黒人ギャングのボス、バンピーの右腕として仕えてきたフランク・ルーカス。
彼はバンピー亡き後、ボスの座を引き継ぎ、自らの帝国を築き上げようと決意。
そして、ベトナム戦争の軍用機を利用して、東南アジアから純度100パーセントのヘロインを直接仕入れる独自ルートを開拓。
生産者から直接大量に仕入れ、安価で幅広く大衆に販売するという当時最先端のやり方を応用。
フランクは瞬く間に麻薬王として君臨していく。
一方、ニュージャージーの警察に所属する刑事リッチー・ロバーツ。
彼は、警官の汚職がまかり通っていたこの時代に潔癖な仕事を貫いていたため、周囲から疎まれ孤立していた。
また私生活では元妻と養育権で係争する傍ら、司法の道を目指している。
そんな彼はある時、検察官から特別麻薬捜査班のチーフに抜擢。
ヘロインの供給ルートを粘り強く操作、顔の見えない敵であったフランクを、ジリジリと追い詰めていく。。。
デンゼル・ワシントン ・・・・・・フランク・ルーカス
ラッセル・クロウ ・・・・・・・・・・リッチー・ロバーツ
キウェテル・イジョフォー ・・・・ヒューイ・ルーカス(ルーカス弟)
キューバ・グッディング・Jr ・・ニッキー・バーンズ(ハーレムのギャング)
ジョシュ・ブローリン ・・・・・・・トルーポ刑事(悪徳刑事の親玉)
テッド・レヴィン ・・・・・・・・・・ルー・トバック地方検事
アーマンド・アサンテ ・・・・・・ドミニク・カッターノ(マフィアのドン)
ジョン・オーティス ・・・・・・・・ジェイ・リヴェラ(リッチーのパートナー刑事)
ジョン・ホークス ・・・・・・・・・・フレディ・スピアマン(リッチーの部下)
カーラ・グギーノ ・・・・・・・・・・ローリー・ロバーツ
RZA ・・・・・・・・・・・・・・・・・・モーゼス・ジョーンズ(スピアマンの推薦で捜査班に加わる)
ルビー・ディー ・・・・・・・・・・・ママ・ルーカス(フランクの母)
コモン ・・・・・・・・・・・・・・・・・ターナー・ルーカス(フランクの弟)
ライマリ・ナダル ・・・・・・・・・エヴァ(フランクの妻)
ロジャー・グーンヴァー・スミス ・・・ネイト(フランクの従兄弟)
マルコム・グッドウィン ・・・・・ジミー・ジー(フランクの運転手)
ユル・ヴァスケス ・・・・・・・・アルフォンゾ・アブルッゾ(リッチーの捜査班チーム)
リッチー・コスター ・・・・・・・・ジョーイ・サダーノ(リッチーの幼馴染)
ワーナー・ミラー ・・・・・・・・・メルヴィン・ルーカス(フランクの弟)
アルバート・ジョーンズ ・・・・テレンス・ルーカス(フランクの弟)
J・カイル・マンゼイ ・・・・・・・デクスター・ルーカス(フランクの弟)
ティップ・ハリス ・・・・・・・・・スティービー・ルーカス(フランクの甥)
・HP 「http://americangangster.jp/」
☆☆☆☆☆
リッチーの妻も、夫が賄賂をとらない正義の仕事振りうんぬんもあるだろうけど、
複数との女性関係は許せなかったのでは。
で、親権って、都合良過ぎですもん。
フランクの商売の仕方は当時斬新だったけれど、家族で固めるっていつしかマフィアと同じ道を歩んでしまいましたよね。。。
子供時代からの悪で染まった警察ぐるみの世界に生まれていなければ、頭の良さを遣ってまた別の人生があったことでしょう。
成功し家族を守るフランクを見て尊敬し、野球選手の華々しい世界が待っていたのに悪に手を染めていった甥をフランクはどう感じていたのかな。
それが違法でなければ、フランクも家族を愛する敏腕ビジネスマンで悪人には見えないし。
ニューヨーク麻薬捜査官の3/4が有罪というのにも驚き。
逮捕されたフランクが司法取引を持ちかけた効果だけどさ~。そのやり取りのシーンも面白かったです。
ダイジェストっぽくなってしまったのは惜しいけど、あれ以上上映時間が長くなるのもつらいし。。。
その時代に生きていたら、自分ならどうする? 犯罪率の低い州へ引っ越すかな?
弁護士となったリッチーの顧客第1号がフランクというのも、アメリカっぽくて面白かったです。
フランクの師:バンピーも映画化されていました。
「黒いジャガー」(71)、「コットンクラブ」(84)、「奴らに深き眠りを」(97)
・ 「アメリカン・ギャングスター」
・OST 「アメリカン・ギャングスター」
・期間限定 「アメリカン・ギャングスター」 ←Jay-Zが映画を見てインスパイアしたとか
2008年2月2日(土)ワーナーマイカルシネマズ浦和美園