かこぶろ。

日常、映画、テレビ、音楽、アイスホッケー、興味あるものを気分のままに綴ろうと思います。

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月 (2004)

2005-03-31 19:43:51 | moviE
<原題> 「BRIDGET JONES:THE EDGE OF REASON」 (理性の淵、分別の危機)
<公開時コピー> 「完璧な恋人
完璧な人生
これで悪いはずがない
変わらないブリジット、新しい日記の始まり」

ぽっちゃりして冴えない独身女性ブリジット・ジョーンズが繰り広げたロマンティック・コメディの続編。
前作はシャロン・マグアイア監督、続編は「3人のエンジェル」「輝きの海」のビーバン・キドロン監督に。
主演のレニー・ゼルウィガーは役作りのため前作(6週間で20ポンド=約9キロ)以上の体重増を敢行し、話題になっただけのことはあり、さらに大きい!!!
元はホッソリとしているのにウケた映画は役作りで体をつくったものが多いのは、喜ばしいのやら切ないやら(苦笑)
マーク・ダーシー役に、ジョージ・クルーニーやジョン・トラボルタの可能性もありました。
出演打診段階でコリン・ファースは乗り気ではなかったらしい。
このままで良かったような、見てみたかったような(笑)
ダニエル・クリーバーは原作の第二巻にはほとんど登場しないらしいけれど、映画的に成り立たないため脚本がだいぶ内容を変えたとか。
私はヒュー・グラント映画は好きなので、もっと出番を増やしても可。

<あらすじ> 世界一魅力的な弁護士マークとラブラブな毎日を送るブリジットだが、この完璧な展開は彼女にとって初体験のミステリー・ゾーンだった。
疑惑、嫉妬、勘違いに襲われながら、今度はいかにして愛を長つづきさせるかに悪戦苦闘、恋のセカンドステージに進んだブリッジトには、その他にも数々の”未知の強敵”が待ち受けていた。。。

レニー・ゼルウィガー Renee Zellweger・・・・・・・・ブリジット・ジョーンズ
ヒュー・グラント Hugh Grant・・・・・・・・・・・・・・・・ダニエル・クリーバー
コリン・ファース Colin Firth・・・・・・・・・・・・・・・・・マーク・ダーシー
ジム・ブロードベント Jim Broadbent・・・・・・・・・・・ブリジットの父親
ジェマ・ジョーンズ Gemma Jones・・・・・・・・・・・・ブリジットの母親
ジャシンダ・バレット Jacinda Barrett・・・・・・・・・・レベッカ
サリー・フィリップス Sally Phillips・・・・・・・・・・・・・シャザー
シャーリー・ヘンダーソン Shirley Henderson・・・・ジュード
ジェームズ・キャリス James Callis・・・・・・・・・・・・トム
ジェシカ・スティーヴンソン Jessica Stevenson・・・ロビン
ニール・ピアソン Neil Pearson・・・・・・・・・・・・・・・リチャード・フィンチ
http://www.bj-diary.jp/
(↓ 注:以下ネタばれあり)

ブリジットはめでたくマークと恋人同士に!!!
そのラブラブぶりは冒頭のサウンド・オブ・ミュージックから笑えました。
前作同様、歌の数々も楽しめます。
エンディングの「I’m not in love」は大好きだしー。
コメディさもドタバタさも増して(刑務所行きにもビックリ)、なんだかなーと思いつつ、ヒョコヒョコした歩き方も、マジックマッシュルームでラリったりとかブリジットキャラで笑えてしまう楽しさ。
ストーリーは、ドタバタしてしまうけれどブリジットの一生懸命さが良かった前作の方が個人的には面白かったです。
疑惑、嫉妬、勘違いの今回の悪戦苦闘ぶりが二十歳ソコソコの娘じゃないんだからさー、って苦笑してしまうのです。
マークは前作以上にかっこ良くてどこまでも優しいし!
自称セックスセラピーで別人になったダニエルも、
意外なオチがあったレベッカも、
愛すべきブリジットの友人たちももっと目立った活躍が欲しかったー、物足りなかったです。
ブリジットのご両親の二度目の結婚式は良かった(ラベンダーとか)。フフフ

HPで楽しめる
・LOVEクイズ
「トム」 ちょっと納得いかない(笑)
自分の欲するものを知っていて、それ以外のものには見向きもしない。
自分を幸せにしてくれるものにお金を使うのがいいやり方と信じて疑わない。
・理想の男性
「ジャイルズ」 さらに納得いかない(苦笑)マークがいいのに!
スローガンを「デートの相手もなく、自暴自棄」から「既婚者、住宅ローン付」に変えろって ;_;

2005年3月30日(水)ワーナーマイカルシネマズ市川妙典
コメント (4)
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つぐみちゃん帰宅

2005-03-29 10:53:44 | newS
無事帰宅されたようです、つぐみちゃん。
山形の友人宅にいたとか???
ともあれ事件に巻き込まれたとかではなくて安心しました。

(↓25日更新)
-------------------------------------------------------------
つぐみ、どこにいるの?
仙台で小学生の娘さんが行方不明に。
ご家族の心痛はさぞ深刻なものでしょう。
無事つぐみちゃんがご家族のもとへ帰られるよう、祈るばかりです。
ブログという人の輪が、少しでも役に立ちますように。。。
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昼ドラの行方

2005-03-28 18:38:36 | dramA
□サンスポ 「「冬の輪舞」、ゴールデンタイムに進出
いよいよ今週4月1日(金)最終回を迎えます。
そして5月13日(金)21:00~特別版放送決定!!!
過去の名シーンやセリフを挟み、最終話の10年後の設定で物語が展開。

□TBS 「愛の劇場
「聞かせてよ愛の言葉を」こちらも最終週。
万里(濱田万葉)は麻子(新藤恵美)の娘だった。
麻子が克也(松村雄基)に言い聞かせていた親の仇。。。の子供が万里でした。
さすがに千尋と克也が兄妹じゃ盛り上がらないから、もらい子が千尋ではなく万里ってところが上手いって思いました。
そしてキター!!!
克也(松村雄基)が倒れ病院に担ぎ込まれると医者から 余命 半年だって!!!
他人の千尋になぜ医者は宣告するのか突っ込むのはやめておこう(笑)
韓国ドラマが手本にしそうな、大映王道の展開がますますヒートあっぷしそうです。
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金八、最終回

2005-03-28 18:21:19 | dramA
□サンスポ 「Ya-Ya-yahが2度目の単独コンサート
□TBS 「3年B組金八先生7
「少年院に入り卒業式に参加できなかった生徒」
録画した金八を見る前に読んでしまった。。。(苦笑)
3→4時間放送になったけれど、最初の一時間は今回の金八のおさらいと、3B卒業生や各著名人からのメッセージ紹介でした。
肩くらしをくらったけれど、22日の二中でのさよならコンサートの模様が冒頭にチラッと放送されたので良かったです。
そして最終回は涙、涙でした。
丸山しゅうの少年院行きは妥当でしょう。
保護観察になって3Bと一緒に卒業できて嬉し涙にくれるのも悪くないけれど、
しゅう自身に語らせたとおり、
「覚せい剤を体から抜くには時間が必要であり、覚悟が必要だからです。
 それだけのことをしてしまった罰を受ける必要があったからです。」
ということです。 リアルさが増したと思います。
口先で「やってはいけない」と言うことは簡単で、「なぜいけないのか」を説明するのは難しく、知る術も学ぶ機会もほとんどないように思えます。
たった一度でもドラッグに手を出したらやめられないということを、そのドラッグの恐ろしさを知る大切な番組だったと思います。

金八先生が生徒に贈る言葉、漢字一文字に込める想いもとても素晴らしかったです。
土手でのソーラン節も、しゅうの最後のバク宙も、皆の想いの集大成でした。
ぃゃ~イイ最終回でした。
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コクド、アジアリーグ優勝!!!

2005-03-27 21:11:38 | icehockeY
□サンスポ 「コクドが初優勝-IHアジア・リーグ 
□デイリー 「コクドが初優勝
KOKUDO

アジアリーグ優勝!!!
リーグ戦では、勝ち点でクレインズと同点の首位で、リーグ規定により1位の座をクレインズに譲ったものの、その安定した戦いぶりは常勝チームそのもの。
プレーオフは全然観戦出来なくてソワソワモゾモゾしていたけれど、優勝の知らせに泣きそうでした。
プレーオフファイナル
第1戦22日 コクド 0-2 日本製紙クレインズ
第2戦23日 コクド 6-4 日本製紙クレインズ
第3戦26日 コクド 2-1 日本製紙クレインズ
第4戦27日 コクド 5-2 日本製紙クレインズ

コクド存続問題の結論は先送り
西武鉄道の次期社長に内定している同社の後藤高志特別顧問の、アジア・リーグ初優勝を決めたコクドのアイスホッケー部についてのコメント
「グループ再生のシンボル」と存続に前向きな評価をしたものの、「結論というのはまだ。」と先送り
優勝で結果を出せたことにもなるし、頼むよ!!!
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偶然にも最悪な少年 (2003)

2005-03-26 17:14:15 | moviE
「中島美嘉の飛び蹴りがイイんだよねぇ。」という友人の言葉につられ、レンタルしてみました。
<公開時コピー> 「なにもすることがなかったので少年は、
姉の死体といっしょに、シアワセを探しに出かけた。」
「脱いでもすごいんです」(TBS)「GERAID」(資生堂)などCF界の鬼才グ・スーヨンが2002年に発表した同名小説を、自ら監督を務めて映画化。
主演は「リリイ・シュシュのすべて」の市原隼人。
共演に歌手の中島美嘉。
2003年日本アカデミー賞受賞:新人俳優賞市原隼人

<あらすじ> カネシロヒデノリは在日韓国人3世の高校生。
小さい頃からイジメられっ子だったヒデノリは、さしたる目的も持てず学校ヘも行かず無為な毎日を過ごしていた。
ある日、両親の離婚で会っていなかった姉ナナコの再会し、ナナコはその数日後自殺してしまう。
ヒデノリは姉に一度でいいから祖国を見せてやりたいと無謀な計画を思い立つ。
ひょんなことから知り合った強迫性障害で盗癖のあるエキセントリックな少女由美と、渋谷でブラブラしているチーマーのタローがその計画に加わる。
彼らは亡くなったナナコの遺体を病院の霊安室から盗み出すと、白いオンボロマークIIに乗り込みひたすら西を目指して走り始めるのだった。。。

市原隼人・・・・・カネシロヒデノリ
中島美嘉・・・・・佐々木由美
矢沢心・・・・・・・カネシロナナコ
池内博之・・・・・タロー
蒼井優 ・・・・・・原田の彼女
柄本佑
岡田義徳 ・・・・教師、由美の兄
風吹ジュン・・・医者
柄本明 ・・・・・・ヒデノリ、ナナコの父
袴田吉彦 ・・・・CDショップの店員
佐藤江梨子・・・車椅子を押していた女
津川雅彦 ・・・・ヤクの売人
余貴美子 ・・・・ヒデノリ、ナナコの母
ともさかりえ ・・博多の女
永井大  
前田愛  
永瀬正敏  
塚本高史 ・・・・博多の男
高橋克典  
大滝秀治 ・・・・質屋の主人
□HP http://www.toei.co.jp/saiaku/
(↓ 注:以下ネタばれあり)

好き嫌いわかれるでしょう、コレは。
主要四人以外、特別出演扱いになっていました。
有名芸能人が随所チラホラ出てきて、この監督さんの人望なのかしら?
既にどんな役だったか覚えていないのもあるし(苦笑) 
在日が主人公は「GO」や最近だと「パッチギ!」があります。
在日な設定はロードームービーするきっかけなようなものに思えます。
彼らの日常背景はどうでもいいことのように描かれないし、
不登校、イジメ、万引き、恐喝、暴行、近親相姦、強盗、障害、自殺、ドラッグ。。。
彼らのような若者があたりまえに多くいないことを望みたいです。
表面的に描くことによって深く考えさせられる、ってこともあるかもしれないけれど。
モラルが欠落して子供達が好き放題やって、そのまま何のシッペ返しもないまま終わるのが個人的には好きになれません。
シッペ返しされたのはタローだけか。
なんの成長もなく、ぁ、
「祖国を見せてやりたい」と思ったことだけはアイデンティティ的に進歩かな(苦笑)
マヨネーズ、飛ばしてみたいです、スッキリしそう。
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ザ・ワン (2001)

2005-03-25 16:05:26 | moviE
<原題> 「THE ONE」(全能の存在、超人)
<公開時コピー> 「125人のジェット・リー“バトル・ロワイアル”が始まる!!」

多次元宇宙を制する者が<超人(ザ・ワン)>となる――
「ロミオ・マスト・ダイ」「キス・オブ・ザ・ドラゴン」の成功によって、ハリウッドにおいてもトップ・アクション・スターの地位を獲得したジェット・リー主演のSFアクション。
その二作はとても好きだけれど、これはかる~い気持ちで楽しむ分にはOK。
「X-ファイル」の脚本家出身で、監督と製作を分担して「ファイナル・デスティネーション」で映画界に進出したジェームズ・ウォンとグレン・モーガンのコンビ。
彼らの第二作「ザ・ワン」は、冒頭で一気に説明されるマルチバース=多次元宇宙という設定がミソ。
少しずつ違う歴史をたどっているパラレル・ワールドの地球が存在し、少しずつ違う環境の自分が存在します、その数125!

<あらすじ> その宇宙全体にある125のパラレルワールドの均衡を守るため多次元宇宙捜査局=MVAが監視に当たっていた。
しかし、捜査官の一人ユーロウがその特権を利用して、他世界の自分を次々と殺し始めた。
ユーロウは一人殺すたびにそのエネルギーを吸収するかのように超人化していく――。
ロサンゼルス。 アメリカ大統領をゴアが務める世界。
留置場から出てきた男ロウレスをユーロウが襲い殺してしまう。
そしてこの時、ユーロウの標的はついに、ブッシュが大統領を務める世界に住む、ロサンゼルス郡保安官ゲイブ一人となった。。。

ジェット・リー Jet Li ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ユーロウ、ロウレス、ゲイブ・ロウ
カーラ・グギーノ Carla Gugino ・・・・・・・・・・・・TK・ロウ、マシー・ウォルシュ
デルロイ・リンドー Delroy Lindo ・・・・・・・・・・・ハリー・ローデッカー捜査官
ジェイソン・ステイサム Jason Statham ・・・・・エヴァン・ファンチ捜査官
ディラン・ブルーノ Dylan Bruno ・・・・・・・・・・・イェーツ
リチャード・スタインメッツ Richard Steinmetz・・ダントニー
スティーヴ・ランキン Steve Rankin ・・・・・・・・・MVA幹部
タッカー・スモールウッド
(↓ 注:以下ネタばれあり) 

自分と対決するなんてジャン・クロード・バンダム「レプリカンと」でもありました、そういう感じ。
「マトリックス」をギャラ交渉等で降りてしまった彼だけど、そのSFアクションでも少し前の匂いがした(苦笑)
話自体は面白いなと思ったし、ジェット・リーの事だからコピーそのもの125人分のバトルが見られるのかと思っていたけど、それは期待しすぎでした(残念)
始まって早々残り3人って!!!
ちなみにGabriel Yulaw ガブリエル・ユーロウ(お前、法律)、Gabe Law ゲイブ・ロウ(法律)、Lawless ローレス(無法)役に応じて苗字にLaw(法律)が付いている面白さ(笑)
他世界の様々なジェット・リーが写真で紹介されるけれど、変なカツラかぶったり帽子かぶったりコスプレは似合わない(爆)
それに彼は特撮無しで充分アクションを見せてくれるのだから、CG使いすぎるのは勿体無かったなと、前作「キス・オブ・ザ・ドラゴン」のアクションは素晴らしかったもの!!!
でも思わぬ太極拳は見られたり、数々のアクションは最高~!
彼と「ロミオ・マスト・ダイ」で共演しているデルロイ・リンドーもいい味♪
カーラ・グギーノ演じるマシー、裁判の傍聴席にいたと思えば別の世界では妻になっている、という女優ならではの化けっぷりが上手い。

2002年6月23日(日)鑑賞
昨夜テレ東でも放送されていたので、ついでに。
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最終回ラッシュ

2005-03-25 14:41:14 | diarY
そんな時期になっています。
昨夜も「H2」の展開に強引だなぁ、と思いつつ裏で録画していた「優しい時間」で、
息子「ご無沙汰しています。」
父 「やぁ。」
もうそこでさっそく泣きました(笑)
今夜も四時間と長い金八の最終回で泣いてしまうでしょう。
今日、インサイトに出演した武田鉄矢さんがとても面白かったです。
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恋人はスナイパー 劇場版 (2004)

2005-03-25 01:01:26 | moviE
テレビ朝日系で放映された単発TVシリーズの続編として映画化したサスペンス・アクション。
原作は西村京太郎の「華麗なる誘拐」。
元恋人同士の天才スナイパーと女刑事の再会と活躍を迫力かつ感動的に描く。
監督はTV版二作目「恋人はスナイパー EPISODE2」を担当した六車俊治。
TVからのファンやウッチャンのファンはもちろん、
脚本は君塚良一だし、音楽は松本晃彦なので「踊る大走査線」ファンにもウケるかも。
キャストも一部かぶるし。
いかりや長介さんの遺作にもなった映画です。

<あらすじ> ある日、首相官邸に、国際犯罪組織<1211>を名乗る者から日本の全国民を誘拐したため5千億円の身代金を求める脅迫電話が入った。
そして翌日、日本各地で一般市民が相次いで狙撃される無差別テロ事件が発生。
国民を震撼させる中、円道寺きなこら警察は決死の捜査を展開する。
だが、逆に犯人グループから翻弄される捜査陣。窮地に立たされた警察上層部は、早急に事件を解決させるため、ある男を呼び寄せることを決断する。
その男とは、元<1211>のスナイパーで、今は香港の刑務所に懲役250年の刑で服役する王凱歌だった。。。

内村光良・・・・・王凱歌(ウォン・カイコー)
水野美紀・・・・・円道寺きなこ
田辺誠一・・・・・船木健一
竹中直人・・・・・コー・村木
いかりや長介・・・円道寺雁太郎
中村獅童・・・・・范火清(ハン・ホアチン)
阿部寛・・・・・・神宮児正午
□HP http://www.tv-asahi.co.jp/sniper-movie/
(↓注:以下ネタばれあり)

原作を読んでいないので比べられません。
特典のコメンタリー(内村光良・六車監督・藤石キャメラマン・佐々木プロデューサー)もつい続けて見ちゃいました、つまり224分も(笑)
途中まではけっこう忠実だと話していました。
コメンタリーで本編を見ての面白さの方が私にはあります。
誰もが撃たれたわりには元気なのが嘘臭いけれど、ストーリーを楽しむ映画ではなくTVからのファンを喜ばせればOKみたいな雰囲気を感じました。
隣の牢屋にモンゴルの人がいるとか、寿司はサビ抜きでとか(笑)
ウッチャンのアクションはどこまでも大好きなジャッキー・チェンだし。
水野美紀も好きなアクションを演じて楽しそうだし(初めて人を殺すという重要なシーンはあったけれど)。
ブルース・リー映画ファンなら喜びそうな展開でもありました。
きなこへの花も「チャン・ホイ」からっていうのがホロっとさせられました。
王凱歌ときなこの恋人というより戦友のような絆が深まり、自己犠牲で果てていく王凱歌のラストの表情はかっこ良かったです。
人質もいないのに銃を持って出たら、すぐ狙撃されそうだけど(苦笑)
いかりやさんは、退院後の撮影とあっても役者さんが演じやすいように立ち回りに気を配っていたとか。
声は若干シャガレれ聞き取りづらいのは仕方ないとはいえ、存在感あります。
やはり個人的には、
香港の山々は日本にそれらしく見える山々だったり、強制労働場は桐生で撮影したとか、
テレ朝やヒルズ、汐留などのロケ地の説明や、最後の渋谷の銃撃戦は駒沢や新宿からも撮ったとか、
きなこの衣装はメンズでこだわったとか、エキストラ募集の他にも現地で頼んだ人々の協力がとても大きかったとか、
ここはああだったというような話がたくさん聞けて面白かったです。 ←そっちかぃ(笑)
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エターナル・サンシャイン (2004)

2005-03-23 21:11:03 | moviE
<原題> 「ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND」(無傷の心の永遠の光)
<公開時コピー> 「“さよなら”の代わりに
記憶を消した――」
「ヒューマンネイチュア」の脚本・監督コンビ、チャーリー・カウフマンとミシェル・ゴンドリー。
「郵便受けのなかに『あなたのガールフレンドは、あなたとの記憶を消去しました。
今後、彼女には一切接触しないでください』という通達を見つけたとする。
君なら、どうするかい?」
ゴンドリー監督が友人で芸術家のピエール・ビスマスから奇妙なクイズを出されたのをきっかけに、このアイデアが生まれたようです。
まさに!
個人的にアタリな映画でした v(^-^)
カウフマン作品は「マルコヴィッチの穴」(’99)「ヒューマンネイチュア」(’01)「アダプテーション」(’02)「コンフェッション」(’02)と、それはもう予測できない独特の感じがあって好き。
好みに合わないと「わかりにくい~」と不評かも(苦笑)
主演は「ブルース・オールマイティ」(’03)「マジェスティック」(’01)のジム・キャリー。
マスクやエース・ベンチュラ、Mr.ダマーなどコミカル全快!さが好きだったので「トゥルーマン・ショー」(’98)を見て、その演技の深さにもっと惹かれました。
もちろんマスク2の公開は楽しみだけどね。
共演は「ネバーランド」「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」のケイト・ウィンスレット。
綺麗な顔立ちのわりにムチムチしているというか、大きい人だなぁって印象が強い女性で。
青や赤や緑などヘアカラーが綺麗で、それも見所かも。フフフ
いつもと逆な役を演じているような二人で、そんな所も面白かったです。
エンディングの歌も良かったです。
2004年アカデミー賞:脚本賞受賞チャーリー・カウフマン
2004年英国アカデミー賞:オリジナル脚本賞受賞チャーリー・カウフマン、編集賞受賞ヴァルディス・オスカードゥティル

<あらすじ> バレンタインデーを目前にしたある日、ジョエルは不思議な手紙を受け取った。
そこには、最近ケンカ別れしてしまった恋人クレメンタインについてこう書かれていた。
“クレメンタインはジョエルの記憶を全て消し去りました。
今後、彼女の過去について絶対触れないようにお願いします。ラクーナ社”。
仲直りしようと思っていた矢先にそんな知らせを受け、立ち直れないジョエル。
そして彼も、彼女との記憶を消すことを決意し、ラクーナ医院を訪れる。そこでは、一晩寝ている間に脳の中の特定の記憶だけを消去できる施術を行なっていた。。。

ジム・キャリー Jim Carrey・・・・・・・・・ジョエル・バリッシュ
ケイト・ウィンスレット Kate Winslet・・・クレメンタイン・クルシェンスキー
キルステン・ダンスト Kirsten Dunst・・メアリー
マーク・ラファロ Mark Ruffalo・・・・・・・スタン
イライジャ・ウッド Elijah Wood・・・・・・・パトリック
トム・ウィルキンソン Tom Wilkinson・・Dr.ハワード・ミュージワック
ジェリー・ロバート・バーン Gerry Robert Byrne
トーマス・ジェイ・ライアン Thomas Jay Ryan
ジェーン・アダムス Jane Adams
デヴィッド・クロス David Cross
□HP http://www.eternalsunshine.jp/
(↓ 注:以下ネタばれあり)

イライジャ・ウッドは瞳の綺麗な役者だとは思っていたけれど、パトリックは気持ち悪い(苦笑)
フロド役と全く違うタイプの役で、モテないから他人のやり方で迫るその目つきがひいてしまうから、見事に演じていたということでしょう(笑)
キルステン・ダンストも美女とは呼べないけど、そこは演技でカバー(失礼w)。
 
記憶を消す時、記憶の中では一番新しい記憶からさかのぼり、最後に出会ったときの記憶に行き着く流れになっています。
「最悪な想い出→最高の想い出」と改めて認識していくと、日常的だったものがいかに大切だったかに気付く。
彼の記憶の中で彼の意識があり、記憶の中の彼女にも意識が生まれ、二人で「想い出を忘れない方法」を考えていく。
この脳内で二人が逃げ回る所が面白くて笑えました。
過去と現在が交差し、脳内と脳外(記憶削除作業中の場面)が交差し、
冒頭の場面にようやく繋がりラストへいく流れが、とても自然で上手い!と唸りました。
記憶を一度消された二人が、お互い過去の恋人だと知らないで偶然出会うばかりか、また惹かれあってしまうところ(メアリーしかり)、
ただのハッピーエンドではなく、別れる前のお互いのお互いに対するストレスを知ってしまうということも、
全て承知で答えた「OK」というシンプルさも素敵でした。
氷の上で二人寝転んで星を見たり、モントークのビーチの美しさや映像も美しい。
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タイムリミット (2003)

2005-03-21 19:42:24 | moviE
<原題> 「OUT OF TIME」((期限などに)遅れて、時間が無い)
<公開時コピー> 「すべての証拠が
彼を犯人にしていく
残された時間はわずか」

監督は「青いドレスの女」「母の眠り」のカール・フランクリン。
デンゼル・ワシントンが「青いドレスの女」以来、カール・フランクリン監督と再びタッグを組んだサスペンス。
「トレーニング・デイ」でデンゼル・ワシントンの愛人を演じていたエヴァ・メンデス、今回は別居中の妻。 フフフ
「ワイルド・スピード2」「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」(’03)などでラテン系女優として活躍が目立ちます。
’98年には「ER」にもゲスト出演したとか、ぇぇぇ、気付かなかった~。
マットの不倫相手を演じるサナ・レイサンは今作後の「エイリアンVS. プレデター」(’04)の方でバババン!と売れたでしょう。
昼の再放送で見ていたTVシリーズ「スーパーマン」でヒーローのイメージが強かったディーン・ケインが、ここでは悪役で面白かったです。
サナとディーンの(ホテルの一室っぽい場所での)スクリーンテストが特典映像についていて、本番さながらの迫真の演技を見ることが出来ます。
チェイ検視官を演じたジョン・ビリングスリーのトボケた演技が良かったです。

<あらすじ> 米フロリダ州の小島バニアン・キーの警察署長で周囲からの人望も厚いマット。
しかし、一方で妻と別居中の彼は、夫の暴力に苦しむ人妻アンと不倫の関係にあった。
ある日、そのアンがガンに冒されていることを知ったマットは、彼女の命を救うため、署に保管された押収金を持ち出し、高額な治療費に充てることに。
しかし翌朝、アンと夫は自宅の焼け跡から焼死体で発見される。
原因が放火だったことから殺人事件であることが明らかとなる。
彼女との通話記録や目撃者、保険金の受取人がマットに変更になったばかりであること、いずれもが自分が犯人であると示唆していることに気づき、愕然とするマット。
そんな彼の前に現われたのは、捜査担当として本署殺人課からやって来た別居中の彼の妻アレックスだった。。。

デンゼル・ワシントン Denzel Washington・・・・・・・マット・リー・ウィトロック
エヴァ・メンデス Eva Mendes・・・・・・・・・・・・・・・・アレックス・ディアス・ウィトロック
サナ・レイサン Sanaa Lathan・・・・・・・・・・・・・・・・アン・マレー・ハリソン
ディーン・ケイン Dean Cain・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリス・ハリソン
ジョン・ビリングスレイ John Billingsley・・・・・・・・・チェイ検死官
テリー・ローリン Terry Loughlin・・・・・・・・・・・・・・ストラーク捜査官
アレックス・カーター Alex Carter・・・・・・・・・・・・・ポール・カボット
マイク・ニュースキー Mike Pniewski・・・・・・・・・・ホワイト捜査官
アントニー・コローネ Antoni Corone・・・・・・・・・・・郡保安部員ベイスト
デヴィッド・J・ネグロン David J. Negron Jr.・・・・・・似顔絵画家
ノーラ・ダン Nora Dunn・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドノヴァン医師
ジェームズ・マータフ James Murtaugh・・・・・・・・・フリーランド医師
アリアン・ウォリング・アッシュ Arian Waring Ash・・歯科医助手
□HP http://timelimit.jp/
(↓ 以下ネタばれあり)

理知的でヒーローでという役が多いデンゼル・ワシントンだけに、面白かったし見ていて応援したくなるのかな。
どうせならコメディーにしてしまえばいいのに。
マットは仕事にも忠実で善人だけれど、奥さんと上手くいかないことを不倫で埋めているような一面もあって。
人間の弱さをつかれて犯罪に利用されたばかりか、隣人に顔は見られてハラハラしたり、保険金殺人の容疑者になりかけたり、FAX操作や携帯での嘘のやりとりなど後でどうせバレる事をチョコチョコ小細工している姿は滑稽でした。
目撃者が署に来て似顔絵を描いている最中、マットに向かって「あの人です!」と叫ぶ。
「あれは署長ですよ」と嘲笑する刑事たち。
今度は別の黒人刑事に向かって「あの人です!」と叫ぶシーンに苦笑したけれど、実は
アフリカ系アメリカ人(黒人)は、白人から見たら誰でも同じに見える皮肉と、黒人は誰でも犯罪者だと思われている皮肉が描かれているそうです。 ヘェー

もうチェイがいなかったら、この信頼関係がなければどうなっていたことか(笑)
B級映画っぽく気軽に楽しめました。
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福岡沖玄界地震

2005-03-20 22:29:10 | diarY
義父の月命日を先週済ませていたこともあって、
今日は父方の両親の墓参りに群馬県館林市まで行ってきました。
父が長男で妹二人、弟一人と四人兄弟姉妹が揃うのはとても久しぶりだということで、賑やかな時間を過ごすことが出来ました。
外にいた時間が長かったせいもありニュースに疎く、福岡沖玄界地震を知ったのは二時過ぎでした。
福岡は義父の故郷で、親戚もいるし彼の修行先でもありました。
彼から電話があり、当然のように電話は繋がらない状態なので(仕事で和歌山にいる彼が一番近いし)様子を見て来いと頼まれたのもあって、
大阪あたりを走っているというものでした。
福岡で大地震なんて思ってもみなくて一同ビックリ。
親戚の家に三時過ぎに着いて皆でTVニュースを見て、またその惨状にビックリ。
被害にあわれた方々には心よりお見舞い申し上げます。。。
夕方には方々に連絡が取れ無事を確認出来た、と連絡が入ったので安心しました。
その頃彼は岡山を走っていたので、顔出しに行って帰ってくる、と言っていて今まさに福岡に着いたとのこと。
福岡でも田舎の方なのですが、特に変わった様子は見られなかったということでまた安心。
明日の長距離ドライブに備えて今夜はゆっくり休んで欲しいです(無理そうだけどw)。
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肉三昧

2005-03-18 23:45:11 | diarY
先日起きた手動踏切事故のニュース、
都内に出る時はまず東武線を利用するので通りました。
取材のTVカメラが数台、車窓から見えました。 探偵ファイルも記事にするくらいタイムリー。
事件の爪あとというのか、生々しいです。

牛角では、高値になるため三月でタン塩がメニューから消えるそうです。
そこでバイトをしている友人から連絡があって、タン塩(時々カルビ)と白いご飯があれば充分な私にとって大事件!(^m^)プ
映画見たついでに夕飯にしようと、さっそく食べに行きました。
遅い時間だったので一番近い地下鉄出口がもう封鎖されていて、遠回りになってしまい迷子になりそうでした(苦笑)
店によって雰囲気が違うもので、マッタリ感がなく賑やか。
職場見学みたいで少し気恥ずかしかったけれど、仕事モードの友人の姿は中々素敵でした。
サービスしてくれたのは心から嬉しかったけれど、嬉しい悲鳴でした。
もうお腹ぷっくり苦しくて動けない~デザートも三倍くらいあったのでは。
見事に翌日夜までお腹空かなかったし(爆)
最近の食生活が細く偏っていたので、久々にまともな食事ってこともあったけれど、美味しかったなぁ。
ごちそうさまでした。 感謝 (^人^)

□デイリー 「「優しい時間」の喫茶店オープン
富良野プリンスホテルの敷地内に「森の時計」19日よりオープン。
数年前旅行で宿泊したけれど、敷地内にはバンガロー風のお土産屋さんがいくつもあって好きな場所の一つ。
富良野に行った際は「北の国から」巡りの他にも是非寄ってみたい。
コメント (2)
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ジョゼと虎と魚たち (2003)

2005-03-18 18:33:59 | moviE
<公開時コピー> 「忘れたい、いとおしい、
忘れられない。
ある日、恒夫は、乳母車に乗った脚の不自由な少女と出会った。」

芥川賞作家・田辺聖子の同名短編小説を映画化。
「金髪の草原」の犬童一心監督、妻夫木聡と池脇千鶴が主演。
これが脚本家デビューとなる渡辺あやのは、岩井俊二監督のウェブサイトのシナリオ応募コーナーへの応募がきっかけでプロデューサー久保田修の目に止まり抜擢された。
くるり「ハイウェイ」の歌も素敵。
2003年日本映画プロフェッショナル大賞:主演女優賞受賞池脇千鶴、ベスト10第三位

<あらすじ> 大学生の恒夫はアルバイト先の麻雀屋である噂を耳にする。
それは、近所に出没するひとりの老婆のこと。
彼女はいつも乳母車を押しているが、その中身を知る者は誰もいないという。
そんなある朝、恒夫は店のマスターに頼まれて犬の散歩に出掛けると、坂道を走ってくる例の乳母車と遭遇。
そして、彼が乳母車の中を覗くと、そこには包丁を持った少女がいた。
脚が不自由でまったく歩けない彼女は、老婆に乳母車を押してもらい好きな散歩をしていたのだ。
これがきっかけで彼女と交流を始めた恒夫は、彼女の不思議な魅力に次第に惹かれていくのだが。。。

妻夫木聡・・・・・・・恒夫
池脇千鶴・・・・・・・ジョゼ(くみ子)
新井浩文・・・・・・・幸治
上野樹里・・・・・・・香苗
江口徳子・・・・・・・ノリコ
新屋英子・・・・・・・ジョゼの祖母
藤沢大悟・・・・・・・隆司
陰山泰・・・・・・・・・麻雀屋マスター
真理アンヌ・・・・・・麻雀屋客(中年女)
SABU・・・・・・・・・・麻雀屋客(中年男)
大倉孝二・・・・・・・麻雀屋客(若い男)
荒川良々・・・・・・・本屋店員
中村靖日・・・・・・・麻雀屋客
西田シャトナー・・・麻雀屋客
山本浩之・・・・・・・麻雀屋客
板尾創路・・・・・・・現場主任
森下能幸・・・・・・・近所の中年男
佐藤佐吉・・・・・・・先輩の社員
□HP http://jozeetora.com/index_f.html
(↓ 注:以下ネタばれあり)

出会い、キス、セックス、同棲、結婚、別れなど、恋愛アイテムがテンポ良く描かれていました。
ジョゼ、いいね。
池脇千鶴の大阪弁にしろ、けだる~い感じにしろ、脱ぎっぷりにしろ、ああいう役は初めて見ました。
世間を知らずに始終“壊れ者”として扱われてきたジョゼが臆病になるのも無理はないし、それを隠すために強がって見せたり。
ラブホで「(出会う前は)海の底だった。
何も見えないし何も聞こえない。 この世界を知る前はそれでよかった。
でも知ってしまった今、もうあの場所へは戻れない。」
とジョゼが、一生味わえなかったと思っていた世界を知ることができたという話をするけれど、
その時恒夫は寝ていて知らないところも、現実ってこんなもんだよねぇって思わせて笑えました。
一人になって電動車で風をきって気持ちよさそうに走るジョゼが、とても可愛いしだからこそ切ない。

妻夫木聡演じる恒夫、就活など先の見えない自分のもどかしさ、女の子と軽く付き合ったりする、どこにでもいそうな学生。
ぃゃ若いからってこういうフラフラ~っとしている男女が当たり前にいて欲しくないなぁ。
ジョゼと出会って、腰が引けながらも大人の男になっていきそうな雰囲気が上手く出ていたように思います。
結局「逃げた」けど綺麗ごとにしない展開がリアルで。
別れた寂しさや辛さではなく、自分のズルさ、不甲斐なさなどを実感しての涙だと思いたいです。

新井浩文が演じる、「しばくぞ、コラ」ぃゃ「いてまうぞ、コラ」だったっけ、口癖のジョゼの(自称)息子=幸治 にウケた(笑)
恒夫の弟:隆司役の藤沢大悟は男前だったなぁ。
麻雀屋マスター(陰山泰)や、客(大倉孝二)などキャストも個性的で面白かったです。
旅行した時の写真がスクリーンセイバーになっていて綺麗。
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ローレライ (2005)

2005-03-17 12:40:33 | moviE
<公開時コピー> 「祖国を守るため、
彼女を守るしかなかった。。。」
人気ミステリー作家福井晴敏の傑作戦争スペクタクル巨編「終戦のローレライ」を映画化。
福井晴敏原作の映画化は他に「亡国のイージス」(夏休み公開)、
「戦国自衛隊1549」(6/11公開)が控えています。
薬師丸ひろ子も出演したオリジナル「戦国自衛隊」(原作 半村良)は’79で当時小学生で、友達と見に行ったっけ。
「亡国~」は真田広之、佐藤浩市、中井貴一の熱演が見られるかと思うだけでワクワクします。
「チャンピオン」(’02)出演のチェ・ミンソも出演。
平成「ガメラ」シリーズの特技監督などで知られる樋口真嗣が本作で本格的長編監督デビュー。

<あらすじ> 1945年8月。
すでに同盟国ドイツは降伏し、米国軍の日本に対する攻撃は激しさを増し、ついには広島に最初の原爆が投下される。
窮地に立たされた日本、海軍軍令部の浅倉大佐はさらなる原爆投下を阻止すべく、最後の作戦を実行。
ドイツから極秘裏に接収した戦利潜水艦<伊507>に最後の望みを託す。
伊507には特殊な敵艦探知システム“ローレライ”を搭載していた。
浅倉は長く現場を離れていた絹見少佐を艦長に命じ、伊507で広島に続く本土への原爆投下を阻止するため、原爆を積んだ戦闘機が離陸するテニアン島への奇襲攻撃を任務とさせた。
そんな矢先、今度は長崎に原爆が投下。
そして第3の標的となったのは首都:東京だった。。。

役所広司・・・・・・絹見真一
妻夫木聡・・・・・・折笠征人
柳葉敏郎・・・・・・木崎茂房
香椎由宇・・・・・・パウラ・アツコ・エブナー
石黒賢・・・・・・・・高須成美
佐藤隆太・・・・・・清永喜久雄
ピエール瀧・・・・・田口徳太郎
KREVA・・・・・・・・小松機関員
橋爪功・・・・・・・・西宮貞元
小野武彦・・・・・・岩村七五郎
國村隼・・・・・・・・時岡纏
鶴見辰吾・・・・・・大湊三吉
伊武雅刀・・・・・・楢崎英太郎
上川隆也・・・・・・作家
堤真一・・・・・・・・浅倉良橘
□HP http://www.507.jp/index.html
(↓ 注:以下ネタばれあり) 

私は潜水艦映画が好き。
「Uボート」「U-571」「ユリョン」「ビロウ」「レッド・オクトーバーを追え!」「クリムゾン・タイド」「K-19」etc。。。
深海での密室という恐怖、独特のコーーーンというソナー音にミシッミシッと潜水艦から出る音、バラバラと降り注がれる機雷、共に戦う仲間を愛し誰か何かを守るために命をかける男たち。。。
豪華キャストで個性的なキャラクターで魅せてくれました。
CGはお粗末だけれど、日本映画ではイケていた方ではないでしょうか。
誰もが死を意識した第二次世界大戦末期という状況で、
リセットして灰の中から再生するか、それとも、若者の未来を犠牲にせず混沌から這い上がるか。
対立した意見だけれど願う未来は同じなだけに苦しい。

浅倉が「まさみ」「まさみ」というので古い知り合いなのかと思えば、まさみ=絹見、って書くのね(苦笑)
役所広司の艦長は貫禄あってピッタリ。
ピエール(掌砲長:田口役)がまた良くて。
強面だと思えばアイスクリンを作ったり人情深さも見せたり。
妻夫木聡もああいう役はお手のもの。
佐藤隆太の役はお飾りみたいだったけれど、見せ場はそこなのね~というオチが待っていました。
そして先任将校の木崎。
あの任務は機関長:岩村が行くべきでは?と思いつつ、木崎だからこそ盛り上がれるのか。
絹見と木崎が“目と~目で~通じ合う~”(by工藤静香w)シーンも良かった。
そしてキーのパウラ、
彼女の状況説明が簡単過ぎて、その価値をもっと見せないと“ローレライ”の威力や魅力が半減してしまうように思えました。
ガンダム世代にはウケる設定です(笑)
ローレライはおまけで、やはり狭い船内を駆け回り衝撃でぶっ飛んだり、熱い男たちのドラマを強く感じた映画でした。
あるサイトには「反乱兵役で富野由悠季(ガンダム)、
画コンテ協力に庵野秀明(エヴァンゲリオン)、
B-29マークデザインに押井守(AKIRA、イノセンス)、
パウラの服のデザインに出渕裕(ガンダム、パトレイバーのメカニックデザイン)」
の名前がズラリ、力入っていたんだなーって改めて実感。

時々入るナレーションの声は誰だろう、と思っていたらようやく上川隆也が出てきて。
米軍の状況も語られるのでそこも楽しめました。
小説はパウラ視点という話もあるし、登場人物の背景も詳しく語られるだろうから、きっと読み応えあるんだろうなぁ。
そうそう、橋爪功の奥さん役で阿川佐和子さんが出てきてビックリしました。

2005年3月16日(水)上野セントラル
外観に比べて内部はとても綺麗で、1スクリーンは二階席もあって広々としていました (^-^)
コメント (4)
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