中高校時代に好きになったバンドの1つ、TOTO。
88年の武道館に行きたかった。
その4月、入社したてでどうにもこうにも参加することは叶わなかった。
90年のジャン・ミッシェル・バイロンが参加していたライブはLDで観た。
そして92年、来日するという話があった夏、ジェフ・ポーカロが亡くなってしまった!!!
初めてTOTOのライブに参加できたのは、なんと追悼ツアーになろうとは。。。
サイモンが正式メンバーになって、96年のツアーも参加したけれどルーク色が強いものだった。
ジェフがいて、ジョセフがボーカルだった黄金時代(ボビーもある意味全盛期だけど)にかなうライブはないだろうと
もうライブはいいやと思っていた。
そこに「TOTO/ボズ・スキャッグス公演」ですよ!!!
TOTOは今回のステージを最後に「無期限活動休止」
マイク・ポーカロが指を怪我して来れないというニュースに愕然。

ポーカロ兄弟誰一人参加していないTOTOって不思議な感じ。
急遽日本ツアーにデビット・ペイチの参加が決定!

急遽ジョセフ・ウィリアムズの参加も(国フォ限定)!
というわけで。
3月31日(月)の東京国際フォーラムホールA公演での話。
1部のボズ。
63歳ですか!!!

若い。ダンディでクールなところや歌声も全然変わらない!!!


素晴らしい。
70~80年代のサウンドまんまでした。AOR王道ですよねぇ。
「We're All Alone」は、
高校時代吹奏楽部にいた当時、顧問の独断でアンコールの絶対演奏曲でまた演るのか~と渋々だったのですが、
どうして、どうして、名曲じゃないですか

さすがにTOTOはバックバンドでは入らず。 ←当たり前
途中でペイチが参加して盛り上げていました。
ガラッと更に良い雰囲気になりますね。
アンコール2曲目ではスティーブ・ルカサーも参加して、ギター小僧(ルックスは別 )炸裂。
ソロが派手でちょっと合わないような気もするけれど御愛嬌。
ライブが始まってすぐ立ったのは最前列あたりの数名のみ。
私も浮いた腰をおさめ、後半ちょっと盛り上がったところでほろほろ立ち上がったり、
オールスタンディングはアンコールだけだったような。
ま、大人の、落ち着いたコンサートという印象。
休憩を挟み2部、TOTO。
いきなりロックな曲できたので当然立つ。
ルカサー、ペイチ、ボビー・キンボールは3人体型が同じだ(笑)
ペイチとボビーは特に自分のパートがあくと舞台をはけたりとても自由に動き回っていて。
踊ったり客を煽ったり。フフフ
国フォだけどバーで仲良しが集まりセッションしている雰囲気。
でも演奏技術はピカイチなので感動。
ボビーはもう高音がキツそうで聞いているこちらも辛かった。
ジョセフなんて高音は伸びやかで声量もあって最高だったよ~~~

紹介曲は父親がジョン・ウィリアムスなこともあり「STAR WARS」
全編ジョセフでも良かったな。ゲスト扱いだからか周りの雰囲気を気にし過ぎるようにも見えたけど。
「Pamela」「Bottom Of Your Soul」「Stop Loving you」
と初めて生声を聴けて感無量。
ボズのホーンセクションも参加したり、ジョセフはその後もちょこちょこコーラスしたり豪華でした。
キーボードWソロはリハ無しであそこまで息が合うのか!
ルカサーとボビーが歌い出しにちょろっと現れたのはアドリブ?凄すぎる。
そして最後の「Africa」
演奏メンバーが1人ずつ、去っていきながら曲をフェードアウトさせるような感じで終了させるのが
ライブで定番になっていたと思うのですが、やっぱりジーンときます。
私は運良くペイチが歌わないAfricaは観たことがなかったので、今夜も幸せでした。
アンコール最後の曲はビートルズ。
TOTO、ボズとバンドも全員で。スタッフも呼ばれてて並ぶ。
「君達のことはFanとは呼ばないよ、Friendsだ~!」
ってルカサーが叫び、ジーンときました。
最前列の人たちに握手したりプレゼントもらってたり(ジョセフは手にキスしていたような!)。
ペイチがいなかったらルカサーバンドになってしまったけれど、その最後にTOTOとしての形を見られて良かった。
そうしてお祭騒ぎが終わると22:50
2部が始まるのが21:00前頃だったので覚悟はしていたけれど、
開演前に腹ごしらえしておいて良かった。帰宅するのがやっとでした。
TOTO全盛期と共に青春を過ごしたので幸せ。
ま、それだけではないのが70~80年代にはツボなライブが続く
「シカゴ&ヒューイ・ルイス」であり、「ASIA」なのであった。
ナイトレンジャーは抱き合わせにイマイチのれなかったです。
BOZ Set List/ 3.31
1. Lowdown
2. Jojo
3. Slow Dancer
4. Desire
5.Sick and tired(of foolin' around with you)
6.Miss Sun
7.Harbor Lights
8.Georgia
9.We Are All Alone
10.Lido Shuffle
encore
11.Loan Me A Dime
12.Breakdown Dead Ahead
TOTO 3.31
1. Gypsy Train
2. Caught In The Balance
3. Pamela
4. Bottom Of Your Soul
5. Stop Loving you
(Keyソロ)
99~Georgy Porgy~Child's Anthem~I'll Supply The Love
6. Rosanna
(Medley)
7. I'll Supply The Love
8. Isolation
9. Gift Of Faith
10. Kingdom OF Desire
12. Hydra
13. Taint Your World
14. Hold The Line
- encore -
15. Africa
16. With A Little Help From My Friened
<TOTO>
David Paich (key,vo) ←踊る姿もなかなか
Steve Lukather (g,vo) ←メタボでもテクは健在
Bobby Kimball (vo) ←声量なくなったのは体型のせい?
Joseph Williams (vo) ←最高!!!
Greg Phillinganes (key,vo) ←デイヴィッドとの競演もノリも良かった
Simon Phillips (ds) ←ドラムソロ最高
Leland Sklar (b) ←仙人のような外見にビックリ
Tony Spinner (g,vo) ←印象が薄い。。。アセ
<BOZ>
JON HERINGTON ジョン・ヘリントン (g)
PAUL NAGEL ポール・ネイゲル(Key)
RICHARD PATTERSON リチャード・パターソン(b)
ERIC CRYSTAL エリック・クリスタル(sax、key)
DAVE SCOTT デイヴ・スコット(tp、key)
ポーカロ兄弟参加の懐かし映像
・You Tube 「
1796/12/31 Lowdown」