映画を見ても見なくても行っとく?
「亡国のイージス in 花やしき 闇市」
アナザーストーリー聞いとく?
「水平線の中、また逢えたらジョンヒ~静かな姫」(8月7日まで)
これ、原作読まない人には感動が伝わらない気が。。。(恐る恐る
どだい小説を二時間でまとめるのは難しいのだから小説のダイジェスト版ということで。
<公開時コピー> 「生きろ。絶対に生きろ。 未来は渡さない。」
「イージス」とはギリシャ神話に登場する最高神ゼウスが娘アテナに与えた、あらゆる邪悪を払う「無敵の盾」。
同時に、最新鋭の防空システムを搭載し、専守防衛の象徴ともいえる海上自衛隊の護衛艦をも指し示す。
語るべき未来も見えず、守るべき国家の顔さえも失った「亡国の盾」に果たして意味などあるのか。。。
人気作家、福井晴敏の同名ベストセラー小説を映画化した海洋サスペンス・アクション。
音楽がトレヴァー・ジョーンズとは素晴らしい!
監督は「KT」「顔」の阪本順治。
監督が特にこだわったのがキャスティング。セリフが意志のないものにならないよう、俳優の持つ人間性を意識したようです。
「1人ひとり(候補の役者)に今の社会をどう思うか聞き、今の情勢に対してコメントを出せる人を選びました。
俳優の演技力のもとになるのは、彼らが普段どう生活して、どう自分と向き合っているか。
その基礎力が、いかに深い意味を持って語れるかということに繋がると思うんです」 (サンスポより)
「たそがれ清兵衛」の真田広之をはじめ、寺尾聰、佐藤浩市、中井貴一という日本を代表する名優が豪華に競演。
<あらすじ> 彼らの手にはわずか1リットルで東京を壊滅させる特殊兵器“GUSOH(グソー)”があった。
防衛庁情報局(DAIS)の渥美内事本部長らが事態解決に当たるが、最新鋭の防空システムを持つ「いそがぜ」を前に、政府になす術はない。
そんな中、艦の構造を熟知している先任伍長の仙石は、「いそがぜ」を取り戻すべく、たった一人で艦へと引き返す。
謎めいた乗組員、如月はテロリストの一味なのかそれとも。。。
温厚で部下の信頼も厚かった宮津副長が反乱を起こした理由とは?
政府が特殊爆弾による「いそがぜ」の爆撃を決めタイムリミットが迫る中、仙石はヨンファたちと死闘を繰り広げながら意外な真相へたどり着く。。。
真田広之 ・・・・・・《いそかぜ》先任伍長・仙石恒史
寺尾聰 ・・・・・・・・《いそかぜ》副長・宮津弘隆2等海佐
佐藤浩市 ・・・・・・・DAIS内事本部長・渥美大輔
中井貴一 ・・・・・・・FTG・溝口哲也3等海佐/ヨンファ
勝地涼 ・・・・・・・・《いそかぜ》1等海士・如月 行
チェ・ミンソ ・・・・・・ジョンヒ
吉田栄作 ・・・・・・《いそかぜ》船務長・竹中 勇3等海佐
谷原章介 ・・・・・・《いそかぜ》水雷士・風間雄大3等海尉
豊原功補 ・・・・・・《いそかぜ》砲雷長・杉浦丈司3等海佐
光石研 ・・・・・・・・《いそかぜ》掌帆長・若狭祥司
斉藤陽一郎 ・・・・《いそかぜ》海士長・田所祐作
森岡龍 ・・・・・・・・《いそかぜ》2等海士・菊政克美
中沢青六 ・・・・・・《いそかぜ》機関長・酒井宏之3等海佐
中村育二 ・・・・・・《いそかぜ》航海長・横田利一1等海尉
橋爪淳 ・・・・・・・・《いそかぜ》艦長・衣笠秀明1等海佐
安藤政信 ・・・・・・・FTG・山崎謙二2等海尉/ドンチョル
真木蔵人 ・・・・・・第204飛行隊・宗像良昭1等空尉
松岡俊介 ・・・・・・・DAIS局員・小林政彦
池内万作 ・・・・・・・DAIS局員・服部 駿
矢島健一 ・・・・・・《うらかぜ》艦長・阿久津徹男2等海佐
佐々木勝彦 ・・・・・防衛庁長官・佐伯秀一
天田俊明 ・・・・・・・統合幕僚会議議長・木島祐孝
鹿内孝 ・・・・・・・・・海上幕僚長・湊本仁志
平泉成 ・・・・・・・・・警察庁長官・明石智司
岸部一徳 ・・・・・・・内閣情報官・瀬戸和馬
原田美枝子 ・・・・・宮津芳恵
原田芳雄 ・・・・・・・内閣総理大臣・梶本幸一郎
□HP http://aegis.goo.ne.jp/index.html
(↓ 注:以下ネタバレあり)
最大のメッセージは「自衛隊は相手に攻撃されない限り、こちらからは攻撃しない。そんなことで本当に国を守ることはできるのか?」
その賛否を考えた上で、さらに「今の日本は本当に命を賭けて守るべき国に値するのか?」
専守防衛と軍事力、その矛盾に目を向ける深いテーマ性と同時に、複雑に絡み合う登場人物たちそれぞれが魅力的に描かれていた原作なだけに、伏線や人間描写があまりにも端折られた脚本では物足りなく、知らないまま見たら私はこんがらがって消化不良起こしたわ。
きっと誰がどんな役職とかわからないまま話が進んでいたことでしょう。
キャストが素晴らしいのでもう少しだけでも人物描写を掘り下げていればグッと共感を呼んだかもしれないのに。
仙石がオッサンちっくに描かれすぎているため、敵の対日工作員にも裏切った仲間にも「死ぬな、生きろ!」という言葉が軽く聞こえてしまったら残念だ。
特に宮津、どうして反乱にいたったか弱過ぎ。 宮津親子が要なのに。
菊政と田所ももったいない~。
ジョンヒもあれならストーリーにはいらない。 紅一点が欲しかっただけに見えてしまいそう。
アクションもゲーム画面のようにいまひとつ迫力には欠けたように見えました。
防衛庁、海上自衛隊、航空自衛隊の全面協力を得ているから、それなりのリアリティが実現して良かった部分ももちろんたくさんありました。
なんといっても“北朝鮮”と出てこなかったし(名前などで想像はつくだろうけど)、グソーの最期も違った展開になっていて驚きました。
如月の過去、仙石の家族構成や終わり方など映画に合わせて変えたような設定もあり。。。それはそれなのでしょう。
ともあれ映画では描かれなかった部分を思い出しながら見ていたので、勝手に自分で盛り上がってジーンときてしまいそうでした。テヘヘ
勝地涼のキレのある動きと眼力の鋭さは良かった。
如月行を?とキャストを聞いたときは心配だったけれど、実際見てすぐ吹っ飛びました。
初日30日の舞台挨拶にて、
「みなさんもクルーの一員として大ヒット、世界平和という向こう岸までこぎ続けてください。
イージス(いいです)か?」と真田広之がオヤジギャグwで呼び掛けると、約800人の観客からは「イージス!」の返答がw
□日スポ 「真田広之がオヤジギャグであいさつ」
□サンスポ 「超満員の観客を乗せて出航!「亡国のイージス」封切り」
「摩擦はあるが道は見つかる…真田広之」
□ZAKZAK 「「亡国のイージス」全国277映画館で封切り」
□デイリー 「真田広之「乗組員はみなさん」」
越谷や隅田川などあちこちで花火大会が開催されていたこの夜、駐車場からも見えました。。。キレイ
2005年7月30日(土)MOVIX三郷
「亡国のイージス in 花やしき 闇市」
アナザーストーリー聞いとく?
「水平線の中、また逢えたらジョンヒ~静かな姫」(8月7日まで)
これ、原作読まない人には感動が伝わらない気が。。。(恐る恐る
どだい小説を二時間でまとめるのは難しいのだから小説のダイジェスト版ということで。
<公開時コピー> 「生きろ。絶対に生きろ。 未来は渡さない。」
「イージス」とはギリシャ神話に登場する最高神ゼウスが娘アテナに与えた、あらゆる邪悪を払う「無敵の盾」。
同時に、最新鋭の防空システムを搭載し、専守防衛の象徴ともいえる海上自衛隊の護衛艦をも指し示す。
語るべき未来も見えず、守るべき国家の顔さえも失った「亡国の盾」に果たして意味などあるのか。。。
人気作家、福井晴敏の同名ベストセラー小説を映画化した海洋サスペンス・アクション。
音楽がトレヴァー・ジョーンズとは素晴らしい!
監督は「KT」「顔」の阪本順治。
監督が特にこだわったのがキャスティング。セリフが意志のないものにならないよう、俳優の持つ人間性を意識したようです。
「1人ひとり(候補の役者)に今の社会をどう思うか聞き、今の情勢に対してコメントを出せる人を選びました。
俳優の演技力のもとになるのは、彼らが普段どう生活して、どう自分と向き合っているか。
その基礎力が、いかに深い意味を持って語れるかということに繋がると思うんです」 (サンスポより)
「たそがれ清兵衛」の真田広之をはじめ、寺尾聰、佐藤浩市、中井貴一という日本を代表する名優が豪華に競演。
<あらすじ> 彼らの手にはわずか1リットルで東京を壊滅させる特殊兵器“GUSOH(グソー)”があった。
防衛庁情報局(DAIS)の渥美内事本部長らが事態解決に当たるが、最新鋭の防空システムを持つ「いそがぜ」を前に、政府になす術はない。
そんな中、艦の構造を熟知している先任伍長の仙石は、「いそがぜ」を取り戻すべく、たった一人で艦へと引き返す。
謎めいた乗組員、如月はテロリストの一味なのかそれとも。。。
温厚で部下の信頼も厚かった宮津副長が反乱を起こした理由とは?
政府が特殊爆弾による「いそがぜ」の爆撃を決めタイムリミットが迫る中、仙石はヨンファたちと死闘を繰り広げながら意外な真相へたどり着く。。。
真田広之 ・・・・・・《いそかぜ》先任伍長・仙石恒史
寺尾聰 ・・・・・・・・《いそかぜ》副長・宮津弘隆2等海佐
佐藤浩市 ・・・・・・・DAIS内事本部長・渥美大輔
中井貴一 ・・・・・・・FTG・溝口哲也3等海佐/ヨンファ
勝地涼 ・・・・・・・・《いそかぜ》1等海士・如月 行
チェ・ミンソ ・・・・・・ジョンヒ
吉田栄作 ・・・・・・《いそかぜ》船務長・竹中 勇3等海佐
谷原章介 ・・・・・・《いそかぜ》水雷士・風間雄大3等海尉
豊原功補 ・・・・・・《いそかぜ》砲雷長・杉浦丈司3等海佐
光石研 ・・・・・・・・《いそかぜ》掌帆長・若狭祥司
斉藤陽一郎 ・・・・《いそかぜ》海士長・田所祐作
森岡龍 ・・・・・・・・《いそかぜ》2等海士・菊政克美
中沢青六 ・・・・・・《いそかぜ》機関長・酒井宏之3等海佐
中村育二 ・・・・・・《いそかぜ》航海長・横田利一1等海尉
橋爪淳 ・・・・・・・・《いそかぜ》艦長・衣笠秀明1等海佐
安藤政信 ・・・・・・・FTG・山崎謙二2等海尉/ドンチョル
真木蔵人 ・・・・・・第204飛行隊・宗像良昭1等空尉
松岡俊介 ・・・・・・・DAIS局員・小林政彦
池内万作 ・・・・・・・DAIS局員・服部 駿
矢島健一 ・・・・・・《うらかぜ》艦長・阿久津徹男2等海佐
佐々木勝彦 ・・・・・防衛庁長官・佐伯秀一
天田俊明 ・・・・・・・統合幕僚会議議長・木島祐孝
鹿内孝 ・・・・・・・・・海上幕僚長・湊本仁志
平泉成 ・・・・・・・・・警察庁長官・明石智司
岸部一徳 ・・・・・・・内閣情報官・瀬戸和馬
原田美枝子 ・・・・・宮津芳恵
原田芳雄 ・・・・・・・内閣総理大臣・梶本幸一郎
□HP http://aegis.goo.ne.jp/index.html
(↓ 注:以下ネタバレあり)
最大のメッセージは「自衛隊は相手に攻撃されない限り、こちらからは攻撃しない。そんなことで本当に国を守ることはできるのか?」
その賛否を考えた上で、さらに「今の日本は本当に命を賭けて守るべき国に値するのか?」
専守防衛と軍事力、その矛盾に目を向ける深いテーマ性と同時に、複雑に絡み合う登場人物たちそれぞれが魅力的に描かれていた原作なだけに、伏線や人間描写があまりにも端折られた脚本では物足りなく、知らないまま見たら私はこんがらがって消化不良起こしたわ。
きっと誰がどんな役職とかわからないまま話が進んでいたことでしょう。
キャストが素晴らしいのでもう少しだけでも人物描写を掘り下げていればグッと共感を呼んだかもしれないのに。
仙石がオッサンちっくに描かれすぎているため、敵の対日工作員にも裏切った仲間にも「死ぬな、生きろ!」という言葉が軽く聞こえてしまったら残念だ。
特に宮津、どうして反乱にいたったか弱過ぎ。 宮津親子が要なのに。
菊政と田所ももったいない~。
ジョンヒもあれならストーリーにはいらない。 紅一点が欲しかっただけに見えてしまいそう。
アクションもゲーム画面のようにいまひとつ迫力には欠けたように見えました。
防衛庁、海上自衛隊、航空自衛隊の全面協力を得ているから、それなりのリアリティが実現して良かった部分ももちろんたくさんありました。
なんといっても“北朝鮮”と出てこなかったし(名前などで想像はつくだろうけど)、グソーの最期も違った展開になっていて驚きました。
如月の過去、仙石の家族構成や終わり方など映画に合わせて変えたような設定もあり。。。それはそれなのでしょう。
ともあれ映画では描かれなかった部分を思い出しながら見ていたので、勝手に自分で盛り上がってジーンときてしまいそうでした。テヘヘ
勝地涼のキレのある動きと眼力の鋭さは良かった。
如月行を?とキャストを聞いたときは心配だったけれど、実際見てすぐ吹っ飛びました。
初日30日の舞台挨拶にて、
「みなさんもクルーの一員として大ヒット、世界平和という向こう岸までこぎ続けてください。
イージス(いいです)か?」と真田広之がオヤジギャグwで呼び掛けると、約800人の観客からは「イージス!」の返答がw
□日スポ 「真田広之がオヤジギャグであいさつ」
□サンスポ 「超満員の観客を乗せて出航!「亡国のイージス」封切り」
「摩擦はあるが道は見つかる…真田広之」
□ZAKZAK 「「亡国のイージス」全国277映画館で封切り」
□デイリー 「真田広之「乗組員はみなさん」」
越谷や隅田川などあちこちで花火大会が開催されていたこの夜、駐車場からも見えました。。。キレイ

2005年7月30日(土)MOVIX三郷