3月3日公開。
26日に行われた報知の試写会は、日本初だったようです。
恒例のプレゼントは今回は、松山ケンイチさんサイン入りの非売品プレスでした。
。。。当たりませんでした、残念。
こういう歴史ものって男性は好きかもしれません。
ご年配の客も多かったです。
4ヶ月にわたるオールモンゴルロケ。
総製作費30億円。
モンゴル軍兵士5千名がエキストラ参加した騎兵隊戦闘シーン、
2万7千名のエキストラが参加した即位式、など見所はその辺りでしょう。
“ハリウッド映画で日本人を描くと少しおかしいように、
日本人がモンゴル人を演じることに心配はあったけど、モンゴルでは好評だった。”
というニュースも見ました。
モンゴル建国800年記念作品として、
史上最大の帝国を築いた男チンギス・ハーンを映画化。
minkさんの温かな歌声、スケールの大きい主題歌も良かったです。
「デスノート」L役のイメージが強い方には、松山ケンイチさんの浅黒い肌で眼力ある演技にまたグッとくるのではないでしょうか。
艶やかな女性から老婆まで貫禄たっぷりの、若村真由美さんの熱演も光っていました。
<公開時コピー>「私は、あなたの息子として死ねるでしょうか?」
<あらすじ> 1162年6月、モンゴル部族ポルジギン氏族の長イェスゲイ・バートルの妻ホエルンが、第一子を出産しようとしていた。
ホエルンはメルキト部族の男の妻だったが、イェスゲイに略奪されたのだった。
タタール族を倒したイェスゲイのもとに男児が生まれたという報せが届く、それがテムジン、
後のチンギス・ハーンの誕生であった。
14歳になったテムジンは、父に連れられて花嫁探しの旅に出る。
一夜の宿を借りたオンギラト部族族長デイ・セチェンの娘ボルテに一目惚れし、二人は婚約する。
またボルテの幼馴染ジャムカと出会い、夢を語り合い、生涯の友情を守る“按達の誓い”を交わす。
先に帰った父がタタール族に毒殺されたという報せが届き、テムジンは帰郷するが、
新しい族長となったタイチュウト氏族のタルグタイが、母親が略奪された身である事を理由にテムジン一家を置き去りにする。
1183年、過酷な少年時代を生き抜いたテムジンは、優れた指導者に成長し、
ようやくボルテを迎えに行くがジャムカとの結婚を控えていた。ボルテはテムジンを選ぶ。
2年後、父と“按達の誓い”を交わしていた大国ケレイトの王トオリル・カンに忠誠を申し出たその秋、
ホエルンの元夫メルキト部族のイェケ・チレドが、テムジンたちを襲撃、ボルテを奪って復讐を果たす。
トオルリとジャムカに援軍を頼んだテムジンは10ヵ月後やっとボルテを取り返すが、
その時、ボルテは妊娠し臨月を迎えていたのだった。。。
・本 森村誠一 「地果て海尽きるまで 小説チンギス汗」
・2月28日発売 ミュージックコレクション(DVD付) 「蒼き狼 地果て海尽きるまで」
ケビン・ヨースト、ジェイソン・シェフ(シカゴ)、東方神起、呉汝俊(ウー・ルーチン) 、伍佰(ウーバイ) 、Yilana(イラナ)、ジョセフ・ウィリアムス[ex, TOTO]による、チンギス・ハーンへのトリビューと曲を収録。
・主題歌 mink 「Innocent Blue~地果て海尽きるまで~」(DVD付)
反町隆史 ・・・・・テムジン/チンギス・ハーン
菊川怜 ・・・・・・ボルテ
若村麻由美 ・・ホエルン
Ara ・・・・・・・・クラン
袴田吉彦 ・・・・ ハサル
松山ケンイチ ・・ジュチ
野村祐人 ・・・・ボオルチュ
平山祐介 ・・・・ジャムカ
永澤俊矢 ・・・・ダヤン(ジュチの副臣)
刈谷俊介 ・・・・チャラカ(イェスゲイの部下)
神保悟志 ・・・・タルグタイ(タイチュウト氏族族長)
唐渡亮 ・・・・・イェケ・チレド(メルキト部族:ホエルンの最初の夫)
今井和子 ・・・・コアクチン(ホエルンの付き婆)
池松壮亮 ・・・・テムジン・少年時代
保阪尚希 ・・・・イェスゲイ・バートル
榎木孝明 ・・・・デイ・セチュン
津川雅彦 ・・・・ケクチュ(シャーマンの教祖)
松方弘樹 ・・・・トオリル・カン
□HP http://www.aoki-ookami.com/
(以下ネタばれあり)☆☆★★★
敵の妻だった女から生まれた息子、敵の種じゃないかと疑われた息子、
その疑惑と孤独と一番わかっているはずのテムジンなのに、
同じ運命をもって生まれた子供にジュチ(よそ者)と名付け、過酷な任務を与え続ける。
「苛烈な戦いを知り、孤独に苦しみ、そこからモンゴルを背負う男に這い上がって欲しい」
そういう思いを込めていたというのは、最後に明かされるけど遅いよー。
ジュチの愛されたい、認めてもらいたい、という一身さが痛々しかったです。
最期に父子が分かり合えたのは救いでした。
全体的に人間ドラマが薄っぺらく見応えがありませんでした。
テムジンにカリスマがあり、戦法に長けていて、とか全然あれでは伝わってこないのですが。。。
反町隆史さんや菊川怜さんは、芝居をしているぞ、というオーバーな演技なので舞台の方が似合うのではないでしょうか。
2007年1月26日(金)よみうりホール
26日に行われた報知の試写会は、日本初だったようです。
恒例のプレゼントは今回は、松山ケンイチさんサイン入りの非売品プレスでした。
。。。当たりませんでした、残念。
こういう歴史ものって男性は好きかもしれません。
ご年配の客も多かったです。
4ヶ月にわたるオールモンゴルロケ。
総製作費30億円。
モンゴル軍兵士5千名がエキストラ参加した騎兵隊戦闘シーン、
2万7千名のエキストラが参加した即位式、など見所はその辺りでしょう。
“ハリウッド映画で日本人を描くと少しおかしいように、
日本人がモンゴル人を演じることに心配はあったけど、モンゴルでは好評だった。”
というニュースも見ました。
モンゴル建国800年記念作品として、
史上最大の帝国を築いた男チンギス・ハーンを映画化。
minkさんの温かな歌声、スケールの大きい主題歌も良かったです。
「デスノート」L役のイメージが強い方には、松山ケンイチさんの浅黒い肌で眼力ある演技にまたグッとくるのではないでしょうか。
艶やかな女性から老婆まで貫禄たっぷりの、若村真由美さんの熱演も光っていました。
<公開時コピー>「私は、あなたの息子として死ねるでしょうか?」
<あらすじ> 1162年6月、モンゴル部族ポルジギン氏族の長イェスゲイ・バートルの妻ホエルンが、第一子を出産しようとしていた。
ホエルンはメルキト部族の男の妻だったが、イェスゲイに略奪されたのだった。
タタール族を倒したイェスゲイのもとに男児が生まれたという報せが届く、それがテムジン、
後のチンギス・ハーンの誕生であった。
14歳になったテムジンは、父に連れられて花嫁探しの旅に出る。
一夜の宿を借りたオンギラト部族族長デイ・セチェンの娘ボルテに一目惚れし、二人は婚約する。
またボルテの幼馴染ジャムカと出会い、夢を語り合い、生涯の友情を守る“按達の誓い”を交わす。
先に帰った父がタタール族に毒殺されたという報せが届き、テムジンは帰郷するが、
新しい族長となったタイチュウト氏族のタルグタイが、母親が略奪された身である事を理由にテムジン一家を置き去りにする。
1183年、過酷な少年時代を生き抜いたテムジンは、優れた指導者に成長し、
ようやくボルテを迎えに行くがジャムカとの結婚を控えていた。ボルテはテムジンを選ぶ。
2年後、父と“按達の誓い”を交わしていた大国ケレイトの王トオリル・カンに忠誠を申し出たその秋、
ホエルンの元夫メルキト部族のイェケ・チレドが、テムジンたちを襲撃、ボルテを奪って復讐を果たす。
トオルリとジャムカに援軍を頼んだテムジンは10ヵ月後やっとボルテを取り返すが、
その時、ボルテは妊娠し臨月を迎えていたのだった。。。
・本 森村誠一 「地果て海尽きるまで 小説チンギス汗」
・2月28日発売 ミュージックコレクション(DVD付) 「蒼き狼 地果て海尽きるまで」
ケビン・ヨースト、ジェイソン・シェフ(シカゴ)、東方神起、呉汝俊(ウー・ルーチン) 、伍佰(ウーバイ) 、Yilana(イラナ)、ジョセフ・ウィリアムス[ex, TOTO]による、チンギス・ハーンへのトリビューと曲を収録。
・主題歌 mink 「Innocent Blue~地果て海尽きるまで~」(DVD付)
反町隆史 ・・・・・テムジン/チンギス・ハーン
菊川怜 ・・・・・・ボルテ
若村麻由美 ・・ホエルン
Ara ・・・・・・・・クラン
袴田吉彦 ・・・・ ハサル
松山ケンイチ ・・ジュチ
野村祐人 ・・・・ボオルチュ
平山祐介 ・・・・ジャムカ
永澤俊矢 ・・・・ダヤン(ジュチの副臣)
刈谷俊介 ・・・・チャラカ(イェスゲイの部下)
神保悟志 ・・・・タルグタイ(タイチュウト氏族族長)
唐渡亮 ・・・・・イェケ・チレド(メルキト部族:ホエルンの最初の夫)
今井和子 ・・・・コアクチン(ホエルンの付き婆)
池松壮亮 ・・・・テムジン・少年時代
保阪尚希 ・・・・イェスゲイ・バートル
榎木孝明 ・・・・デイ・セチュン
津川雅彦 ・・・・ケクチュ(シャーマンの教祖)
松方弘樹 ・・・・トオリル・カン
□HP http://www.aoki-ookami.com/
(以下ネタばれあり)☆☆★★★
敵の妻だった女から生まれた息子、敵の種じゃないかと疑われた息子、
その疑惑と孤独と一番わかっているはずのテムジンなのに、
同じ運命をもって生まれた子供にジュチ(よそ者)と名付け、過酷な任務を与え続ける。
「苛烈な戦いを知り、孤独に苦しみ、そこからモンゴルを背負う男に這い上がって欲しい」
そういう思いを込めていたというのは、最後に明かされるけど遅いよー。
ジュチの愛されたい、認めてもらいたい、という一身さが痛々しかったです。
最期に父子が分かり合えたのは救いでした。
全体的に人間ドラマが薄っぺらく見応えがありませんでした。
テムジンにカリスマがあり、戦法に長けていて、とか全然あれでは伝わってこないのですが。。。
反町隆史さんや菊川怜さんは、芝居をしているぞ、というオーバーな演技なので舞台の方が似合うのではないでしょうか。
2007年1月26日(金)よみうりホール