先日フェイスブックにて梅ヶ島は、標高400m~2014mなので、下流では桜が上流では梅が見頃です。とお伝えいたしました。読者の方から訂正のコメント(お叱り?)をいただきましたので、お詫びと訂正をさせていただきます。
400mは民家が点在し始める入島集落あたりですが、正式には「瀬戸橋」326mが下流の大河内と最上流の梅ヶ島との境なので、標高326mから梅ヶ島が始まります。
ちなみに、2014は南アルプスの山伏岳(やんぶし)の高さですが、ここも梅ヶ島に属します。従いまして梅ヶ島は、326mから2014mにおよび、標高差1,688mとなります。
東京の高尾山が標高599mですから、高尾山を縦に三つ重ねたくらいの標高差ということです。
余談ですが、2年連続「清流日本一」と認められている安倍川は、静岡市葵区梅ヶ島で湧水が集まって小さな流れとなり、多くの湧水支流が集まって大きな流れとなり、一級河川にまで成長し、静岡市駿河区にて駿河湾に流れ込みます。
途中一つのダムも無く、一級河川としては大変珍しい1つの市内で川の一生の一部始終が観られるる自然のままの川です。
東京農業大学の社会人講座6/28-29や隠れ茶を守る会の安倍川源流トレッキング6/21-22では、この「安倍川が生まれる瞬間」を観ながらオオイタヤメイゲツ(カエデ科)の森を散策いたします。